本部
未来の戦友を育てよう?
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/04/18 15:00
- 完成予定
- 2016/04/27 15:00
掲示板
-
現場きょーいくっ!
最終発言2016/04/18 09:24:31 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/04/14 21:57:48
オープニング
●新しい季節
四月は新しい年度の始まり。エージェント業は年齢も学歴も関係なく就けるものだが、何だかんだ言って四月はやはり新人エージェントが多く入ってくる。せめて学校を出てからという意識が働くのかもしれない。
今年の四月も、例にもれず新しい人材がそこそこ入ってきた。これから依頼を通じて成長し、いつかは先輩エージェントと肩を並べて戦場に立つ者もいるだろう。本来であれば研修や訓練課程を経てから依頼現場へ送り出すのが常道と言える。
しかしH.O.P.E.は基本的に人員不足。新人とはいえ懇切丁寧に指導を施してやれる余裕はない。彼らは戦力として扱われることになり、エージェント契約を結んだ直後に現場へ放り出されることもよくある。いわゆる『俺の背中を見て覚えろ』というやつ。
急に従魔退治にあてがわれて、てんやわんや。そんな光景はこの季節によく見られる。毎年の恒例行事である。
●駅前、事件発生
日中、快晴、駅前には多くの人が入り乱れる。
至って平和な時間。しかしそれをぶち壊すように、奴らは現れる。
「逃げろーーーーーーー!!!」
誰かが言った。大声に反応して、何事かと駅前の人々が一斉に視線を動かす。
人通りのど真ん中に現れたのは、無数の犬だった。それらは尻尾の先が半透明で、炎のように揺らめいており、従魔であることが一目で理解できる。
従魔どもは即座に通行人たちに襲いかかり、駅前ののどかな風景はあっという間に悲鳴あふれる事件現場へと変貌を遂げた。
●ルーキー同伴
「駅前に従魔の群れが現れることをプリセンサーが予知しました。敵は犬型のミーレス級従魔が30体、その場にいる一般人を襲うようです。駅前には逃げ遅れた者が数名おり、また駅の中には逃げられずにいる人々が大勢います。彼らの安全確保を最優先として下さい」
ブリーフィングルームに集まったエージェントたちへ向け、オペレーターが事件の詳細を伝える。そして室内の隅っこには、2名の男女が控えていた。
「人手があって困ることはないと思いますので、新人さんも連れていって下さい。数が多いとはいえ敵はミーレス級ですので皆さんの負担になることはないかと。現場経験を積むことは大事ですので、お願いします」
そう言うとオペレーターは2名の新人エージェントに挨拶を促した。
「四月からエージェントになりました、道長といいます! よろしくお願いします!!」
威勢の良い青年、道長は短い挨拶を終えると深く頭を下げた。
「あの……ご迷惑おかけするかもしれませんが、頑張ります……。あ、佐恵です」
物静かな少女、佐恵はどこか自信がなさそうな態度である。
「彼らの能力に関するデータは端末に送っておきましたので移動中に確認しておいて下さい。従魔たちの掃討をよろしくお願いします」
新人指導も兼ねた依頼というわけだ。ともかく今は悠長に話しているような時間はない。エージェントたちは新人を伴い、輸送機の発着場へと向かう。
ミーレス級のみの比較的に軽い仕事ということで新人エージェントがあてがわれたものの、現場にて予定外のデクリオ級従魔と交戦することになるとは、誰もが知る由もなかったのであった。
解説
■目的
・従魔の討伐+新人トレーニング
敵を倒すことはもちろん、新人たちに経験と自信を与えてあげて下さい。
先輩として彼らにエージェントとしての第一歩を踏み出させてあげましょう。
全て自分たちでカタをつけてしまったり、新人に大怪我を負わせたりしたら失敗となります。
■敵戦力
ミーレス級従魔『ハウンド』30体
体長1m未満の犬型従魔。主に牙による噛み付き攻撃を行う。
特別な能力を持たないシンプルな敵。
デクリオ級従魔『ヘルハウンド』2体(PL情報)
体長150cm程度の犬型従魔。
ハウンドが残り10体になった時点で出現する。
噛み付きの他に、口から炎を吐く範囲攻撃を行ってくる。
炎は命中対象に減退(1)を付与。
■味方戦力
新人エージェント2人
・道長(ミチナガ)
攻撃適正のドレッドノート(ブレイブソード装備・活性化スキルはヘヴィアタック、オーガドライブ)
従魔を倒すという気持ちが先走り気味で、視野が狭くなる傾向あり。
攻撃行動は問題ないが、突っ込みすぎて危険に陥ったり、周囲の一般人に気が回らないことがある。
・佐恵(サエ)
命中適正のジャックポット(オートマチック装備・活性化スキルはストライク、トリオ)
視野を広く保ち、状況に応じて行動する柔軟性はある。だが肝心の戦闘面に難あり。
慎重になりすぎて攻撃を外してしまうことが多い。
適正とクラスからして当てる技術は備えているはずで、専ら精神面の問題である。
■場所
駅前。周囲に建造物はあるが現場は開けた場所。
日中で晴天。視界良好。
駅外にいた一般人は避難済みだが、逃げ遅れた者も数名いる。
駅舎内には逃げられなかった人々が残っている。
PCたちが現場に到着した時点で5体のハウンドが駅舎に侵入している。
■状況
ハウンド出現と同時にPCたちは現場に到着します。
新人エージェントの面倒を見ながら戦うことになる。
彼らは基本的に先輩エージェントであるPCの指示に従います。
マスターより
どうも、星くもゆきです。
今回は新人さんと一緒に依頼をこなして頂くことになります。
指示や注意を交えて彼らを指導し、且つしっかりと成功体験をさせてあげることが肝要です。
予定外の敵でも退けることが出来たなら2人にとっても大きな自信になることでしょう。
初依頼参加となるPCさんは新人として参加しても良いですし、経験者として参加でも良いです。
「新人なのに経験者みたいに扱われている……」とか焦っていても可ですね。
リプレイ公開中 納品日時 2016/04/29 19:46
参加者
掲示板
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現場きょーいくっ!
最終発言2016/04/18 09:24:31 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/04/14 21:57:48