本部
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 6人 / 4~6人
- 英雄
- 6人 / 0~6人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/03/29 22:00
- 完成予定
- 2016/04/07 22:00
掲示板
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/03/26 12:16:38 -
相談卓
最終発言2016/03/29 21:24:23
オープニング
●広州市、非常事態につき
プリセンサーが広州市の襲撃を察知し、緊急編成されたチームは市内有数の観光地である石室教会堂へ向かった。従魔の襲撃があったと聞いているが、車を降りても教会からは何も聞こえない。時刻は真昼、既に周辺避難は完了している。
『目撃証言によると、ミサの最中に突然コウモリのような従魔が襲ってきたらしい。教会はパニックになり、人々は我先にと外へ逃げ出した。押されて怪我をして動けなかったり、逃げ遅れて隠れている人も10人くらいいるはずだと聞いている』
教会へ急ぎながら、オペレーターの説明を思い出す。ここ広州市で散発的に発生している襲撃事件、主導していると思しき愚神はまだ特定できていない。ここにこそ、その愚神は現れるだろうか。
――エージェントたちが教会の扉を開けて中へ入ると、荘厳な堂内を水を打ったような静粛が包んだ。
逃げる人々が通ったあとは、まるで暴動があったかのように椅子などが散乱しているが、従魔の姿は見えない。と、どこからか風が吹いているのか、天井に下げられたシャンデリアがギィと鳴り。
「……たすけて、」
消え入りそうな声は頭上から。見上げると、豪華なシャンデリアの上にそれはいた。皮膜の翼を持つ小悪魔のような従魔が、一人の女性から血を啜ろうとしている。1体がギィという鳴き声で警戒を伝えると、影という影から飛び立った従魔たちが一斉にエージェントに襲い掛かった。
●白昼の一手
「ああ、面白かった! ほんと、おなか痛い」
神が私たちを永遠の命に導いて下さいますように。
祈りの直後に死に直面した人間の、あの絶望に満ちた悲鳴!
ひとしきり悦に入って、その愚神は狂気染みた笑みをますます深める。
「さあ、君たちはどんな顔をするのかな?
その従魔は、吸血鬼の真似事をして人を食らう。大いに苦しんで干からびて死ぬよ?
フフ、目の前で人間がミイラになるところなんて、なかなか見られないでしょ?」
遠隔地で行われる虐殺を肴に、愚神は手にしたグラスを傾けた。
映像の中では、石造りの厳かな聖堂が血生臭い戦場に成り下がる。
「みんなで喜びを感じる典礼なんだってね。なら、せっかくボクの用意した愉しいゲームなんだ。
パンと葡萄酒なんてケチなこと言わずに、肉と血でやろう」
君たちも、遠慮なく悦びに酔い痴れるといい。薄いくちびるがゆっくりと弧を描いた。
解説
概要
広州の教会に従魔が出没し、10人程度の一般人が逃げ遅れています。人々を救出し、従魔を掃討してください。
敵構成
・ミーレス級従魔『屍食鬼亜種』(グールヤンガー)×10体程度
ゴブリンのような小柄の悪魔で、皮膜を広げた幅は1.5メートルほど。
特殊攻撃はなく、爪や牙、長い尾(射程5)が武器となります。
単体ではさほど脅威ではありませんが、数が多いです。
言語も解さず、あまり頭はよくありません。
救助対象の発見について
・祭壇の影、ベンチの下などに何らかの理由で動けない一般人が10人程度います。
発見を試みる場合、1D20で判定します。(目標値は10、プレイング等による増減有)
・従魔も一般人の発見を試みることができます。
襲われた一般人は次ラウンドで死亡判定が発生します。
※OPに登場した女性のみ、既に襲われています。彼女を確実に助けるには最初の1ラウンドが勝負です。
状況
・戦闘エリアは瓦礫の散乱した屋内で、広さ20×10スクエアとします。
・壁は花崗岩とステンドグラスで、床から5メートルの高さにシャンデリアがあります。
・任務に急行したため、一般物の持ち込みが難しくなっています。
・プリセンサーの予知で、敵の戦闘能力は既に明らかです。
※●白昼の一手章はPL情報です。この情報はPCが知っているものとして扱うことはできません。
マスターより
こんばんは。アラビアから従魔のお土産です。
よろしくお願いします。
リプレイ公開中 納品日時 2016/04/05 23:31
参加者
掲示板
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/03/26 12:16:38 -
相談卓
最終発言2016/03/29 21:24:23