本部
我は最強愚神也。
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 6人 / 4~6人
- 英雄
- 6人 / 0~6人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/01/28 15:00
- 完成予定
- 2016/02/06 15:00
掲示板
-
歯を食いしばれよ最強(以下略
最終発言2016/01/27 21:59:14 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/01/24 19:32:12
オープニング
「この我に刃向うとは良い度胸だ。その度胸に免じて貴様のライヴスは我が頂く」
1人の侍みたいな格好をした愚神が静かにそう呟く。片手には刀を携え、その刃先がギラリと光沢を放つ。
「チッ! クソ! 俺も……ここまでか」
「……!」
その愚神。侍の最後の一撃で相手をしていたエージェントはなす術もなく倒れた。そしてそこから放出されるエネルギーの供給源。ライヴスを捕食する。
また1人。この世から能力者であるエージェントが消え去った。少し由々しき事態。しかし我と名乗る侍。愚神はそんな事には目もくれない。そして一言呟いた。
「我は最強愚神也」
――場所はH.O.P.E.東京海上支部。既にプリセンサーが反応し、敵のドロップゾーン形成を確認した。事態はこれまでにない緊張で張りつめていた。
「良いですか? 皆さん。今回の敵は愚神です。しかもゾーンルーラーとして非常に強力な輩となっております。ただ、相手は倒したエージェントをライヴスの供給源としているのでこちらとしても慎重に事を運ばなければいけません」
H.O.P.E.の職員は実に淡々とした口調でそう言った。しかしそこに集まったエージェント達は沈黙でそれを跳ね返す。そんな複雑な錯綜の中、話は進む。
「そこで今回の任務は既にご存知の通り、少数精鋭で相手の愚神の殲滅に対応して貰います。出来るだけ迅速に、かつ被害を最小限に抑えて」
その時、職員である説明していた男の携帯電話が鳴った。そこにいる誰もが嫌な予感がしたのは言うまでもない。
幾らかの経緯を聞いていた男は深い溜め息を吐くと手にしていた携帯電話を切った。そして言う。
「――遂にもう最後のエージェントも敵の手中に落ちました」
つまり、それはそのエージェントの死を意味していた。その場の沈黙が少し焦りを帯び始める。どうやら敵は予想以上に手強い様だ。
「もう躊躇している暇はありません。ここに集まっている皆さんの覚悟は承知の上で申し上げます。どうにかして相手を倒して下さい。やり方はお任せします」
「――ただ……」
職員の男はそこで一度言葉を切った。そして躊躇いがちに続ける。
「命の保証はないものと思っていて下さい。相手は自らを最強の愚神と名乗っているほどです。場所は埼玉県に位置する秩父の山岳地帯。情報によりますと相手は己の強さを求めている好戦的な輩です。今ここに集ったあなた方がやられれば相手はまたそのライヴスを奪い一段と強くなります。その場合、また新たな援軍を呼ばなければなりません。なので……」
職員の男は最後にこう言いきった。
「今ここにいるあなた方が頼りです」
解説
今回もバトル的展開です。しかし至ってシンプルな筋道です。相手の愚神を倒せばいい。ただそれだけです。しかしその代わりそれぞれの思考や思惑が錯綜していく。そんな所を楽しんでいただければなと思います。因みに相手の愚神の目的は以下の通りです。
・ドロップゾーンの形成はしているが、より強い者を求める為に生まれてきた。その欲求は戦闘のみ。
・ゾーンルーラーとは言え、そこにある地形を変えたり相手を惑わす事は一切しない。従魔や愚神を呼び寄せる事も無い。
・相手が何人いようが構わない。逆にその分ライヴスを補食、あるいは吸収し強くなれると思い込んでいる。
・汚い手は使わない。侍の如き思念で己の愛刀一本で勝負する。
H.O.P.E.職員の鼻を明かすド派手な戦いを展開してみせましょう!
マスターより
えー。絶不調ながらも風邪は引かないダメな奴。マスターのふーもんです。またも戦闘。今回もバトル。しかし至ってシンプルな内容だと自負しています。
タイトルの通り、相手は自分を最強だと思っています。しかし難易度は普通。気兼ねなくコテンパンにのしてやって下さい。その方が愚神にとっても本望でしょう。
皆さんの活躍を期待して待っています。
リプレイ公開中 納品日時 2016/02/04 18:40
参加者
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歯を食いしばれよ最強(以下略
最終発言2016/01/27 21:59:14 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/01/24 19:32:12