リンクブレイブ

ベルギーのトゥルネー出身。欧州の古い町には昔の塔がよく残り、中世から塔守りが番をし、鐘やラッパで危機を知らせてきた。祖父は退役軍人で、現代では退役軍人に名誉仕事の一貫で塔守りの仕事が与えられ、伝統保存や観光用の仕事となっている。そう思われていた。 ある日、従魔の群れがトゥルネーを襲撃、愚神や英雄が歴史や土地や神話にどう影響を受けているかは未確認だが、ベルギーのとある大聖堂には五つの塔があり、そこを押さえることが愚神にとって重要だったらしい。五人の塔守りは当時はまだ人間がわには重要な守護地などとは思われておらず、それでも祖父は刃もついていないハルバードで必死に戦い時間稼ぎをし、時代がかった鐘を鳴らして危機を知らせて死んでいった。 自分がベルギーの国獣ライオンであることは、祖父の意思を継いでこの町の、ひいては守護獣になるべきという意味ではないかと考え、塔守りであると名乗り、その恰好で戦う。

戦える力を手にした以上、この国を守りたい。訪れた事の無い名所、まだ出会っていない運命の人の居る土地、そこを荒らすなんて許さない。理屈ではなく、国を守りたいのだ。

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倒さなければならない存在がおり、目的実現のため力をつけようと思ったため

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