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あの戦いを経て男は少年の目の前に現れた。男の目には生気が煌いていた。男の目に写る彼には死への渇望が溢れていた。だから彼は手を伸ばした。お互いが生きる為に。「終わらせねぇよ、お前も、俺も」そうして地獄を望む少年に、この世に縛る呪いを贈った。◆その名に違わぬ伽羅の香りを纏った男。退廃的な雰囲気を醸しつつも、その意思は生に傾いている。

【颯佐→伽羅】伽羅【伽羅→颯佐】颯佐、時々小僧◆仲は特別良くもなければ悪くもない。やや颯佐が淡泊ではあるが戦闘能力に関しては互いに信頼している様子。◆奈落を求めた少年に、生を求めた男が結んだ誓約。「資格を得るまで生きて戦え。地獄に堕ちるその日まで」かつての英雄に逢いに逝くと誓った少年は、資格を得るべくその呪いを受け入れた。 ――「女のくせに気が強くて、口調は男みたいで。でも寂しがり屋だから、早く逢いに行ってやらないと」「だが今はまだ資格がないと伽羅が言うから。今死ぬわけにはいかないんだ、今死んでも逢えないから。だから今は戦うんだ、地獄に堕ちるその日まで」

後ろでひとつに纏めた伽羅色の髪に漆黒の瞳。退廃的で艶やか。歌舞いたならず者。大体いつも面白そうな笑みを浮かべている。◆三人の髪型、服装等描写の際はTOPか最新の基本系イラストで確認願います。