リンクブレイブ

田舎で平凡な生活を送っていたが、ある日弟が山へ行ったきり戻らなくなった。 探しに行こうとしたが、女子だから危険だという理由で止められ、後日弟は山で迷って愚神に殺されたとわかった。 彼女は自分が探しに行けなかったこと、その理由になった自分が女であることを責めた。あの時自分が非力な女の子でければ弟を死なせなかったと力を渇望し、自身の性別を厭うた。そして力を得るためにエージェントと相成り、「非力な女の子」の自分から逃げるように一人称を「オレ」とし、男のような言葉遣いをするようになった。可愛さなんて求めていない。ただ、弟を殺した愚神に彼と同じ苦しみを与えられる力が、それだけの強さが欲しい。

国と言う程大きなものではなく、自分の知る人達を守りたい。何かあった時に駆けつけて救いたい。大事な人を助ける剣で在りたい、盾で在りたい。あなた達はきっと僕が守るから。

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故郷が支配地として奪われた、肉親、友人、恋人を愚神に殺されたなど、強い感情に駆られたため

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