リンクブレイブ

「若者の未来を切り開く。わたくしにとって、これほど幸せな余生はありません」 騎士の名家に産まれた、凛とした初老の女性。御年７０歳。エージェント『北里芽衣』の母方の祖母にあたる。孤児となった芽衣を引き取る予定の人物だったが、親族の強い反対を受け引き取る事ができず、その事を強く後悔している。 その後、まだ幼い芽衣がエージェントになったことを聞き、老い先短い自分の命を若者や他の人間の為に捧げることを決意した。 英雄ヘルマンとの誓約は『人の未来を切り開く剣となること』で、共鳴すると、古風な騎士甲冑にその身が包まれる。 誓約後、エージェントとなった際にアイアンパンクとなることで身体能力を補い、煩わしい親族とも離縁。持っていた屋敷と莫大な資金も、Ｈ・Ｏ・Ｐ・Ｅに贈与した。 現在は、受け継がれてきた騎士としての矜持と、僅かな荷物、それに亡き夫の遺品の懐中時計を持ち、騎士としての第二の人生を謳歌している。

国と言う程大きなものではなく、自分の知る人達を守りたい。何かあった時に駆けつけて救いたい。大事な人を助ける剣で在りたい、盾で在りたい。あなた達はきっと僕が守るから。

　愚神や従魔を斬り屠る剣となり、若者、さらに言えば人類の未来を斬り開くこと、よき模範となる人物であること。 　また、それとは別に、祖母として芽衣を引き取り、養育したいとも考えている。

尊敬すべき友人や上司、両親などに出会い、世界に報いたいと思ったため

　僅か１１才の芽衣がエージェントになった事を聞き、人類の未来の為に残りの人生を捧げようと、決意を固める。 　その願いが届いたのか、想いを同じくする英雄、ヘルマンが眼前に現れ、誓約を果たした。

互いを認め合った深い主従関係であり、ヘルマンはフェルナの想いの気高さを高く評価している。フェルナの事をマダムと呼ぶヘルマンだが、フェルナの中世の風情を感じさせる印象と合わさり、違和感を感じさせない。

　現代には似つかわしくない、西洋のドレスと日傘を愛用しており、どこかファンタジー世界や中世の高貴な貴族を思わせる格好をしています。 　かなり目立ちますが、見事に着こなしている為、悪い印象は与えません。