リンクブレイブ

◯10人どころか1万人すれ違っても誰ひとり振り返らないだろう圧倒的無個性影薄い系男子高校生。眼鏡。成績は上の下、運動は苦手、趣味は読書とインターネット。得意な事は細かい作業、苦手な事は目立つ事。◯内気で弱気。基本猫背。一つの事に集中したり、感情が高ぶると周りが見えなくなる。◯両親は刀匠であり、世界蝕が伴った経済成長の影響をあまり受けずに育った事も手伝ったか、英雄、愚神、ヴィランといったモノが遠い世界の出来事に見えていた。◯敵との戦闘を怖がり、死と隣り合わせの状況に縮み上がる。自身をエージェントたらしめたこの能力を恨んでさえおり、任務に対しては後ろ向きな姿勢。だが、そんな自分が嫌いで、変わりたいと思っている。

この先どうなるか解らない。敵がいつ本格的に襲ってくるか解らない。そうじゃなくても、何時危険な事が起こるか解らない。そんな時に少しでも生き延びる力を持っていたい。

「目標なんて……そんな、格好良い事は言えません。戦うの怖いし、敵、怖いし……英雄の力も、正直ちょっと怖い。……でもそれ以上に、そんな自分が嫌いだから……取り敢えず、やってみるんです。『英雄ごっこ』を」

能力者の力に目覚めたからにはこの力を世の為に使うのが使命だと思ったため

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