本部
未来の私へ
- 形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 6人 / 4~6人
- 英雄
- 6人 / 0~6人
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2019/04/07 12:00
- 完成予定
- 2019/04/21 12:00
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2019/04/06 13:20:41
オープニング
●
ひらり、ひらり。
薄桃色が舞う。
ひらり、ひらり。
花弁が舞う。
ひらり、ひらり。
ひらり、ひらり。
──嗚呼、春がやってくる。
●
「お集まり頂き、ありがとうございます」
東京都、某所。住宅地の中にある小さな館の前で、四月一日 志恵(az0102)はエージェントたちに向けて一礼した。
その頭にふぅわりと、薄桃色の花弁が落ちる。志恵は指で摘まみ取るとその傍らを──敷地内にある桜の木を見上げた。
「……散り始めるのは早いですね」
小さく呟いた彼女は目を細め、やがてエージェントたちへ視線を戻す。
「"入れる物"はお待ち頂けましたか?」
勿論、とエージェントは頷いた。それがなければ来た意味がない。
「ではこちらへ。袋も持ってきていますから、手紙などがあればこちらへ入れておくと良いと思います」
プラスチックのケースを開き、数枚のビニール袋も取り出した志恵。その後ろ──館の中から1人の女性が出てくる。
「タイムカプセル 、大丈夫そうですか?」
「はい。皆さん──既にお知り合いの方もいらっしゃるかと思いますが、改めてご紹介しますね」
志恵の紹介に女性が軽く会釈する。彼女はこの館──図書館同種施設の司書であり、今回埋める場所を提供してくれた人物でもあった。
「さあ、入れる物に思い入れがある方も少なくないとは思いますが……いつまでもそのままでいるわけにはいきませんからね」
いつか、振り返るために。ここに集まった一同はそれぞれ何か1つ、想いを残していくのだ。
解説
●概要
タイムカプセルに品物を入れ、思い思いに過ごす
●詳細
皆様は志恵に誘われて、タイムカプセルを埋めることにしました。
入れる物は1人1つまで、掌に乗るサイズでまでならOKです。食品など腐るもの、水分を含むものはご遠慮ください。全員で1つのタイムカプセルに入れます。
スコップは貸し出されますので、庭の隅にでも埋めさせてもらいましょう。
尚、埋めたあとは敷地内でご自由にお過ごし頂けます。タイムカプセルへ入れた物に思いを馳せるもよし、未来の自分を想像するもよし。図書館(後述)で読書をしたり庭で小さなお花見もできるでしょう。
●ロケーション
埋めるのは住宅街の中にある、小さな館の庭です。さほどの広さはありませんが、1本だけ桜の木が植えられています。
館の中は図書館に近いものとなっており、貸し出しはできませんが施設内での読書が可能です。飲食可。
●NPC
四月一日 志恵:タイムカプセルを埋めた後、特に誘いなどがなければ本を読み耽ります。
シェラザード:埋める作業を手伝った後、図書館内の日差しが入る窓際で机にうつ伏せになっています。お昼寝をしてしまいそうです。
マスターより
秋雨と申します。リンクブレイブで出す、最後のシナリオです。
最後は未来を書くのではなく、未来へ向かう現在の皆様を書かせて頂きます。さて、皆様は何を残すのでしょうか。
掘り返すのは何年後か、何十年後かもわかりませんが……きっと皆様の気が向いた時、でしょう。
ご縁がございましたら、どうぞよろしくお願い致します。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2019/04/21 07:37
参加者
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2019/04/06 13:20:41