本部
一輪だけの白百合
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 2人 / 4~6人
- 英雄
- 2人 / 0~6人
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2019/02/18 07:30
- 完成予定
- 2019/03/04 07:30
このシナリオは5日間納期が延長されています。
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オープニング
●闇に飲まれし者
百合亜が目覚めたのは、樹海だった。
木々の間、微かな光が差し込む。その光が一筋の蜘蛛の糸をきらめかせ、百合亜はその細い糸が自分の手首に絡みついていることに気がついた。
「……リリア? どこに行ったの?」
物心がついた頃から、自分の中には真っ暗な闇があることを知っていた。
その闇を受け入れてくれる存在にやっと出会えたのに……。
百合亜は唇を噛む。
「……このまま終わるなんて、嫌よ……」
百合亜は周囲に倒れている美形の青少年たちを見渡した。かろうじて息がある彼らの中で、黄色いサンタの服を着た奇妙な少年に百合亜は手を伸ばした。
●希望を探して
「なんだか、まだ慣れないわ」
「……そうだな」
「あら? 私が言いたいことがわかるの?」
「戦いのない日常が……だろう?」
愚神や従魔が全くいなくなったというわけではないが、王がいなくなったことにより、彼らとの戦いは激減していた。
「ヴィクターが人の心がわかるようになるなんて……平和な日常以上に信じられない」
「最近の人工知能の技術は目覚ましいものがあるだろ」
「……機械という設定はしっかり守られているわけね」
日が沈む土手に差し掛かったところで、ヴィクターと沙羅に声をかける少女がいた。
「あなたたちはエージェントよね?」
「ええ、そうよ……」
沙羅は少女の姿に見覚えがあるような気がした。
「リリアを連れて来てよ」
「リリアって愚神の? あなたは……」
「リリアを連れて来れないなら、これと死ぬわ」
百合亜はエーリクの首根っこを掴んで、その首にナイフを突きつけた。
解説
●目標
・百合亜の説得。(百合亜については、前シナリオ『二輪の白百合』を参照)
自分の心の闇を持て余している少女に、生きることの大切さ、心の闇をコントロールすることの大切さ、そのために必要な知恵と勇気を伝えてください。
・百合亜からリリアのドロップゾーンが消滅した場所を聞き出し、リリアのコレクションになっていた青少年たちを保護してください。
●登場
・百合亜・・・突然いなくなった愚神リリアを探している。
・エーリク・・・かつて、リリアの力を借りて行動していた。
●場所と時間
・土手
・夕刻
●状況
・「人間は苦手だ。説得を得意とする者を寄越してくれ」と、ヴィクターから本部へ連絡があり、本部はあなたたちに事態の収拾を依頼しました。
※オープニングの前半及び以下はPL情報となります。
・王に心酔していたリリアは霧散した王の気配を追って、世界の狭間へと旅立ちました。
マスターより
こんにちは。gene(ジーン)です。
最終決戦、お疲れ様でした!
王が生み出した愚神のひとり、リリアによって弱い心を惑わされた少女を救ってください。
なお、ヴィクターと沙羅はその場に居ますが、気の強い百合亜の扱い方がわからずに途方に暮れるばかりで、役立たずです。
関連NPC
参加受付中 プレイング締切日時 2019/02/18 07:30
参加にはSC1,000が必要です。
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