本部
- 形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 6人 / 4~15人
- 英雄
- 6人 / 0~15人
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2019/01/18 22:00
- 完成予定
- 2019/01/27 22:00
掲示板
-
ガリアナ帝国復興【相談板】
最終発言2019/01/17 15:11:32 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2019/01/16 23:17:40
オープニング
●在(あ)りし故郷を取り戻す
雲一つない晴天に恵まれたこの日。
地中海に浮かぶ帝都ドームに、拡声器を通した女性の声が響きわたった。
『――皆さん! 本日はお集まりいただきありがとうございます!』
ところどころ破壊の痕跡が見られる神殿を背に、大勢の人へ呼びかけているのはガリアナ帝国女帝・ヨイ。
整列して彼女へ視線を返すのはH.O.P.E.エージェントと、褐色肌に現代の服装をまとう帝国民たち。
『すでに承知の通り、犯罪組織・マガツヒの2度にわたる襲撃で帝都は甚大な被害をこうむりました』
ヨイの声音が若干くもり、帝国民の表情にも苦い感情が浮かぶ。
エージェントの活躍により帝都崩壊の危機こそ免れたが、すべての破壊をくい止められたわけではない。
加えて2度の侵攻が短い期間で行われたこともあり、未だ襲撃の爪痕は目に見える形で残っていた。
『しかし、我々帝国民はH.O.P.E.と呼ばれる組織に属する勇敢な人々の助けにより、再び出会えました』
とはいえ、暗い雰囲気はすぐにヨイの言葉で霧散する。
つい先日まで水晶内で眠っていた帝国民だが、奇跡的に死者は出なかった。
それがエージェントの功績だともすでに知らされており、帝国民は笑顔で彼らを見つめる。
『そして今もまた、我らが願った故郷の復興のために、こうして多くの方が支援のために集まってくださいました。ガリアナ帝国の女帝として、何より一帝国民として、多大なる尽力への感謝を伝えさせてください。
――本当に、ありがとうございます』
そう深々とエージェントへ頭を下げたヨイに続き、その場にいた帝国民からも拍手喝采が送られた。
謙遜したり手を振り返したりと様々な反応を見せた後、エージェントたちは再びヨイへ視線を集める。
『それでは、当面の作業について説明します。
帝国民が目覚めてからの帝都は現状、どこがどこまで破壊されているのかすら分かっていない状態です。H.O.P.E.の方々が我々の生活基盤を整えることを優先してくださったこともそうですが、マガツヒが事実上の崩壊を迎えたことによる諸問題への対応に追われたこともあり、今日まで手つかずのままになっています』
オーパーツ製造国という最重要施設のため警備は厳重なままでも、それ以外の人員を割く余裕はなかった。
よって、帝都はマガツヒの首領が死んだ日の状態そのままで放置されていたことになる。
『そこで今後の復興計画を固めるためにも、各作業と並行して帝都の現状調査も行いたいと思っています。『王』という脅威が迫っている世界情勢からして、いつまでも多くのエージェントを拘束し続けることもできません。なので作業効率を上げられるよう、互いに声をかけるなど協力して取り組みましょう』
ヨイの言葉に帝国民が大きく頷き、さらに続ける。
『私は監督役として全体指揮を行いますので、補佐として上位神官の数名は残ってください。『天蓋の世界樹』の祭壇に異常が残っていないかなど、帝都に組み込まれた各種オーパーツの点検や調整も必要ですから』
その言葉に年輩の神官が自ら手を挙げ、前へ出てきた。
『こうして多くのエージェントから助力を請える期間は数日ほどです。彼らの厚意を無碍にしないためにも迅速な復興という形で応え、次はよき友人として彼らを帝都へ迎え入れましょう!』
『はい!!』
ヨイの宣言に帝国民がやる気をみなぎらせ、帝都復興へと散っていった。
解説
●目標
帝都の復興支援
●登場
・ヨイ
ガリアナ帝国の女帝
マガツヒとの戦闘で被害が広がった帝都警備・修復作業・瓦礫処理・破損状況の調査など、
復興事業全般における責任者兼監督役として現地で指揮
・帝国民&神官
ガリアナ帝国民の有志ボランティア
現在は元セラエノの隠れ家で生活しているが、イギリスから駆けつけた
再び帝都で暮らすことを強く望んでおり、ヨイの指示で雑用を中心に行っている
ただし神官はかつてオーパーツ生産に携わったことから、技術屋に近い側面で助言を行う
●状況
マガツヒとの戦闘による破壊の爪痕が、帝都には未だ多く残っている
水晶から目覚めた帝都民は帰郷の念が強く、生活に余裕が出始めた頃から帝都復興の要望が高まった
ヨイから相談を受けたH.O.P.E.はすぐさまエージェント派遣と復興支援を決定した
●主な仕事内容
・帝都警備
マガツヒ残党やガリアナ帝国の技術力を狙うヴィラン組織の警戒および撃退
想定では帝都で発見されたオーパーツの強奪や、帝国民ボランティアの誘拐などが懸念される
(H.O.P.E.からの正式依頼であるため唯一報酬が発生するが、別作業との兼任は基本NG)
・修復作業
主にマガツヒが破壊した民家・神殿・オーパーツ工房など、帝都の全体的な修復補助
帝国の建築家の指示で専用のオーパーツを利用した修繕を行い、PCは雑用含む実作業員として参加
・瓦礫撤去
戦闘により破壊された建物の残骸を撤去する力作業
通路幅の狭さなどの安全面から重機は使えず、残骸破壊後の運搬も必要なため共鳴マンパワーが主力
・被害調査
2度にわたるマガツヒの襲撃により、被害の範囲や程度など不明点が多い
作業の優先度を定めるため帝都各場所の詳細な損害状況を調査し、作業員への連絡役も担当
マスターより
戦いって、終わった後の方がよっぽど大変ですよね
皆さんのおかげで世界と帝都ドームは守られましたが、残された被害は決して軽くありません
今はリヴィアさんの提案で異次元の隠れ家に住んでいる帝都民も、故郷への帰還を訴えるようになりました
というわけで、今回は帝都復興を支援しようというシナリオになります
PCに求められる役割はいくつかありますが、支障が出ない範囲なら兼任も可能です
警備担当だけは作業員の安全確保に集中してほしいので、兼任はご遠慮ください
なお、食事はH.O.P.E.職員と帝国民ボランティアが用意してくれますので、手ぶら参加も大歓迎ですよ!
リプレイ公開中 納品日時 2019/01/27 22:47
参加者
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最終発言2019/01/17 15:11:32 -
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最終発言2019/01/16 23:17:40