本部
- 形態
- ショートEX
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
- 1,500
- 参加人数
-
- 能力者
- 10人 / 4~10人
- 英雄
- 10人 / 0~10人
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/11/06 00:00
- 完成予定
- 2018/11/20 00:00
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
-
【相談卓】
最終発言2018/11/05 20:23:04 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/11/05 19:57:21
オープニング
このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●アイアム邪悪
そう、世界が終ろうとしているのです!
人々は不安を抱えていた。
世界各地で起きた異界化、従魔愚神の大侵略。
次はうちの町が壊されるんじゃないか。
でもそんな心の片隅で、自分は大丈夫だろうと慢心をして。
そうだ、世界が終ろうとしていて、当然の不安と、逃避の慢心。
世界はかつてなく、かつてなかった。
ヨーロッパの……
海が見える、素敵なこの町も、そんな街の一つでした。
店先に置きっぱなしのラジオから、インシィの者らがH.O.P.E.を支持する言葉が流れている。人々に希望を信じろと訴え続けている。普通に考えて、今人間同士で混乱し合い、奪い合い、生存戦略を繰り広げても、それは自滅に他ならないからだ。正論である。
そのおかげか、H.O.P.E.の尽力か、奇跡なのか、世界が映画のような世紀末に陥っていることはない。
でも。
そんな風潮を真っ向からぶん殴るのが、
「そうです。我々、マガツヒなのです」
混沌と。狂乱と。狂気と非道と外道と下劣と。ひとつまみの暴力。
白い、キザな帽子を投げ捨てた。白昼堂々。意外と、指名手配犯も堂々として居ればバレないものだ。指名手配のコツは罪悪感でコソコソおどおどしないこと。
「世界が終わるぞ! そして未曽有の希望が来る!!」
叫んだ。誰もが振り返る。こいつ気でも狂ったんじゃないかという侮蔑の目だ。
構わず、エトワールのように両手を広げる。
そう。きっと、果ての凪は幸福な大団円。《完璧な楽園》。
「シャングリラ。私の全てを貴方にあげます」
「おっけー」
「今までありがとう。どうもありがとう」
「さいごなんだね」
「楽しかった」
「すぐによくなる」
●公衆的エネミー
曰く。
愚神十三騎が一、《完璧な楽園》シャングリラがその身に貯め込んだライヴスを“爆発”させ、世界に一瞬、針穴程度の穴を開けて、愚神の『王』の一部――すなわち混沌を雪崩れこませ。【終極】で観測された異界化を超局地的に引き起こした。
真っ白い空。完全な静寂。乱立する黒い結晶柱――ライヴス汚染によって変質してしまった、人間だったモノ。
君達は走る。一瞬にして無となった、瓦礫の町を。
そうして辿り着いた。“敵”の前に。
「大丈夫。皆さんならきっと、勝てますから。絶望の数だけ希望があるって、知ってますから」
待っていたのは、シャングリラだ。だが声音はエネミーだ。それが、エネミーの残った自我なのか、シャングリラが模倣し再現した人格なのかは、もう分らない。ただ一つ確かなことは、それが絶対的な敵で、愚神であるということで。
「立ち向かわなくちゃ」
敵が言った。
「希望の為の絶望を。幸福の為の不幸を。皆さんならきっと、できますよ」
ソイツの目は、どうしようもないほど、憧憬と希望に塗れていて、絶望と悪意を嬉々として振りかざしていた。
「そう、世界が終ろうとしているのです。あちらこちらで混沌が悲劇が跋扈して」
曇白の空。灰色の町。黒い敵は、手を広げた。終わりつつある世界の渦中で。
「いざ、ミドルシーンの戦闘ですよ。クライマックスシーンが残ってる。私に勝てなきゃ、王には勝てませんからね! 皆様が、本気出して決意固めて希望を剥き出しにする為なら。皆様が正義である為なら。私は、どんな悪事にだって、手を染めますよ」
チリつくようなひと刹那。
もうすぐ、世界が終わろうとしている。
いろんなものが、終わろうとしている。
こんな世界をどうか守って。
「――さあ。レッツ世界平和!」
解説
●目標
エネミー・シャングリラの撃破
●登場
愚神『エネミー/シャングリラ』
機械仕掛けの人型めいた外見。
数多の腕にチェーンソーめいた武装を持ち、与えるあらゆるダメージに「減退1」が付与される。この減退の数値は累積する。(つまり3回ダメージを与えられると減退3になる)
能力はバランス型。凶化されている。
・その果ては凪
捕捉している「出血している存在」からライヴスを吸収しており、能力強化・生命のリジェネレートを行っている。
・掌上にて
超常的捕捉能力。「不意打ち」無効。「部位狙い」困難化。命中回避上昇。
攻撃の射程を長大にしつつ、複数対対象・範囲攻撃にする。
・幸福な大団円
自身にバッドステータスが付与されるほど、生命を除く全能力値が激増。効果累積。
・完璧な楽園
毎ラウンドのファーストフェーズに、自身含む戦域全対象に「暴走」付与。特殊抵抗で抵抗可。
同時に、既に暴走状態の者のリンクレートを1下げる。
タイミング:クイックでリンクレートを-1すれば暴走から回復できる。
・ヒーローVSヴィラン
リンクバーストした存在からの攻撃は防御無視となる。同時に、リンクバーストした存在へ与える攻撃は防御無視となる。
・アンチ闇落ち
邪英への超特攻的攻撃補正。
邪英化した者が敵によって重体となった場合、即座に死亡判定を行わせる。この際、死亡判定表の「3」「4」は「5」の内容として扱う。
黒い結晶
ライヴス汚染によって、その命を結晶に変えられた生命体。そこかしこに存在。
大きさは元の生命体の大きさに準拠。非常に脆い。
敵はこれを破壊することでライヴスを得て生命を回復する。
エネミーはこれを一つでも多く破壊しようと立ち回るだろう。
●状況
日中。ヨーロッパ某所の都市部。「【終極】I was here」と同様の異界化をしている。(該当リプレイを読まずとも問題なし)
リプレイ開始地点は大通り。広い。
マスターより
こんにちはガンマです。
奴との決戦です。
よろしくお願い申し上げます。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2018/11/14 19:28
参加者
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【相談卓】
最終発言2018/11/05 20:23:04 -
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