本部
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 9人 / 4~10人
- 英雄
- 9人 / 0~10人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/09/25 22:00
- 完成予定
- 2018/10/04 22:00
掲示板
-
相談卓
最終発言2018/09/25 19:30:47 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/09/24 12:27:33
オープニング
各地にて、異変が起きていた――
「それはそうとして、肝試しに行きましょう!」
「はあ……?」
リン・ウォンが相変わらずのマイペースで猫耳をぴこぴこさせている。ほんわりとした表情でお茶を啜る姜。
「だって、私は夏バテで夏らしい事をしておりません! やだやだ! 夏が終わる前に何かしたいので御座います!」
「嗚呼~。秋刀魚が美味しい時期ですねぇ~」
ほのぼのとした姜は、リンの事を気にしていない。いつもの事だからだ。
「姜様! 香港の鬼を探しに参りましょう!」
鬼。
中国では、日本とは違う意味で使われる。『亡霊』と言う意味だ。人ならず者、異形全体を指す言葉でもある。
「はあ~。つまり、お化け屋敷で御座いますか? 嗚呼、丁度良い所にぃ~。九龍城砦跡を復刻したと言うお化け屋敷がオープンするらしいですよぉ」
九龍城塞と言うのは、香港の元スラム街。違法取引が公然と行われる巨大な建築物で、迷路状に入り組んだ無秩序な場所だった為、「九龍城には一回入ると出てこられない」等と噂される、今でもその道では伝説となっている有名な場所だ。
「それ、採用で御座います! 行きましょう!」
「ええ~とぉ。なんか、あちこちで大騒ぎが……」
「気にしたら負けで御座います! 私達は私達で御座います! 夏を取り戻せ! で御座いますよ!」
リンが元気に宣言するのを見て、姜は『ああ~』等と何か分からない事を呟いている。
颯爽と走って行くリンの後に続いて、姜がゆったりと外に歩み出る。
空は白く、染まっていて。
今まで楽しかった、日常の終わりを告げている。
「……最後まで、お付き合い致しましょうかねぇ~」
我々の日常の最後の時が迫っているのなら。
無力で非力な英雄は、いつも通り、興じるだけ。
九龍場跡地を復刻したと言う館にて。
鬼。
そう言葉にするのに相応しい、どろりとした外見の従魔が蔓延っていた、
強いものでは無い。だが、碌に戦闘した事が無いリンと姜は、鬼に会えば、喰われてしまうだろう。
それは世界の異変の末端の雫。
大きな歪みが作った小さな歪み。
巨大な迷路の中を、多くの従魔がさ迷い歩いている。
世界の終わりの片隅で。起きている小さな事件。
日常が終わる今、館に足を踏み入れるリンと姜は何を考えているのだろうか――
解説
・敵
鬼(ミーレス級)10体。
迷路の中を彷徨っている鬼です。見た目的にはキョンシー的なものが近いです。
特に強い力は無いですが、鬼の動き次第では一度に大量の敵を相手にしないといけないでしょう。
・場所
九龍場跡地のお化け屋敷
入り組んだ狭い通路のお化け屋敷です。東西南北に出入口があります。お化け屋敷として設定されたので、一定の道順がありますが、鬼は道順に関係無く動いてきます。
真ん中に休憩用の広場があり、殲滅戦を仕掛けるなら必要になるかもしれません。
迷路を使った各個撃破も必要です。
・NPC
リン・ウォン(az0120)と、その英雄、姜 水龍(az0120hero001)が「お化け屋敷に行こう」と先に入って行方不明です。二人は戦闘経験が余りありません。エージェントの端くれとして死ぬ事はないでしょうが、合流出来ると喜ぶでしょう。
又、二人は途中で見つけた一般人数人を保護しています。合流出来ないと一般人を全員無事に助ける事は困難です。
二人は北側に居ます。
・目的
敵を倒す事も大事ですが、一般人がいるお化け屋敷だと言う事を忘れないで下さい。
一般人に被害が及ばないように最大限の努力をして下さい。
マスターより
【終極】始まりました。
終わりの始まり、と言う事で、香港の九龍城塞を模したお化け屋敷が舞台です。
そして、江戸崎の初戦闘シナリオです。上手く処理出来るか不安しかありません。
NPCは相変わらずの二人組ですが、いつものおとぼけリンと姜とはちょっと違う顔を見れるかもしれません。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2018/10/03 16:01
参加者
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相談卓
最終発言2018/09/25 19:30:47 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/09/24 12:27:33