本部

戦闘

花嫁の愛憎劇

落花生

形態
ショート
難易度
普通
参加費
1,000
参加人数
能力者
2人 / 4~10人
英雄
2人 / 0~10人
報酬
普通
相談期間
5日
締切
2018/06/15 15:00
完成予定
2018/06/24 15:00

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オープニング

●館の女
「結婚したいだけなのに……」
 白いワンピースを身に着けた女性は、ぼんやりと呟く。その目はぼんやりとしており、現実を見てはいなかった。女の周囲には、男の死体が転がっている。古いが立派な屋敷には、そぐわない光景であった。
「私とキスした男は、みーんな死んじゃうの」
 愛が欲しいだけなのに。
 愛をあげたいだけなのに。
 女は、笑う。
 愚神に取り付かれた彼女は、正気を失っていた。しかし、望みだけは残っていた。結婚をしたいと願う女の欲望が、愚神に男ばかりを狙わせる。
「ああっ。恰好がいい人は来ないかな。私の旦那様にしてあげるのに」
 古い洋館のなかで、女性は呟いた。
 まるで、リンカーたちの来訪を予想するかのように。

●狙われた男
「洋館に女性が勝手に住み着いているらしいです」
 H.O.P.Eの女性職員は、事のあらましを説明する。
 まず、警察に老夫婦から相談が入った。旅行中に誰かが勝手に自分たちの家に忍び込み、住み着いているようであると。警察は不審者であろうと思い、男女のペアで老夫婦の家へと足を運んだ。
 だが、老夫婦の家――洋館に住んでいたのは愚神であった。
 愚神は男性警官を襲い、女性警官を見逃したらしい。
「そのとき女性警官が、洋館で死んでいる男性の死体を複数発見しました。愚神の被害者と見て間違いないでしょう。被害者の状態から、あいては凶暴な愚神であるのは間違いありません」
 お気をつけて、と女性職員はリンカーたちを見送る。
 その手には結婚指輪が輝いていた。

解説

愚神の討伐

洋館――古くが立派な洋館。広いが物が多く、戦闘には不向きな場所。屋敷自体の強度もあまり強くはない。老夫婦より、出来るだけ洋館を壊さないで欲しいと依頼あり。
玄関、客室、寝室――どの部屋も大きな家具や物が多い。
大広間……愚神がいる部屋。他の部屋とは違い椅子とテーブルと男性の死体のみ転がっている。

洋館の花嫁(愚神)――愚神に取り付かれた女性。引き離すことは不可能。死神のような鎌をもっており、それを武器にして戦う。男性に対しての執着が強く、優先的に攻撃する。防御力は低いが、攻撃力が高い。
・愛の口付け……男性を相手にしたときのみ使用。相手に口付けて、ライブスを奪う。
・愛のリング……巨大な銀色の輪を出現させ、それによって相手を拘束する。輪は一度に三つまで出現させることができる。
・死が二人を分かつまで……鎌を振り下ろし、衝撃派を発生させる。
・死が二つを分かつから……周囲にある男性の死体にライブスを注入し、自由に動かす。強度自体は普通の死体程度しかないが、花嫁は自分の盾として死体を使用する。死体は三体あるが、一度に動かせるのは一体のみ。

愛の子供たち――花嫁に攻撃を与えると出現する従魔。五歳ほどの愛らしい少年少女。腕力が強く素早い。女性への執着が強く、優先的に攻撃する。五体出現。
・奪い愛――敵に噛み付き、ライブスを奪う。
・母への愛――花嫁が危機に陥ると発動させる。自分の肉体は消滅するが、花嫁の攻撃力が大きく上昇する。

マスターより

こんにちは、落花生です。
6月ですね。せっかくなので、出来るだけブライダル関連のものをあげていきたいと思います。

参加受付中 プレイング締切日時 2018/06/15 15:00


参加にはSC1,000が必要です。

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