本部
It's raining
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 4人 / 4~6人
- 英雄
- 4人 / 0~6人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/05/31 12:00
- 完成予定
- 2018/06/09 12:00
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/05/31 04:03:05 -
雨のスライム退治
最終発言2018/05/31 09:55:12
オープニング
●梅雨の季節
連日、雨の日が続いていた。
空だけでなく、人の心までどんよりしてしまうようなそんな季節。
小学校の授業が終わり、校門から傘の群れが飛び出していった。最初は多かった傘の数が、学校から離れるにつれて一つ二つと減っていった。
あと数分で家に着くというところで、小学一年生のミカは、立ち止まった。目の前には、道幅いっぱいに広がった大きな水たまり。
「どうしたのー?」
サアヤは、ミカに声をかけた。サアヤは小学三年生。年下の子が困っていたら、助けてあげるのが務めだと心得ている。
「水たまり……」
「大丈夫だよ。長靴履いているんだし。ゆっくり歩けば、水は跳ねないよ」
サアヤは、お手本としてゆっくり水たまりに足を踏み入れた。
ぐにゃあ。
長靴ごしに、水ではない感触が足の裏に伝わってきた。
サアヤは後ずさりしようとしたが、足が動かない。
「え? 何これ」
「見て!」
ミカが、サアヤの長靴を指差した。サアヤのピンク色の長靴から、シュワシュワと泡が出ていた。
「助けて!」
サアヤは傘を放り出して、ミカに手を伸ばした。ミカも傘から手を放して、サアヤの手をつかんで思いっきり引っ張った。
サアヤの長靴がぬげて、サアヤとミカは雨に濡れた道路に倒れた。
サアヤとミカは起き上がって、水たまりを見つめた。
水たまりに残されたピンク色の長靴は、泡立ちながら溶けていった。
●スライム退治
H.O.P.E.敷地内のブリーフィングルームで、職員が説明を始めた。
「住宅街の道路にスライムが出現しました。ミーレス級従魔だと思われます。小学生の女の子が襲われましたが、幸いなことに怪我はしていません。発見時の大きさは、2m×3mで、無色透明です。一見したところでは、水たまりに見えるそうです。現在、現場の道路は通行止めになっており、警察官が従魔を監視していますが、従魔が近隣の住宅に逃げ込む恐れがあります。従魔の討伐、よろしくお願いします。雨に濡れてしまうと思いますが、風邪をひかないように気をつけてくださいね」
解説
●目標
従魔の討伐
●登場
ミーレス級従魔 × 1体。
スライム。
不定形。発見時の大きさは2m×3m。
スライムにしては動きが速く、偽足を出して相手を捕まえて、溶かして食べる。
攻撃時、BS【減退(1) 】付与。
●状況
雨天。午後三時頃。
ミカとサアヤは、近所の家に逃げ込み、H.O.P.E.に通報後、遠回りして自分の家に帰っている。
従魔が発見された道路は通行止めになっている。
警察官が従魔を監視している。
従魔は自由に形を変えられるので、隙間から住宅等に入り込む恐れがある。
マスターより
こんにちは、花梨七菜です。じめじめした季節にスライムをさくっとやっつけて、爽快な気分になってください。よろしくお願いします。
リプレイ公開中 納品日時 2018/06/05 22:11
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依頼前の挨拶スレッド
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雨のスライム退治
最終発言2018/05/31 09:55:12