本部
広告塔の少女~あなたと歌を謳いたい~
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 12人 / 4~12人
- 英雄
- 10人 / 0~12人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 4日
- 締切
- 2018/04/23 22:00
- 完成予定
- 2018/05/02 22:00
掲示板
-
PC発言卓
最終発言2018/04/23 19:44:09 -
質問卓
最終発言2018/04/22 18:48:41 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/04/22 21:51:13
オープニング
● 私、歌が歌いたい
それはガデンツァ討伐戦からすぐの事。
救出された英雄ルネは遙華と契約を結ぶためにH.O.P.E.を訪れていた。
適切な手順、バックアップを頼りにパスをかわした二人は微笑みあう。
「あなたが返ってきてくれて嬉しいわ、ルネ」
告げるとルネは笑みを返す。
「私も、もう一度こうして歌を歌えるなんて、すごくうれしい」
ルネは遙華に抱き着くとそう涙を目に湛えて告げた。
「みんなと一緒にいられるんだってことがすごくうれしいよ」
「そうね、そうね、ルネ。みんなあなたの帰りを待っていたのよ」
「じゃあ、みんなにもちゃんとお礼を言わないと」
告げるルネは遙華から離れると、どうした方がいいかなぁと頭を悩ませる。
「ただ会いに行くだけでもみんな時間を作ってくれると思うけど」
「うん、そうだね、お茶会でも開いて……」
「でもそんなに何か機会を作ってほしいというのなら一つ提案があるわ」
遙華はルネの手をがしっと握って輝く瞳で告げる。
「え……、べ、別に普通にあってお話し」
「ディスペアって最近たて無しができたアイドルグループがあってね」
「あ……アイドル?」
「その子たちと世界を回ってみない? 今後あなたの素性をはっきりさせてないといろいろ厄介なことになりそうだし」
「え? 厄介ってどういうこと」
「それは……」
遙華は順を追って話す。ガデンツァという存在がなにをしたか、ディスペアの中に瑠音というメンバーがいたこと。
結果愚神に加担した組織として一時期ひどいバッシングにさらされたこと。
「今回は名誉が回復しての初ツアー、これが成功したら、ディスペアも本格復帰と呼べるわ」
「それに、私ついて行っちゃダメじゃない?」
「そうでもないわ。今は善性愚神や悪性愚神ってこれまでの概念からしたら考えられない存在が登場してる。その中であなたが愚神だと思われないためにアピールする場所が必要なのよ」
「う、うん、それで?」
ルネはやな予感を押し殺して告げる。
「準備はもう整ってる。一週間で三つのステージを回って。私達が幸せを運ぶ存在だってアピールしましょう」
● ライブツアー
今回は皆さんに三つの地域を回りつつ、リンカー、およびルネの存在をアピールしていただきます。
ただ、今回準備に時間がなかったので、ライブステージなどは抑えられませんでした。
ではどこで謳うのか。
それは戦場です。
あとは傷ついた人たちのための慰安ライブでしょうか。
その性質上、スピーカーなどの機材を持ち寄った野外ライブになります。
今回同行するディスペアにくわえ、皆さんは歌を歌いながら。あるいは、歌を歌っているリンカーを全力でサポートする形で戦闘していただきます。
ちなみにそれぞれの戦場で意識して演出していただきたいポイントがあり、字数が足りないと思った場合、戦場を二つや一つに絞っていただいて構いません。
今回ディスペアというアイドルグループが同行しておりますが、彼女たちは戦場には出てこない予定です。戦闘が終わる前、始まる前にパフォーマンスをする予定だからです。
・ 南アメリカ、ドロップゾーン周辺
ドロップゾーン内部に、早々手が出せないクラスの愚神がいます。
そのドロップゾーンの性質は軍団の生成、ドロップゾーンからは日夜大量の従魔兵士があふれ、それをリンカー兵団が押しとどめています。
ここに慰安として訪れてほしいのです。
ここで意識していただきたいのはぼろぼろの兵士たちを勇気づけることです。
兵士たちは連続する戦闘で疲弊しきっています。
仲間は傷つき死んでいき、次は自分かもしれない、そんな極限状態の中で、どんな言葉が、どんな思いが、どんな歌が響くでしょうか。
どんな行いで皆さんは心が弱り切った兵士たちを鼓舞するのでしょうか。
・ とある戦争犯罪
とある紛争地域で、国際条約に反するテロが行使されました。それは毒ガスによる大量殺戮です。
A国に対する攻撃としてテロリスト集団が女子供を人質にとって立てこもっています。
本来人間同士の争いにリンカーが登場するのはタブーですが、ペインキャンセラーという麻薬(一般人を一時的に能力者にするクスリ)の痕跡が発見されたためにリンカーに出動要請が来ました。
皆さんにはこの砦に潜入、女子供、総勢50人の人質を救出し。150人のテロリストを無効化してください。
装備は、四方を石の壁で閉ざされた軍事拠点。地下水道など繋がっており、食料は残りわずか。
城壁の上には等間隔に配置された砲塔が14門と、周辺を警戒する戦車八台です。
このミッションのポイントは見ている人間も、攻撃されるテロリストも一般市民であること。
リンカーとして力を見せつけすぎてしまうと畏れられるでしょう。ただその力も見せ方次第です。
一般人に怯えられずかつ、あこがれられるような鮮やかな戦闘を期待します。
また、責められたと知るとテロリストたちは人質を殺してしまうかもしれません。
陽動と、潜入が必要となってくるのですが。陽動作戦にこそ歌はピッタリではないでしょうか。
・追い詰められたリンカー達
日本とある場所で、悪性愚神とリンカー十五名が戦闘を行っていますが。
これに加勢していただきます。
(もともと25人は必要な戦闘でしたが、少なく戦力を見積もられてしまったことには、まぁお察しを……)
リンカーたちはスキルもほぼ使い切り、重体者も数名でそうな勢いですが、皆さんが戦闘を後退すればなんてことはないでしょう。
回復スキルを持つリンカーがこの十五人のリンカーを回復させると戦いに復帰してくれることでしょう。
今回の敵、愚神はアスモデウスと言います。
暗黒を操る愚神で技量に長けた、スキルを十も使う愚神でしたが、今は弱っているために暗黒魔法しか使いません。
暗黒魔法は命中した対象の特殊抵抗次第で命中力50%減の効果を与えます。クリアレイで回復可能です。
さらにこの効果をレジスト。防いだとしても命中力が50下がるので注意。
射程は1~25SQ前後で、二体まで対象を選択できます。
今回の愚神は、最初の十五名との戦闘で生命力が25%から15%程度まで減っていますが。それでも最終決戦であることには変わりません。
なので、とりあえず盛り上がる演出をお願いします。
具体的には、みんなで手を取り合って、お互いを鼓舞しあって立ち上がり、戦うような、アニメの最終回の様な展開を期待します。
解説
目標
今回は戦いながら歌を歌いながら味方を鼓舞するというパフォーマンスをします。
● プロンプターの存在
戦場では多くの曲やリンカーが入り乱れることでしょう。
ここで戦場の管理役を募集したいと思います。
プロンプターは複数いてもいいです。
プロンプターができることは機材の発注(違法物、薬物でない限りグロリア社が用意してくれる。人も)
その機材の運用と、全員への指揮権限です。
戦場の全体図を見ることもでき天翔機(空を飛べるAGW)も貸し出されるので、今回の任務のリーダーとして頑張っていただく反面。
表に出てこられるほど文字数が割けないかもしれないので、兵士たちからの覚えは地味になるかもしれません。
● ルネの歌
呼輝の音~REBORN~
ルネがほろびのうたを自分で改造して作り出した歌。
民族調の音楽と、叩きつけるような異国のフレーズが耳に残る戦闘曲。
民たちに戦女神が、汝の敵を撃て。敵を滅ぼせと鼓舞する曲で。この歌をルネは謳いたいそうです。
どの戦場で謳うかはプロンプターにまかせます。
● ルネからの……
皆さんが作戦の前に集められると、壇上に立ったルネがこう言いました。
「私を救ってくれてありがとう、本題を切り出す前に、私はみんなに言わないといけないことがある」
そう透き通った透明な声で告げると、ルネは謳うように言葉を継いだ。
「私は、完全にルネではないの、個人の正面が記憶にあるなら、私はルネが残したルネの記憶のバックアップ、それをガデンツァの体にインストールした存在。データは同じでもハードが違うまがい物。偽物」
その言葉を発した後、ルネはわずかに迷い視線を伏せる、しかし次の瞬間には顔をあげて皆を見た。
「それでもみんなは私を仲間だと思ってくれますか?」
マスターより
今回は、戦闘というよりは味方を激励し、あなた達を助けたいんだという思いを伝えるための活動なので、戦闘に力をいれなくてもいいです。
と言っても、戦闘がかっこよければそれでも皆鼓舞されるでしょうし、現地の兵士たちの間で皆さんの噂が広がるかもしれません。
ちなみにアイドル活動の実績がある方は戦場に登場しただけで指揮が上がると思います。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2018/04/29 18:36
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