本部
- 形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 10人 / 4~10人
- 英雄
- 9人 / 0~10人
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/04/08 09:00
- 完成予定
- 2018/04/17 09:00
掲示板
-
・。☆魔法の相談卓☆*。
最終発言2018/04/08 07:21:44 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/04/06 17:10:13
オープニング
この【AP】シナリオは「IFシナリオ」です。
IF世界を舞台としており、リンクブレイブの世界観とは関係ありません。
シナリオの内容は世界観に一切影響を与えませんのでご注意ください。
●魔法少女の契約
OLのアルメイヤは、会社帰りの夜道を歩いていた。
就職してから、毎日が同じことの繰り返しで面白くない。だが、刺激が必要だと嘆くほど子供でもない。
『こういうとき子供だったら……夜空から友達が降ってくればいいのにとでも考えるのかもな』
そう呟きながら、アルメイヤは夜空を見つめた。
そして、自分に接近してくる流れ星を見つけてしまった。
『なんだ、なにが起こったんだ!』
目を白黒させて驚く、アルメイヤ。
彼女の足元には、光る球体が落ちていた。自分の記憶が正しければ、この球体は流れ星で、間違いなく空から落ちてきたはずだ。
『隕石って、落ちたらすごい被害がでるはずでは……』
落ちてきた流れ星は、何も壊さなかった。
壊れたのは驚いた拍子に折れた、アルメイヤのヒールぐらいである。アルメイヤは信じられないという顔をしながら、空から落ちてきた球体を指でつつく。
その時――球体は少女の姿に変化した。
小柄な少女は、乏しい表情でアルメイヤを見つめた。夢見るような瞳に見つめられたアルメイヤの心臓が高鳴る。
「私の遠い星からやってきました。私の星を滅ぼした敵を追いかけるために……。でも、私一人の力では敵には敵わないでしょう。どうか、私と契約してまほ――」
『契約しよう!!』
アルメイヤは、叫んだ。
エステルは、無表情ながら口元を引きつらせていた。
「自分でいうのもなんですが……私みたいな怪しい人と即決で契約するのは……その無用心ですよ」
『いいんだ。このまま君が去って、別の人間と契約することが耐えられない!!』
声をかける人間を間違ったかもしれない。
エステルは、そのとき思った。
「……これぐらいやる気があったほうが、過酷な運命に耐え切れるかもしれません。では、改めて」
エステルが手を伸ばす。
アルメイヤの指がきらめき、そこに銀色の指輪がはまった。
「あなたには……私と契約して魔法少女になって……もらいます」
●変身
アルメイヤとエステルは、とある小学校へとやってきていた。日中であるから、なかでは当然授業が行なわれていることだろう。そんな場所にやってきた理由――。
「……ここから敵の気配がするの」
「ここで変身しなければならないのだな」
アルメイヤは、目の前の小学校を見る。
日中の小学校だ。
きっと生徒がいっぱいいる。近頃の小学生は侮れない。携帯も持っているし、SMSだってやっているかもしれない。
万が一目撃されて写真を拡散されたら、ちょっと泣いてしまうかもしれない。これまではできるだけ夜に戦っているが、今回はどうしても日中に戦う必要があった。なにせ、敵は日中の学校に潜んでいるのだから。
「変身しないと……敵の真の姿は、見えないはずです」
エステルの言葉に背中を押されて、アルメイヤは自身の指輪に唇を落とす。バラをかたどった赤い石の付いた指輪は、口付けを受けて赤くきらめいた。
その光は、アルメイヤを包み込み……彼女は姿を変えた。
ただのOLではなく、魔法少女に。
『くっ、なんど変身しても慣れない』
アルメイヤは拳を握った。
年齢からいってちょっと無理のある短さの赤いスカート。しかも、プリーツがはいっていてちょっと制服っぽいデザイン。胸元には、これまた可愛らしい大きなリボン。リボン中央のブローチには、真っ赤な宝石がついていた。
「これは……私の星で作られた最新の戦闘用ボディスーツです……」
『もうちょっと万人受けするデザインにしてほしかった!!』
心の底からの思いをアルメイヤは叫んだ。
そして、小学校のほうを見る。変身した彼女の目には、他の人間とは違う気配を身に纏う存在が屋外にいても分かった。
『なるほど、今回の敵は学校の教師だったのか』
アルメイヤは、飛び上がる。
彼女の体は空中に浮き、その手には赤い杖のようなものが握られていた。
『この杖で校舎に攻撃を加えて、敵を外へとおびき出す!』
「……もうちょっと魔法少女らしい作戦を考えて欲しいです」
背後で実態を失ったエステルが、はぁとため息をついた。
解説
・魔法少女になって戦ってください。
小学校(13:00)――六階建ての小学校。全校生徒は五百人ほどで、アルメイヤの攻撃を受けると生徒たちは外に逃げ出す。教師が戦闘にはいると、魔法少女ではなく教師のほうを応援する。校庭は広く、遊具は端にしかないため見晴らしがとても良い。
教師――小学校の女性教師だが、その正体はエステルの故郷を滅ぼした敵の一人。生徒たちをワザと外へと避難させ、アルメイヤへの人質にしようとしている。なお、戦闘になるとアルメイヤと同じ魔法少女風の恰好に変身する。武器には杖を使用する。自身がピンチになると生徒の一人を人質にして逃げようとする。
キラキラ・アタック……杖で水を発生させて、その水相手に勢いよくぶつける。
サファイヤ・シャワー……宝石を大量に発生させ、それを雨のように降らせる。宝石は地面に落ちると爆発する。
ジェム・バリアー……巨大な宝石を発生させ、盾にする。
アルメイヤ――エステルと契約した魔法少女(?)。炎の杖を持っており、それによって炎系の攻撃を繰り出す。自身の姿を恥ずかしいと思っており、早期決着を望んでいる。そのため、被害をあまり考えず強力ワザを連発する。他の魔法少女の存在は知らない。なお、変身中のアルメイヤは敵の存在を見抜くことができる。
エステル――アルメイヤと契約した宇宙人(?)。アルメイヤが魔法少女になっているときは実態がなくなり、アルメイヤにしか視認できなくなる。アルメイヤの戦闘を荒っぽいと思っているが、地球の常識がないのでそれが地球の普通だと思い込んでいる。
マスターより
こんにちは、落花生です。
今年のエイプリルフールは魔法少女(?)。
魔法OLでも魔法少年、魔法青年でもお気軽にご参加ください。英雄との関係もマスコットだったりダブル魔法少女だったり、色々と変更していただいて結構です。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2018/04/11 15:40
参加者
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・。☆魔法の相談卓☆*。
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