本部
アドバンスドDD
- 形態
- ショートEX
- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
- 1,500
- 参加人数
-
- 能力者
- 13人 / 4~15人
- 英雄
- 13人 / 0~15人
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 4日
- 締切
- 2018/03/12 07:30
- 完成予定
- 2018/03/21 07:30
掲示板
-
質問卓
最終発言2018/03/11 22:44:22 -
Dread Death(相談)
最終発言2018/03/11 23:29:29 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/03/11 14:39:57
オープニング
● 愚神パーティー
『個人のアヴァラエル』および『全域のスローン』が倒された。
スローンは地面に足をつき、霊力となって消え去りそうな体を静かに抱き留める。
「おお、おおお私が、まけた……」
しかしその表情は晴れやかで、望みを達した少年のように明るかった……のだが。
次の瞬間スローンの表情は驚きに見開かれる。
「なぜ、なぜだ! なぜ私の体が塵とならない」
明らかにスローンは致命傷を受け、核となるべき心臓も貫かれた。なのにもかかわらずスローンは意識を保っている。
しかし力はない。誰かに奪われている。
「そ、そう言うことか。じふぇいたすぅううう」
次の瞬間、研究所全域に光が灯った。途端に唸りだす研究所内の機器。
古ぼけ、埃をかぶり、偽装されていはいたがれっきとした何らかの装置だった。
それがジフェイタスの力と連動して死んだ愚神の力を集めている。
「服役者は誰だったのかって話よ」
そう妖艶に微笑むジフェイタスはリンカーたちに向き直る。
実を言うとリンカーたちはこの研究所から撤退できるし、増援も紛れることができた。
この張られた檻は愚神に対する檻だとわかった。
「私はまだあきらめてはいない」
そう告げて立ち上がったのはAD。その身に一撃受けてはいたが、愚神たちの霊力を吸収することで力を取り戻しつつある。
「異世界からの侵略を阻むために、すべての人類が強くなる。自分の命は自分で守れる世界を目指したのだが、それでは駄目だったようだ」
ADはうなされたように告げる。脈絡もない、彼の中でのみつながった言葉を。
「リンカーたちよ、悪いことはいわない。ここで戦いを終えるのだ。この先絶望しかない」
ふらつく指先で持ち上げたのは、一本の薬液。そして物陰から引きずり出したのは裸の少女。
「戦い続けるだけではだめだ、それでは絶望から抜け出せない。Dendそれが君たちに約束された未来だ」
その薬液を少女に打ち込むと、少女は悲鳴をあげながら姿を変えた。
「ペインキャンセラー改めワイスキャンセラーの完成だ。皆協力ありがとう」
告げると少女が変容した黒い靄に囁きかける。
「奴らを殺せ」
新たに生まれた『暗夜のベスペファロ』は残る二体の愚神と共に君たちに襲い掛かった。
● 愚神たち
『暗夜のベスペファロ』
その体は暗闇が人形に集合したふわりとした存在。
物理的接触は不可能であり、物理攻撃無効の特性を有する。
魔法攻撃に関しては弱いため、それで攻撃するしかない。
その存在は恐怖の体現であり、夜の申し子である。攻撃手段は零レンジによるまとわりつきだけだが。
ベスペファロと接触すると精神に介入される。具体的には、仲間を敵だと認識するようになり、1ラウンドキャラクターが乗っ取られたような状態になる。
「………………」
暗く闇に閉ざされた一人の夜は心が寂しくなるものだ。
やさぐれた心は誰かを傷つけるまで収まらず、痛みを世界に叫ぶだけ。
『囚役のジフェイタス』
その身は軍服に包まれた女性、身長は低めだが常にサディスティックな笑みを浮かべている。
その手のウィップと短刀が武器。
鞭で拘束し、短刀で切り裂くのが基本スタイル。
さらに彼女は拘束することに長けている。
動きを封じられて接近を許せばいつの間にか手錠がされている。
手錠の能力は単純に両手をつかわせない……以外に自分と手錠を繋いで遠ざかることを防ぐ能力もある。
地味だが真の能力はそのドロップゾーンにあるため仕方ないだろう。
「私が管理する監獄に脱獄は許されないわね」
囚役とは彼女自身をさす言葉ではない。
彼女は永遠に囚人を繋いでそれを眺めることを至上の幸福とするが。
はたして彼女にとって、どこまでが監獄なのだろう。
『天啓のアグロ』
アグロは背中に翼をたたえた天使として降臨する。
もっとも戦闘能力が高く、自身の天才的なひらめきによって、幸運を引き寄せたかのように致命的、あるいは奇跡的行動を起こす。
つまり判定で有利な愚神である。
通常攻撃は手に携えた槍の刺突。および槍から発射する熱光線である。
飛行能力を有する。
「神を信じるか、ならば授けよう、貴様の生きる道だ。私を崇めよ」
天啓とは天上の神から教えが降ることをさす。
アグロはそれを誰にでもやってしまうのだ。
正しい行動、間違っている行動に限らず、他人の直感に干渉する。
人の脳内に直接情報を埋め込むことによって、瞬間的判断を誤認させるのだ。
● 愚神の門
ADという存在は確かに以前この世界に存在していました。
彼は愚神と同じ力を得ることによってこの世界を守ろうとした一派です。
英雄の力だけでは力不足。なので愚神の力をそのまま使おう。そう言う算段ですね。
しかしそれは失敗しました。
彼が愚神研究の果てに何を見たのかはわかりません。
しかし、彼の行いは愚神勢力を助ける結果に終わり。さらに、このまま戦い続けても勝てない。
そう察してしまったのです。
失意と絶望に飲まれた彼は自らを愚神へと変貌させることを誓います。
解説
成功目標 三体のデクリオ級愚神討伐。
大成功目標 ???
今回は登場した愚神三体が同時に襲ってきます。
前回と違い好戦的なのが気になるところですが、ADをとり逃さないためにここは相手をするしかないようです。
できればADも野放しにしたくないところですが、ADは施設の中を逃げ回っており、捕えることは容易ではありません。
さらにADは瞬時に自分の手もとに愚神をワープさせる力を持ちます。
●状況説明
AD戦二戦目です。愚神ラッシュですが、おそらく対策を講じなければまた新たな愚神を生成されることでしょう。
ただ、ここで引けばADを取り逃し、今後愚神を大量生産されるのでいったん引いて体制を立て直すわけにもいきません。
さらに前回シナリオに参加しているリンカー。
つまり撤退せずに、研究所で戦い続けることを選んだリンカーですが。
問答無用で生命力が75%の状態でシナリオがスタートします。
連戦という設定なので。
増援で来ていただけるリンカーに期待するしかないでしょう。
●戦場について
研究所は広く、皆さんは任意の場所にいることができます。
ただし、前回地下室の天井に大穴があけられているので注意です。
一つの階層が六つの部屋、大ホールという形で構成されていて。
三階建てです。
一つの部屋は学校の教室程度、大ホールは体育館程度を想定してください。
ただし、撃ち捨てられた機材、弾薬、爆薬など、軍事施設、研究施設におかれてそうな物が無造作に投げ捨てられているので、それにも注意が必要でしょう。
戦うにしても、皆さんがスタートする地下大ホールは二体の愚神を相手取るには狭いと思うので移動する必要があるでしょうか。
マスターより
どうも鳴海です。前回の状況からちょっと簡単になりましたが、今回はデクリオ級愚神三体との戦闘です。
歴戦の皆さんなら簡単に倒せるかと思いますが、ADの動向に注意できるだけの余裕をねん出できるかはプレイング次第です。
そして、実は今回でDシリーズが終わる可能性があります。
続く可能性もあります。それは状況次第でございます。
それではよろしくお願いします。
リプレイ公開中 納品日時 2018/03/20 14:00
参加者
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質問卓
最終発言2018/03/11 22:44:22 -
Dread Death(相談)
最終発言2018/03/11 23:29:29 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/03/11 14:39:57