本部
- 形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 10人 / 4~10人
- 英雄
- 10人 / 0~10人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/02/23 19:00
- 完成予定
- 2018/03/04 19:00
掲示板
-
【相談卓】研究所調査
最終発言2018/02/23 18:09:29 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/02/23 10:43:40
オープニング
●
「すみません、ちょっとドア開けてもらえませんか」
ガンガンとドアの下側を蹴る音がしたかと思えば、向こう側から声が掛かった。
近くにいたエージェントが扉を開くと、両手に鞄とボックスを提げ、小脇にファイルの束を抱えたタオ・リーツェンが顔を出す。
「ありがとうございます。まだこっちの電力は復旧していなくて……」
本来ドアは自動で開くタイプなのだが、ラグナロクとの戦いが漸く終わりインカ・ギアナ支部は復旧の真っ最中。
早急に復旧しなければならない所も多く末端までは手が回っていないのが現状だった。
タオが戦争中に壊した義眼と義手が元に戻っていないのも、自分以外の職員やエージェントの回復と支部の復旧を最優先したかったからだろう。
インカ・ギアナ支部の殉職者は少なくはない。生き残った人員は戦争中とはまた違った戦いを続けているのである。
「お待たせしました。ではブリーフィングを始めましょう」
ラグナロクとの戦いはH.O.P.E.側の勝利に終わり、ラグナロクは壊滅した。
しかし、勝って終わりと言う訳にはいかない。
支部だけではない。滅茶苦茶になったアマゾンの密林、被害に遭った集落の復旧や支援、今だ完全に消えていないドロップゾーン、ラグナロクの従魔に刻まれていたナンバリング、AGWの技術を盗用したと思われるRGW、愚神パンドラから齎された『研究所』の情報、残されたラグナロクの本拠地。
片付けなければならない事は山積みだ。
「皆さんには『研究所』の調査を行ってもらいたいのです」
愚神パンドラから得た情報で研究所の場所も判明している。
プロジェクター型RGWが設置されていたようだが、それも『スルト』の余波で壊れている。
「周辺一帯に従魔、愚神の反応はありませんが、研究所の建物内部にライヴス反応があります」
内部に何があるか分からない以上、念には念を入れてエージェントを中心に調査隊を組織して乗り込む事になったのだ。
「何せあのラグナロクの研究所ですからね」
その言葉に含まれたものを、エージェント達はそれぞれの思いと共に感じ取った。
「多分、と言うか確実に嫌なものを見る事になると思います。心して下さい」
研究所はスルトの余波を受け地上部分が崩壊しているが、本命は地下にある。
「まずは全員で突入、その後各階に別れて調査する予定です」
各階のライヴス反応には差がある。最も大きな反応がある場所では従魔やRGWが残っているかもしれない。
残っている物は可能な限り回収・記録したい所だが、あまりに大きな物や危険性がある物を持ち帰るのは難しい。
毒物やウイルス、細菌のような物があれば記録だけ取っておく。後日安全に運搬、管理ができる態勢を整えてからになるだろう。
「それと研究所にはまだ生きている『サンプル』が残っている可能性もあります。残酷な事を言うようですが、現状H.O.P.E.に助ける術はありません。酷いと思われるでしょうが、ご理解を。辛いなら私に声を掛けて下さい」
声を掛けてどうなるか。エージェント達はすぐに理解した。
重い空気が漂ったが、ブリーフィングはまだ続く。
調査にはタオの他、捜索・調査を得意とする支部のエージェントや研究員、技師も加わる事になっている。
難しい機械の捜査や取り扱いが分からない物品があれば彼等がサポートする。
「それでは皆さん、張り切って行きましょう」
半月状になった糸目には新たな技術資料を求める研究者としての期待が見て取れた。
技術知識は使い方次第。あの恐ろしいラグナロクの技術も利用できるものは利用して、傷付いた自然を癒す助けにしたい。
戦争を終えた今、アマゾンマニア達は少しでも早く愛するアマゾンに没頭できる日々を取り戻したくて仕方ないのだ。
解説
●目的
『研究所』の調査
1~4のサンプルを作りました。全て行くと描写が薄くなるので目的をしぼった方が良いでしょう。
他のPCと組む時は名前かID、またはグループ名を記載してあると助かります。
1.地下1階の調査(戦闘なし)
2.地下2階の調査(戦闘あり)
3.昼食の準備、シャワー・トイレユニットの設置など、調査以外の活動(戦闘なし)
4.その他(1~3以外でやりたい事があれば。採用が難しく他に書いていない場合は3に行きます)
●状況
・アマゾン密林奥地/晴れ
研究所には早朝に到着。一日かけての調査が予定されている。昼食休憩あり。持ち込みも可。
洗浄、消毒用のシャワーユニットやトレイも用意されている。
●研究所
地上を除き電力が生きているようで一定の温度に保たれている。
残っているのはイマーゴ級~ミーレス級の『不良品』。
・『地上階』
崩壊しているが瓦礫の撤去は粗方済んでいるのでそのまま地下へ。
・『地下一階』
機械類が多くここが研究所の中心部と思われる。
より多くのデータ、資料の回収が期待される。
・『地下二階』
各種『サンプル』が集中していると推測される。
資料を集めるよりも残された『サンプル』の対処が中心になる。
・『地下三階』
広い空間になっている。改造従魔やRGWのテスト用か。
●NPC
『タオ・リーツェン』
1.2.で活動している。3は呼ばれたら行く。
基本的に調査に集中して戦闘には加わらないが、声を掛ければ参加する。
また『サンプル』の扱いに困った場合も声を掛ければ全てやってくれる。
『アマゾンマニアの皆さん』
1~3まで満遍なく活動している。
調査、運搬等幅広くサポート。非能力者もいるため無茶は避ける。
マスターより
こんにちは、茶茸です。今回は雪虫MSシナリオ「【森蝕】モウシデ」にてパンドラから知らされた『研究所』に赴き、中にある資料やらなにやらを片っ端からいただこう!と言う調査と言う名の家宅捜索です。
ここで一体何が行われていたのか、人っ子一人いなくなった研究所に何が残されているのか、皆さんの目で確かめて下さい。
ちなみに戦闘はおまけ程度。すぐに倒せてしまいますので、戦闘をしたいと言う方はプレイングに戦闘以外の行動も入れておくといいと思います。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2018/03/06 23:10
参加者
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【相談卓】研究所調査
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/02/23 10:43:40