本部
- 形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 15人 / 4~15人
- 英雄
- 15人 / 0~15人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/02/22 12:00
- 完成予定
- 2018/03/08 12:00
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
-
相談兼雑談所
最終発言2018/02/19 23:56:06 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/02/18 22:14:40
オープニング
●アグレッシブといっしょ
ドロップゾーンを破壊するので護衛任務を頼みたい……そのような内容でエージェント達が召集を受けたのは、【森蝕】と名付けられた一連の事件に決着がついた、それからしばらくしての事だった。
決着がついたと言っても、あくまで『ラグナロク』というヴィランズ組織を壊滅しただけであり、やる事はまだ残っている。近隣集落の復興支援、崩壊したインカ支部の立て直し、アマゾンに未だ出没する従魔討伐にしてもそうだし、ウールヴへジン達に刻まれていたナンバリング、RGW、ラグナロク本拠地やパンドラの言っていた研究所の調査等……。
ドロップゾーンの破壊についても「やる事」の一つであった。不完全なゾーンであり、アウタナ撃破後すぐに消滅が始まった、とは言え、放置しておいていい事など何もない。高位の愚神が入り込み、破れかけたゾーンを利用してくる場合もある。故に、ゾーンブレーカーを中心地へ派遣し、結界破りの術式を施してもらう必要がある。
……というのは、流れとしては全く問題ないのだが、エージェント達は眉間に皺寄せきょろきょろ視線をさ迷わせていた。もちろん全員がそうではなく、中には落ち着いた態度の者もいるのだが、胸の内は同じだった。
ジェーン・フローエ嬢がいない。
H.O.P.E.きってのゾーンブレーカーにして、眼帯が素敵なミステリアス・クールビューティー。彼女との任務と考えて、今回の召集に応じた者もいるかもしれない。
が、彼女の姿は何処にもない。出発予定時間は十分を切っている。エージェントの一人がフローエ嬢はどこですかと、尋ねようとした、その時、何故か今この場にいるM・Aが口を開いた。
「おっと言い忘れていた。ゾーンブレーカーはこの私だ」
……は?
「M・Aはギアナ・インカ支部長にして、ゾーンブレーカーでもあるのだ。皆、護衛任務、よろしく頼む!」
同行する戸丸音弥が、M・Aの言葉を引き継いだ。
エージェント達は改めて、M・Aの姿をまじまじと見た。鮮やかなオウムマスクに鮮やかなオウムカラーの胸毛。褐色のマッスルボディー。腰に巻いた蔓一本にそこから覗くブーメランパンツ。あまりまじまじ見たくない類の人種がそこにいる。
見た目だけで既に属性過多なのに、その上ギアナ・インカ支部長で、獣少女が英雄で、さらにゾーンブレーカー? 属性付け過ぎである。だが、そんなエージェント達の内心などつゆ知らず、M・A――『ミスター・アグレッシブ』と呼ばれる男はアグレッシブに親指を立てた。
「何、心配する事はない! 護衛と言っても強力な従魔が出る可能性は極めて低いし、有能な君達には難しい任務ではないだろう。とは言え、油断は禁物だが、どちらかと言うと念のためだ! ピクニックに行くような気軽さで臨んでくれたまえ!」
いや沈黙の理由はそこじゃない。と、エージェント達が口に出さず心の中で突っ込むと、どちらかと言うと、とM・Aは痛まし気に声を落とした。
「もちろん、ドロップゾーンの破壊が一番の目的だが、アウタナの跡をこの目で見ておきたくてね……地域住民にも仲間にも、敵にも、多くの犠牲を出してしまった……追悼などと偉そうな事を言える義理ではないのだが、せめて謝罪をしたいのだ。私は、『二度』も悲劇を防ぐ事が出来なかった……」
オウムマスクに隠れその表情は分からなかったが、M・Aは低くそう零した。のは一瞬で、次の瞬間にはガバッと大きく両手を広げてみせる。
「と、いかんいかん。出発前に湿っぽい空気を醸すべきではなかったな。忘れてくれ! そうそう、お近づきの印として、こんなものを用意してみた!」
M・Aはそう言って立ち位置からズレた。横に。そのマッスルボディーの後ろにセットされていたのは……大量の蔓とブーメランパンツが入っている箱ひとつ。
エージェント達は蔓とパンツの入った箱を見、それから改めてM・Aを見た。M・Aはにかっと歯を見せた。白い歯が、とても眩しい。
解説
●任務内容
M・Aの護衛をする
●状況説明
・インカ支部から出発し、アウタナ跡地までアマゾンの中を徒歩行軍
・アウタナに侵蝕されたらしく、アウタナ跡地には草の芽一本生えていない。植物が生えるまで今しばらくかかるだろう
・天候:晴れ
・暑い(共鳴しても暑い)
・従魔が出てくる場合もあるが、動植物にイマーゴ/ミーレス級が取り憑いた程度なので、ほぼワンパンで倒せる
●NPC
M・A/エルエル
ミスター・アグレッシブ/『ブラックボックス』と呼称される獣人型英雄。M・Aにはラグナロク以外にも過去に何かあったようだが……
戸丸音弥&セプス・ベルベッド
ギアナ支部の衛生兵。緊急時の回復係として同行する
●その他
・食べ物や飲み物など、行軍に必要と思われるものがあれば持参可。ただし入手困難なものはマスタリングで却下される場合がある
・NPCの描写は、要望がなければ必要最低限orなし
・あくまで「ドロップゾーン破壊に伴う護衛任務」なので、M・Aから長距離離れての単独行動は許可出来ない
・M・Aの用意した蔓とブーメランパンツは、希望があれば身に着けて構わない(丁重にお断りしても構わない)。使用出来るのはこのシナリオだけで、アイテムとしては配布しない。女性には腰ミノと布一枚(大きめ)が追加される
・M・Aには悪気も下心もない
・アマゾンの動植物は大事にしてくれるととても嬉しい(持ち出し禁止)
マスターより
こんにちは、雪虫です! アグレッシブな男と(実質)ピクニックな依頼です!
護衛依頼ではありますが、解説に書いている通り敵はほぼワンパンで倒せますのでガッチガチな戦闘作戦は立てなくてもOKです。アマゾンを気楽に歩くもよし、喉の渇きにあえぐもよし、暑さに汗まみれになるもよし、途中で沼に嵌まるもよし、フローエ嬢に逢えない苦しみに盛大に雄叫びを上げるもよし、蔓とブーメランパンツでアグレッシブにターザンごっこをするもよし!
もちろん、今回の事件に関して己の心と向き合ってみたり、M・A達に言いたい事を言ってみるのも歓迎します。
【森蝕】事後連動、よろしくお願い致します!
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2018/03/05 20:41
参加者
掲示板
-
相談兼雑談所
最終発言2018/02/19 23:56:06 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/02/18 22:14:40