本部
- 形態
- ショートEX
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
- 1,500
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 6~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/12/27 22:00
- 完成予定
- 2018/01/10 22:00
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
-
相談所
最終発言2017/12/27 21:25:05 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/12/24 22:23:56
オープニング
●疑わしき申し出
「皆、樹の上にも注意してくれたまえ。ラグナロクが潜んでいる危険性は十分過ぎる程にあるのだから」
戸丸音弥(az0037)に注意されるまでもなく、エージェント達は最大の警戒をもって密林の中を進んでいた。インカ支部の防衛は成功し、ラグナロクは撤退した。しかし、彼らの本拠地はいまだ発見されてはいない。
故に、エージェント達は少数部隊を複数編成、ラグナロクが潜んでいると思しき聖域への調査に乗り出した。現地住民達でさえ立ち入りを禁じている区域……それ故にラグナロクの隠れ蓑として利用されている可能性が高い。と言うより、もうここしか潜伏先の当てがないと言った方が正しいのだが、いずれにせよ、敵の懐に飛び込むのだから、最大に警戒しつつ先を急ぐ必要があった。
「とは言え地上を歩いていた方が逆に見つかる可能性もある……か? ジャングルランナーも完成したことだし、逆に樹上を行くのもアリだろうか。すまないが、皆の意見を聞かせてくれると嬉しいのだが」
「すいませーん、ちょっと止まってもろてもええですかー?」
音弥の声に被さるように、樹上から少年の声が聞こえ、エージェント達は一斉に声のした方へと視線を上げた。声の主は……一つ目を嵌めた面を被った学生服姿の少年は、枝からひらりと飛び降りて、エージェント達の前にひどく無造作に姿を晒す。
「パンドラ……!?」
「よかった! まさかこんな所でエージェントはん達に逢えるなんて! お願いです、僕のこと助けてもろてもええですか?」
突如現れた愚神の姿にエージェント達は武器を抜いたが、そこに掛けられたのはあまりに予想外過ぎる言葉だった。「助けてもろてもいいですか」? この愚神……パンドラは、ラグナロクとの関与が疑われている。そしてマガツヒ所属の愚神でもある。そのパンドラが、エージェントに向かって、こともあろうに「助けて」だと?
「一体何を言っているんだ。君はラグナロクに協力しているのではなかったのか?」
「違いますよ! 誰が言うたんですかそんなこと。僕はラグナロクに大事なものを盗まれていたんどす。それでやっとの思いで取り返してきたんですけど、今追い掛けられててものすごく困っていて……あ、来たみたいどす!」
パンドラは無防備に……本来敵であるはずのエージェント達にあまりに無防備に背中を向け、「追っ手」へと白い面を合わせた。蔓に全身を覆われた巨人、兎を模したような獣人、そして巨大な鷲……いや、鷲に人間の女を混ぜ合わせたような化け物が、耳障りな声で鳴き始める。
「私達が希望! 私達ガ光! 真ナル世界の導きヲ! ゲギャ、ゲギャ、ゲギャアッ!」
「えらいすみませんけど、僕と一緒に戦ってもろてもよろしいですか? もちろん、エージェントはん達に危害を加えない事はお約束します。僕と一緒に戦って下さい!」
エージェント達は困惑した。「一緒に戦って下さい」? ……何を言っているのだ、この愚神は。パンドラは今まで何度かエージェント達と矛を交えている。その凶悪性……否、狂悪性も十二分に把握されている。それが「一緒に戦って下さい」だと? エージェント達の困惑を一度無理矢理断ち切るように……いやむしろ、一層惑わせでもするかのように、愚神は無防備な背を晒したままエージェント達に懇願する。
「あのおっきいのが持ってる結晶の中、男の子と女の子が捕まってるのが見えますよ。早く助けてあげないと死んでしまうのと違いますか? 僕もお手伝いしますから、あの子達を一緒に助けましょう!」
確かに巨人型愚神、ヘイムダルの持つ結晶には、少年と少女が一人ずつ閉じ込められているのが見える。まだ生きてはいるようだが……だが、何故、パンドラがそれを指摘するのか。あまつさえ「助けよう」などと言うのか。人類の敵であるはずの愚神が。
困惑は一層増すばかりだが、惑ってばかりもいられない。エージェント達は武器を握り締める。その矛先が向くのはラグナロクか。
それとも。
●敵NPC
ヴァルキュリア×5
デクリオ級従魔。飛行能力あり。鷲系の鳥人に変貌しており、意思疎通は完全に不可能。銃型RGWを所持
・援護射撃?
銃に振り回されるように不規則に移動しながら無差別に銃を乱射し、範囲10sq以内にいる1~3体を攻撃する。実はこの銃は欠陥品のため、使用すると説明のような動きになる
ウールヴへジン(山兎)×5
デクリオ級従魔。体長2m。破壊を愉しむような言動をする
・蹴撃
1ターン目で跳躍し、次ターンで敵を踏み潰す。跳躍中は樹々やヘイムダルに隠れたり、飛び乗る場合もある
・虫潰し
足を振り回し範囲5sqを攻撃
・教架
パッシブ。生命力が減る程攻撃力上昇
ヘイムダル×2
デクリオ級愚神。体長5m。知能は低く愚鈍であるが異常にタフネス。特殊抵抗も非常に高い
少年と少女が入った結晶をそれぞれ左手に有している。戦闘が長引くと少年少女は衰弱死する恐れあり。右腕を振り回し範囲2sqの物理攻撃を行う。ジャングルランナーで飛び乗ることは可能/飛び乗られた場合は体を揺らし振り落とそうとする
・剥落する体:パッシブ。バッドステータスに罹患した際、生命力を消費することでそれらを打ち消す
・異常再生:パッシブ。部位破壊されても、生命力を消費することで次ラウンドのファーストフェーズに再生
・破壊衝動全開:パッシブ。生命力が半分以下になると、攻撃行動であればメインアクションを二回行える
●戦闘区域
30×30sq。全体的に樹々が密集している。天候は晴れ
□□□□□□
□ ★★ □
□ □
□ □
□ ☆☆ □
□□□□□□
★:ラグナロク勢。ヴァルキュリアとウールヴへジンが前衛、ヘイムダルが後衛
☆:PC、音弥、パンドラ
解説
●目標
ラグナロク勢の撃破(パンドラの撃破は今回目標には入らない)
●NPC
戸丸音弥&セプス・ベルベッド
バトルメディック。アサルトライフル/禁軍装甲/ジャングルランナー所持。ケアレイ/クリアレイ使用。指示がなければ少年少女の救出に向かう
少年少女
ヘイムダルの結晶に囚われている地域住民。兄妹のようだ
●NPC(?)
パンドラ
トリブヌス級愚神だが、何故か共闘をもちかけてくる。PC/NPCには攻撃せず、PC/NPCが攻撃されそうな場合は庇おうとする。PCからの攻撃は回避も反撃もしない。一定ダメージを喰らうと逃亡する/ラグナロク勢を撃破し終わったらそのまま立ち去ろうとする。「壊造」を有しているが今回は使用しない
・孕兆
接触した対象に「何か」を植え付け体内を少しずつ破壊。【減退(1d6)】付与。このスキルは重複する(例:減退1負荷中に減退2を喰らうと、重複して減退3になる)。BS回復スキル/ヘイムダルの「剥落する体」以外回復不可
・躍れ依代
リアクション。通常避けられないような攻撃に対し人外めいた超回避を行う。超回避による負荷が一定ラインを越えると回避力が低下する
・禍の狂持
パッシブ。一ターンで二回行動出来る
●その他
・ラグナロク勢は侵入者の排除が目的のため、PC/音弥/パンドラ全員攻撃対象
・少年少女が結晶から解放された場合、ラグナロク勢は少年少女も攻撃しようとする
・攻撃により樹々が倒壊する恐れあり
・使用可能物品は装備・携帯品のみ
・PL情報は「PCは知らない情報」/活用するにはPC情報への落とし込みが必要です
・プレイングの出し忘れにご注意下さい
・英雄が二人いる場合は英雄の変更忘れ/装備・スキルの付け忘れにご注意下さい
・装備されていないアイテム・スキルはリプレイに反映する事が出来ません
・能力者と英雄の台詞は「」『』などで区別して頂けるとありがたいです
マスターより
こんにちは、雪虫です。【森蝕】でちょいちょい名前の出てきていた仮面野郎がついに登場! ……ですがちょっと様子がおかしい?
色々気になることは多いと思われますが、一つ言えることは「今回のパンドラはPCに一切敵対行動を取らず、ラグナロク勢を倒すべく共闘する」ということです。本当です。嘘はつきません。それを踏まえた上でどう行動するかお考え頂ければと思います。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2018/01/08 16:31
参加者
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相談所
最終発言2017/12/27 21:25:05 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/12/24 22:23:56