本部
雪烟る孤立無援の山
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/12/23 22:00
- 完成予定
- 2018/01/01 22:00
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/12/23 12:03:21 -
雪男退治
最終発言2017/12/23 11:54:14
オープニング
●山形県某所
「まんずこの雪どうにかしねど、どんどん雪深くなってら」
「父ちゃん、どうする? 帰るか?」
老年の父親と娘がひとり、雪山を歩いていた。一匹の飼い犬が帰ってこなくなったのである。
飼い犬はシロという。灰色の毛並みに白い毛が混じった大型犬だ。いつも山に散歩に来た際は放してから共に帰るというのがシロと散歩をする家族の日課だった。
「シロー、シロやーい」
「シロー、でてこーい」
二人の呼びかけ虚しく、声は降り積もる雪に吸い込まれていく。
二人が呼ぶ声に突然、周囲の雪が吹雪きはじめた。ごうごうと周囲の樹氷とかしていた樹たちが音を立てて揺れる。
「なにっこれ、父ちゃん!」
「こっちゃこい!」
あれは吹雪ではない。
巨大な雪男のような姿の雪が、響く足音を立てながらこちらに迫っていた。
●情報監視室
プリセンサーの一人が、予知した結果を急いで報告していた。
山形県某所でドロップゾーンの出現である。おまけにここでは行方不明者も出ている。父と子の二人だ。後は犬が一匹。
捜索は周辺の警察では吹雪によって困難な状態であるという。
それもそのはず、この吹雪は愚神によるものである。愚神を倒さなければ吹雪もおさまらないだろう。
山形は雪深い県だが、この猛吹雪は山腹に集中した一部地域のみで発生している。いくら雪深いとはいえ、このままではこの山だけが雪まみれになってしまう。従魔の数は複数体と思われる、また鈍足であるだろう。猛吹雪に行方不明者が巻き込まれている可能性は極めて高い。
愚神の姿はさながら雪男、といえばいいだろうか。五メートル程の巨体に全身雪被りで直立二足歩行。鈍足でどしんどしんと歩く。たまに地響きのように咆哮する。この咆哮で雪山に雪崩が起こってもおかしくはない。まさしく雪男【イエティ】のようなものだ。急ぎの要件になるだろう。
●孤立無援雪山密室
「大体の状況はこうだ」
男はそう結ぶ。
「父子は恐らく巻き込まれているだろう。父子の保護、できれば犬もだが、を優先的に。愚神の討伐と後は周囲にいるだろう従魔に警戒しつつ倒してくれ。従魔は鈍足、ただこちらも雪上での戦闘になる、いつもよりは動きが悪くなることを考慮して欲しい。愚神の姿は大型の雪男のようなものだと報告が入っている。デクリオ級だ。雪山にはいまエージェント以外誰も入れないような状況だ、中にいるだろう父子を除いては。雪山には山小屋もあるらしいが父子がこれに辿り着いているかは詳しい状況確認がとれていない。適宜それなりの装備で向かうことを頼む。以上、警戒してことに当たってくれ」
解説
●目的
父子(できれば犬も)の保護と愚神及び従魔の討伐
●現場
山形県某所某山腹一帯
●登場※PL情報※
雪男(愚神・デクリオ級) 一体
5m程の巨体。鈍足。鋭い爪で薙ぎ払うように攻撃してくる。
従魔 複数体
雪の化身。主に氷雪として周囲で飛散してまとわりつくように攻撃してくる。氷の核を持っておりそれを破壊することで討伐可能。雪男のおこす吹雪に乗って移動している。
父子
雪山に遭難している父子。一般人なので力にはなれない。山小屋に避難しているかもしれない。
※PL情報※
・雪山での吹雪ですので足元と視界が悪いことにご留意下さい。
・天候はデクリオ級の存在する一帯だけ吹雪です。
・山小屋は吹雪の一帯である山腹内にあります。
・山中ですので携帯は繋がりにくいです
マスターより
山上三月です。よろしくお願いいたします。
寒いのでもっと寒さを感じて寒さを撃退したいと思います。
MSの性質上、アドリブ成分が多めになるかと思われますのでご注意下さい。
リプレイ公開中 納品日時 2017/12/26 03:13
参加者
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/12/23 12:03:21 -
雪男退治
最終発言2017/12/23 11:54:14