本部
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/10/26 22:00
- 完成予定
- 2017/11/07 22:00
このシナリオは3日間納期が延長されています。
掲示板
-
質問用スレッド
最終発言2017/10/26 16:04:54 -
☆作戦会議室☆
最終発言2017/10/26 19:35:28 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/10/22 22:20:11
オープニング
豹変したヴァルキュリア達を伴い、幽霊船は空を進む。甲板にはラグナロクがナンバー2、トールが胡座をかいていた。アマゾンの地図を広げ、その上にチェスの駒を広げてにやにやと笑みを浮かべている。
「やるもんだなぁ、ギアナの鸚鵡野郎も。それくらいしてくれないとこっちも潰し甲斐が無いってもんだ」
一体の怪人鳥が彼の側に舞い降りる。全身を硬質の羽毛に包んでいたそれは、次の瞬間には艶かしい肢体を持つ美女、レスクヴァに変わっていた。トールは彼女を見上げると、低い声で尋ねる。
「リンカーの数」
「10人」
「行軍速度」
「時速30km」
トールに尋ねられたレスクヴァは、機械か何かのように答える。頷きながらその返答を聞いていたトールは、ニヤリと笑って黒のポーンを河の上に置く。
「なら一時間もあればここに来るか」
トールは振り向くと、背後に佇むシアルヴィを指差す。
「シアルヴィ!」
「はい」
「タングリスニとタングニョーストをアマゾン川まで連れて行け! そこでH.O.P.E.の奴らとぶつかる!」
「承知しました」
シアルヴィはその姿を猛々しい巨鳥に変えると、翼を広げて幽霊船から飛び出す。その姿を見送ると、トールは甲板を拳で叩いてさらに叫ぶ。
「宜候! 目標アマゾン川流域!」
その命令を聞くなり、幽霊船はボロボロの帆を開いて空を滑るように走り始める。トールは立ち上がると、身を切るような風を浴びながら濃緑の海を見下ろす。
「ただ本丸に向かうってのも味気ねぇよなぁ。……ここは一つ、お前らに挑戦状を叩きつけてやる」
君達はインカ支部へと急いでいた。目前には熱帯雨林を支える大河、アマゾン川が見える。波のない海。そう喩えられる川は、あまりに広い。リンカーの身体能力をもってしても対岸へ飛び移れそうにはない。
君達はとっくに気付いていた。この場を襲われれば苦戦は必至になる事を。そして、それをかの男はきっと見逃さないだろうことも。
「よう! H.O.P.E.のリンカーども!」
予想通りだ。上空から朗々たる声が響き渡り、二隻の幽霊船が川向こうから滑るようにやってくる。そのうちの一隻は、半ば突っ込むようにして目の前の川に着水する。舷側から次々に錆びた砲門が飛び出すと、君達に向かって狙いを定める。君達は仲間と頷き合い、一気に飛び出し武器を構える。同時に放たれる砲弾。君達は武器を振るって砲弾を撃ち落とした。巻き上がる土埃。その中に紛れて二人の仲間がALブーツを起動し、一気に水上を駆け抜けた。君達も後へ続こうとするが、四方八方を取り囲む血霧にその行く手を阻まれる。
「無視しようってのは酷いじゃねえか。お前達の実力をちょいと試してやろうってのになぁ」
水面に浮かぶ幽霊船の上に、二人のウールヴヘジンが立っている。二体とも山羊の角を一対伸ばし、巨大な斧を一振り構えていた。
「一つゲームをしようぜ。そいつらは俺の下僕、タングリスニにタングニョースト。そいつらをぶっ飛ばして船を奪ってみろ。……それぐらいは出来るよな」
どの道、戦わなければインカ支部には辿り着けない。君達は武器を構えなおし、戦いへと挑むのだった。
フィールド
□□□□□□□□□
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
◇◇◇★★★◇◇◇
◇▲◇◇▲◇◇▲◇
□□□□□□□□□
(一マス5×5sq)
□…密林。長大な木がある。
◇…川。濁っている。
▲…従魔5体。
★…カレウチェ
解説
メイン アマゾン川に浮かぶカレウチェを制圧する
サブ トールの作戦を看破する
BOSS
デクリオ級従魔タングリスニ&タングニョースト
トール直属の配下。狼のくせに山羊の角を持っている。
●ステータス
詳細不明。物理偏重、魔法に弱い。
●スキル
・ボルトアクス
トールから受け取ったライヴスを斧に纏わせて攻撃する。[防御した相手に[BS衝撃]を付与する]
デクリオ級従魔カレウチェ
巨大な幽霊船。戦闘力自体は張りぼてのようだが、その輸送力は脅威。
●ステータス
詳細不明。防御寄り。飛行可能。
●スキル
・一斉射撃
砲台十門から一斉に砲弾を叩き込む。[扇形の範囲攻撃]
ENEMY
ミーレス級従魔ネーベルガイスト×15
霧や煙のような瘴気を纏った従魔。ライヴスから作られた吸血効果のある霧で相手を包む。
●ステータス
飛行。他に特筆すべきものは無し。
●スキル
・吸血霧
[自身の周囲10sqに霧を放つ。この中にいる限り、PCはBS減退(1)を受ける]
・霧衣
本体となる深紅の結晶体が霧の中に紛れている。[回避+400]
特殊状況
・ポロロッカ
潮の満ち引きによっておこる大海嘯。本来この戦場にまでは届かないが、異常現象の影響により、この地にもおよそ5~6メートルに及ぶ大波が押し寄せる可能性が示唆されている。
(事前に情報を得たという形でPC情報に出来る)
Tips
・カレウチェは基本的にその場から動かない。
・重体の危険もあるが無視して離脱してしまうことも可能。
・トールは高みの見物を決め込んでいる。一部の遠距離武器なら撃てない事もないが、特に利益はない。
・下手に泳ぐといい的になるため注意。
マスターより
影絵企我です。
今回はトールからのちょっとした挑戦状です。
メインミッションの達成は簡単かもしれませんが、本来の目標はインカ支部の救出です。その点を忘れなければ成功に近づけるでしょう。
また、前回探り切れなかったことを今回探ってみるのも一つの手かもしれません。
以上です。よろしくお願いします。
リプレイ公開中 納品日時 2017/11/03 08:38
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☆作戦会議室☆
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