本部
- 形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/09/12 15:00
- 完成予定
- 2017/09/21 15:00
掲示板
-
相談卓
最終発言2017/09/12 13:57:18 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/09/11 22:53:40
オープニング
●再開
援軍と十分な休息を得たH.O.P.E.ギアナ支部は、活動を再開しアマゾンの密林地域の本格的な調査に乗り出そうとしていた。
だがアマゾンには、伝承と共に生きる先住民族達も少なくない。
というのも、元々リンカーという存在に対して不信感を示す者もいたのだが、ヴィラン組織『ラグナロク』との衝突事件が先住民族達の不信感を増大させるきっかけとなってしまった経緯がある。
彼らの反発もあり、アマゾンには未だにH.O.P.E.が立ち入れない「聖域」も数多くある。
しかし異変の原因を突き止めるためには、アマゾン全域を調査しなければならず、そのためエージェントたちはギアナ支部職員と共に手分けして地域住民の説得に向かっていた。
●襲来
この日も、H.O.P.E.ギアナ支部職員に復帰したポルタ クエント(az0060)は、H.O.P.E.への不信感を隠そうとしない集落の説得に向かっていた。
調査への協力をお願いする事はもちろんのことだが、最近応援に来てくれたエージェントが明らかにした『無人となった集落』の問題もある。
調査でそれを明らかにしたエージェント達や報告を受けたギアナ支部は、集落の人々を拉致し無人化したのは『ラグナロク』の仕業と見なしていた――これはポルタもそうだと思っている――が、これから赴く集落もラグナロクに狙われない保証はない。
最悪の話として、調査協力が無理でも何かあればすぐにギアナ支部へ救援要請をしてくれる態勢づくりは必要だった。
住民達と接触を続けても、実りのない問答に終わってしまう今の状況をポルタはどうにかしたかったが、眼前に現れた光景がポルタの思考を中断させる。
「……集落が、燃えている?」
慌ててポルタやギアナ支部の要請に応じたエージェント達は炎上する集落へと駆けだした。
●邂逅
燃える家の上で。広場で。作業小屋で。集落の長の家で。
村人達と、襲撃者達だろう、異様な気配を漂わせボロボロの服を纏う存在たち――従魔達がこれでもかとばかりに走り回っている。
荷物を積んだ荷車が所狭しと駆け回り、その上で小さな子供たちが泣き叫ぶ中、村人たちに追いついた従魔達が、村人たちを抱え込んでは他の従魔達の用意した大きな檻の中へと放り込んでいく。
そんな従魔達の中に、見慣れない人影があった。
暴力が荒れ狂い、更地と化した場所に、細身の少女らしき影が従魔達と共に佇んでいる。
黒色に『ある組織』を示すエンブレムの意匠を刻んだ装束と、人形のように整った顔の半分を毛皮のベールで覆う、その人影は眼前の光景を許容している。眼前の光景を押し付けている。
この集落の破壊を。
この集落に住む人々への苦痛を。
――つまりは、この暴力を。
「ようこそエインヘリャル。私の名はラグナロクの『フレイヤ』。一応ご同行は願うけど、拒むなら後悔してもらう」
迫るエージェント達に向け、淡々と『ラグナロクのフレイヤ』と名乗った少女はそう宣告した。
●ラグナロク
過去の報告書によると南米アマゾン奥地を拠点に活動していたヴィランズだった。
ラグナロクの掲げるものは一種の終末思想である。
彼らは、人間による世界の支配を悪しきものとして断罪する。異次元の接触はこの世界に終末の日が訪れた証であると定義し、能力者となって異世界とひとつとなり、古き神々の世界、すなわち旧き人類が支配する世界と戦う時が来たのだと説く。
異世界との親和性を持たない人々は動物以下であるとする考えまであり、能力者至上主義からくる選民思想と自然優越主義、テロリズムが同居した危険な集団である。
現在の規模や拠点など、この組織の詳細は不明。
解説
●目標
集落の人々を救出
従魔達を撃破し被害拡大を防ぐ
●登場
フレイヤ
ラグナロク幹部。従魔達を率いて集落の人々を襲撃し、誘拐しようとする。能力不明。現在下記檻の位置にいる。
PL情報:一定時間後不利と判断次第退却。
ヴァルキュリア×4
一見すると修道女のような姿に翼を生やしたような外観の従魔。略称『乙女』。身長1.7m。翼で飛行し浮遊するので地上の影響を受けない。フレイヤの援護を優先的に行う。
ウールヴヘジン×8
動物と人間を掛け合わせたような姿の従魔。略称『獣』。身長2m。剣と射程30sqの突撃銃を使いわけ攻撃。うち4体が下記檻の位置で捕らえた住民達を収容した檻を守っている。
村人達
ラグナロクとの衝突事件の影響でリンカーに不信感を抱き、H.O.P.E.の調査を拒否する集落の住民達。複数名が従魔達に捕まり、下記の檻に閉じ込められている。
状況
『フレイヤ』達の襲撃を受けた集落。戦場想定区域は、従魔達の襲撃で更地化した集落の中央広場跡。広さはおよそ縦横各50sqほど。周囲には密林が広がり、集落内の一部住居が炎上中。捕まらずに済んだ住民達の避難誘導と、火事の消火活動はポルタや随行したギアナ支部職員が率先して行う。『あなたたち』は集落のどの方面からも進入可能。無線貸与済み。
以下広場簡略図
□□□□□
□□檻□□
□□□□□
□□□□□
□□□□□
□:更地。1つ当たり10×10sq
檻:捕まった人々が収容された檻。
マスターより
岩岡志摩です。PL情報はPC情報に落とし込む作業をしなければ知っている情報にはなりません。スキル・英雄の付け忘れには御注意下さい。『全体を俯瞰』『情報は共有し適時行動』『スキル適時使用』など具体性のない行動は却下される確率が高いです。
ご不明な点はポルタが答えます。よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2017/09/18 15:13
参加者
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相談卓
最終発言2017/09/12 13:57:18 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/09/11 22:53:40