本部
強さを証明せよ
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 10人 / 4~10人
- 英雄
- 10人 / 0~10人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/04/16 15:00
- 完成予定
- 2017/04/25 15:00
掲示板
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相談卓
最終発言2017/04/16 05:47:15 -
プレイング掲載卓
最終発言2017/04/16 05:50:20 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/04/12 08:51:40
オープニング
雨の公園で、師匠が倒れている。
自分さえ呼べば、勝てた悪人に一人で挑んで負けた。依頼主は無事だが、師匠が死んでしまえばどうにもならない。
自分を守ってくれた大人は、あの人だけだったのに。
師匠が死んでしまったから、自分はもう一人で生きていくしかない。それぐらいの強さはあるつもりだが、どうしても許せないことが一つある。
「師匠が弱いと思われていることだけは……許せない」
●闇夜の襲撃者
「また、闇討ちですか……」
HOPEの職員は、ため息を吐く。
最近、雨の日の夜にリンカーたちが襲われることが増えていた。正義もその被害者の一人であり、他の被害者と同じく「暗かったんや。相手の顔なんて、見えへんかった」と答えた。
「雨の日のみに現れるという共通点はありますが、それだけで犯人の特定はできませんね」
今のところはパトロールの人数を増やすしかないであろう。
そんなことをHOPEの職員が考えていたとき、正義より提案があった。
「そのパトロール部隊に、知り合いを入れてほらえへんか? 僕の用心棒仲間の弟子なんやけど、ちょっと訳ありで出来るだけ実践に慣れてほしいや」
イズミ君いうんだけどな、と正義は続けた。
●イズミという少年
「よろしくお願いします」
HOPEのリンカーで組まれたパトロール隊に、正義の紹介でイズミという少年が仲間に入った。イズミは正義の用心棒仲間の弟子であったが、一か月前に師匠を亡くしてからは一人で活動しているらしい。
「腕の立つ子さかい、実力は問題ないんや。ただちょっと実践不足やから、色々な経験をしてほしくてな」
未だギブスの取れない正義は、笑いながらイズミとパトロール隊を見送った。
「イズミ君は、HOPEには所属されていないんですよね?」
支部に残った職員は、正義に確認を取る。
今回のように、外部の人間をエージェントたちの仲間にするのは珍しいことだ。正義の紹介ということもあって、特別に許可はしたが特に問題があるような子供には見えなかった。
「そうや。HOPEに所属するには……ちょっと精神的に弱い部分があるらしくて。用心棒仲間が生きとったころには上手くフォローしていたようやけど、もう亡くなってしもうたし……HOPEで新しい仲間を見つけるのも手だと僕は思ってるんや」
「弟子をとるくらいですから、お知り合いの用心棒はよっぽど強い人だったんでしょうね」
HOPEの職員の言葉に、正義は首を振る。
「強さは並みぐらいやな。でも、度量の大きな人でな。家庭に問題があったイズミ君を師弟関係っていう枠でかこって保護してたんや」
●強さの証明
「あのときも……雨だった」
パトロール中に公園に立ち寄ると、雨が降ってきた。大雨というわけでもないので、近所のコンビニで傘でも買ってパトロールを続けようという話し合いをリンカーたちがしていると、イズミがぼそりと呟いた。
「あの人が決して弱くはなかったことを、弟子の俺が証明しなければならない」
「おまえ、何を言ってるんだ?」
仲間の一人が、イズミの言葉をいぶかしむ。
イズミは、仲間に向かって刀を抜いた。
最初からイズミの狙いは、リンカーたちであった。彼らを倒せば、自分の強さが証明される。そして、同時に師匠の強さも証明される。
イズミは、そう考え続けていた。
「俺は、証明しなければならない」
解説
・イズミの保護
夜の公園(夜・雨)……人通りの少ない公園。遊具などはなく、花壇や噴水などがある大人の雰囲気の公園。見晴らしはかなりよく、障害物もあまりない。雨が降っているため、場所によってはかなり滑りやすい。
・イズミ……高校生リンカー。HOPEには所属しておらず、正義の知り合いの弟子だった。強いリンカーと戦い自分と師匠の強さを証明しなければならないという考えに取りつかれている。腕は立つが実践面ではややつたない。主力の武器は長刀と短刀の二刀流。
速さの証明――序盤に使用。素早く動きで相手の懐にはいり、短刀で切りつける。本来ならば後衛の支援を受けながらの技。
威力の証明――長刀で全力を相手にぶつけ、吹き飛ばす。吹き飛ばした相手に、長刀で止めを刺す。本来ならば二手に分かれる技。
絆の証明――ライブスを活性化させ、自信の防御力を上げる。本来ならば、相手の防御力を上げる技。
信頼の証明――ライブスを活性化させ、自分の体力の三分の一を回復する。本来ならば、相手に使用する技。
(以下PL情報)
・襲撃された者の集まり……過去にイズミに襲撃された、集団。10名登場。全員がそれなりに腕のたつリンカーであり、イズミに復讐心を燃やしている。イズミに戦闘の意思がなくなると出現する。全員が銃とナイフを装備。イズミを積極的に、狙ってくる。全員が同じ技を使う。
集団行動――半数が一気に同じ標的に向かって銃を放つ。
集団暴走――半数が同じ標的に向かって、ナイフで襲いかかる。
銃弾決起――人数が半分に減ると発動。動けなくなった仲間のライブスを利用して、体力を回復・攻撃力をアップさせる。
マスターより
こんにちは、落花生です。
今回は正義君がわりとまとも(怪我人)状態です。
初めての(まともな)状態です。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2017/04/21 17:40
参加者
掲示板
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相談卓
最終発言2017/04/16 05:47:15 -
プレイング掲載卓
最終発言2017/04/16 05:50:20 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/04/12 08:51:40