本部
- 形態
- シリーズ(新規)
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
- 1,300
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/01/20 07:30
- 完成予定
- 2017/01/31 07:30
このシナリオは2日間納期が延長されています。
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/01/16 19:59:43 -
相談卓
最終発言2017/01/19 19:06:39
オープニング
●赤い絆
カフカス地方で語り継がれている伝説がある。
愛し合う男女がいたのだが、二人は仲を引き裂かれてしまう。
そして、女性は他の男性と結婚させられてしまい、それに耐えられなくなったある日、山へと向かった。
『あの人が居ない日々に……私は耐えられません』
山に住む老師に女性は、涙で両袖を濡らしながら言った。
『あぁ、可哀想な娘よ。せめて、この山に咲く白百合にしよう。私にはこれしか出来ぬ』
『この、苦痛から解放されるのであれば』
老師は女性に慈しみを込め微笑むと、女性は白百合となり山にひっそりと花弁を開かせた。
『あぁ、愛しい人よ……』
と、男性は1輪の白百合前で悲嘆する。
男性を哀れだと思った神は、白百合にいつでも水を与えれるようにと雨雲にした。
山に咲き風に揺れる姿は、想い人を思いながら泣く女性の姿に見えた。
「これで何人目だ?」
と、司令官が低く呻く。
「10人近く、ですね。そして、小規模の精鋭部隊が1つ」
「何が目的だ? どうして、兵士だけが狙われるのか? 被害者の共通しているのは『軍務で自宅から遠く離れている』者だけだ」
被害状況等が書かれている資料を睨みながら司令官は自問自答する。
「同行していた者達からの話によると、女性の名前を呟きながら森の中へ向かったそうです」
部下は、生還した兵達の証言を纏めた資料を司令官に渡す。
「生還した兵達の故郷はカフカス地方かその近辺、か……」
「放置しても、こちらが戦力を出しても、必ず犠牲者が出る一方です。HOPEのエージェント達に連絡しましょう」
凍死した兵の中には戦友とも呼べる程に仲が良い者もいたのだろうか、部下は声を振るわせながら言う。
「……そうだな、仕方がない。現状の資料を纏めろ! カフカス地方の地図と遭難死した遺体の発見箇所を書き込め、直ぐにHOPEへ連絡を!」
と、司令官が部下に指示を出す。
●特殊部隊からの依頼
「皆さん、カフカス軍特殊部隊からの依頼です。手の空いているエージェントは直ぐに会議室へ」
エージェント達が行き交うHOPEロンドン支部内にティリア・マーティスの声が響く。
「集まってくださりありがとうございます。それでは、今回の依頼に関してお話をします」
トリス・ファタ・モルガナはアナタ達を見渡すと説明しはじめた。
「カフカス軍特殊部隊の兵や一般人が行方不明になり、翌日には死体となって発見される奇妙な事件が発生しています。被害者の大半が軍の兵であり……そして、特に軍務で故郷から遠く離れた兵士達の被害が多いのです」
と、説明するトリスの隣でティリアは端末を操作し、エージェント達の端末へと資料を送る。
「カフカス軍は、純粋な戦力では太刀打ち出来ないと判断してHOPEに依頼をしました。皆さんにしていただく依頼は『カフカス地方の調査』となります。先に冥人ちゃんをカフカス軍へと向かわせています」
「詳しい情報はカフカス軍特殊部隊の司令官から聞いてください。皆さんの依頼成功を祈っております」
ティリアはアナタ達に向かって小さく微笑んだ。
解説
●目標
奇妙な事件の調査
●NPC
誘えば同行します。
●開始地点
HOPEの会議室でトリスから話を聞き終えた頃
●場所
カフカス地方の山(昼)
●事件詳細
・犠牲者
大半はカフカス軍特殊部隊の兵が犠牲だが、数えるほどだが一般人にも犠牲が出ている。
・生還した兵の証言
女性の名前を口にしていた。
何かに誘われる様に山へと消えていった。
マスターより
煮込まれました紅玉です。
お察しの良い方はピンと来たのではないでしょうか?
新年に入って初の調査シナリオです。
皆さんの参加をお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2017/01/31 22:28
参加者
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/01/16 19:59:43 -
相談卓
最終発言2017/01/19 19:06:39