本部
だって俺様、悪くねーし
- 形態
- ショートEX
- 難易度
- やや易しい
- オプション
-
- 参加費
- 1,500
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 4日
- 締切
- 2016/12/03 19:00
- 完成予定
- 2016/12/17 19:00
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
-
落ち着け、話し合おう【相談卓】
最終発言2016/12/03 14:59:09 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/11/30 02:47:39
オープニング
●例えるならば風紀委員長とクソ不良
「分かってねーなアマデウス! ジャスティンだって戦士だろ、もっと実戦に出ようぜ!」
「何度も言っているだろうヴィルヘルム。ジャスティンはリンカーの総司令官なのだぞ。総司令官が易々と前線に出られる訳なかろう」
「資料と睨めっこしたり長ったらしい会議したりパソコンと向かい合ったりするより戦ってる方がアイツだって幸せだ!」
「武器を取るだけが戦いではない。あれがジャスティンの使命で戦いなのだ。貴様こそジャスティンの何も分かっていない」
「俺様知ってるんだぞ! あいつ、現場に出た時スゲー楽しそうにしてたもんね! 俺様は分かる! アイツだって戦士なんだ! 武器を取って戦いたいんだよ!」
「みっともなく声を荒げるな。ジャスティンの英雄である自覚を持て、彼の威厳に泥を塗るような真似はこのアマデウスが許さんぞ」
「うっせー! お前だって戦士だろ、アマデウス! 日がな一日、書記官みてーなことして楽しいのか? その鎧は何の為の鎧だコラ! 書類を運ぶ為の補助装置かコラ!!」
「……ふん、教養の低い雑兵上がりの貴様には何も分かるまい。こんな会話など無益の極みだ、いい加減に口を慎め馬鹿者」
「んだとテメェゴルァ! やるかッ!?」
「貴様は戯言ばかりだな。――新参英雄如きが、この我に敵うとでも?」
英雄アマデウス・ヴィシャス。
英雄ヴィルヘルム。
H.O.P.E.会長ジャスティン・バートレットの英雄二人は――一触即発だった。
「こらこら! 喧嘩をしてはいけないだろう」
そこへ飛んで来たのはかのH.O.P.E.会長ジャスティンで。「一体どうしたんだい」と問う彼に、溜息を吐いたアマデウスが経緯を語り始めた。
「ヴィルヘルムが勝手に任務を受けていたのだ、ジャスティン。お前の許可もなく、お前も参加する方針で、だ。お前の予定が詰まっている為に当然キャンセルしたが……」
「チッ! コッソリやろーと思ったのによ」
ヴィルヘルムがそっぽを向く。そんな第二英雄に、事情を聞いた会長は笑みを浮かべて。
「そうかい、ヴィルヘルム。ありがとう。気持ちはとても嬉しいよ」
「……一ついいか、ジャスティン、我が友よ」
アマデウスが眉根を寄せ、言葉を続ける。
「ヴィルヘルムの外見年齢が、お前の愛娘テレサ殿と近しい乙女だからか知らんが……どうも貴様はヴィルヘルムに甘いのではないか。コイツは男だぞ」
「おっぱいぼいんぼいーん ほらほらみてこれFカップ」
途端。ガッとアマデウスの手首を掴むなり、その手を自らの双丘に押し付けるヴィルヘルム。もに。
「なにをふざけておるか貴様ーーーッッ!!!」
これにはアマデウスも怒髪天。鋼の右ストレートがヴィルヘルムを殴り飛ばす。
「いっでぇ! 殴るこたねえだろ! 可憐な乙女様だゾ!」
「男女平等だ」
「ジャスティーン! アマデウスのアホが俺様のこと殴った~!」
「誰が阿呆だ脳足りんが」
「あぁ゛!? イイコチャンでスカしてんじゃねーぞボケッ!」
またもや一触即発。「まぁまぁ」と苦笑と共に仲裁するジャスティン。するとヴィルヘルムはむくれ面で相棒を見て……
「フンだ、俺様も~知ーらね!」
ベ、と舌を出してどこぞへ走り出してしまう。
「あっ、待ちたまえヴィルヘルム」
ジャスティンが手を掴もうとする、のを、スルリとすり抜けて。相棒に向き直ったヴィルヘルムがニヤッと意地悪く笑う。
「つっかテレサちゃん可愛いよなー、カレシとかいるのかねぇ? もういたりして」
「っ!」
ハッ。ジャスティンの瞳が見開かれる。饒舌な筈のあの会長が顔を歪めて青くして、言い淀んでいるではないか。そしてようやっと絞り出した言葉はというと、
「……む……娘は……やらんぞ……」
「やめろヴィルヘルム、この馬鹿ッ!」
確信犯だ。ジャスティンを困らせる為だけの。タチが悪い。間に割って入るアマデウスが舌打ちを。その間にもう、ヴィルヘルムはどこかへと走り去ってしまっていた。
「全くあの野郎め……おいジャスティン、」
「テレサももう立派なレディだ……子離れしなければならないのは分かっているのだが、もしテレサにどこの馬の骨とも知らん不誠実な男が言葉巧みに言い寄ってきたらと思うと私は」
「今はそれどころではなかろう!」
しっかりするんだと相棒の肩を揺すり、どうしたものか――アマデウスは周囲を見渡した。
「おい、そこのエージェント! 我の命令を聴くのだ……拒否権は与えんぞ」
●会長とその英雄達について
【ジャスティン・バートレット】
H.O.P.E.会長。我らが紳士。
○英雄達について
仲が良くない英雄達について心配している。
どうにか仲良くなってほしいのだが、ここのところの多忙であまり構ってやれず、話し合いを設けてもOPの通りケンカになってしまうので、どうしたものか……。
○愛娘テレサ・バートレットについて
お父さんあるある(?)「娘の将来を考えるとしんどい」が発動している。
テレサを一人前の女性として扱うべき、子離れすべきだとは理解しているのだが、娘が可愛くて可愛くて……(以下スマホでテレサの写真を見せつつ「うちの娘が世界で一番可愛い」語りが始まる)
【アマデウス・ヴィシャス】
ジャスティンの第一英雄。ド堅物。
アマデウスは誰よりもジャスティンの活躍を傍で見てきた。
守るべきものが増えれば、それだけ自由が制限されることは知っている。ジャスティンはその中で、ひとつも嫌な顔をせず「明日の希望の為」と最大限の努力を自ら進んでしていると、アマデウスは心から尊敬している。
だからこそ、ヴィルヘルムがそれを否定するようなことが許せない。
また、ヴィルヘルムの粗野な言動について、「H.O.P.E.会長の英雄らしくふるまうべき」と目くじらをたてている。一方で、真っ直ぐで自由な彼が少し羨ましくもある。
【ヴィルヘルム】
ジャスティンの第二英雄。フリーダム。
ふてくされてH.O.P.E.内の食堂にいる。こっそり持ってきたジャスティンの財布で暴飲暴食しようと目論んでいる。
善意で行動したのに全て裏目に出ている現状にイライラしている。
元来自由人なので、口うるさいアマデウスには「ほっといてくれ好きにさせろ」と辟易している。一方で「イイヤツ」であることは理解しているだが……。
ジャスティンに関しては「スゲー奴」とリスペクトしている。同時に「もっと構え」とも思っている。
忙しいのは理解しているが、だからこそリフレッシュも大事だって! 戦いに行こうぜ!(脳筋なのだ)
解説
●目標
以下、アマデウスから依頼されたこと
・ヴィルヘルムの捜索。
・ジャスティンを慰める。
●状況
時間帯は日中。
H.O.P.E.東京海上支部、自販機やベンチなどがある休憩スペース。
以下、開始時状況。
ジャスティンは休憩スペースにいる。
アマデウスは基本的にジャスティンの傍にいる。
ヴィルヘルムはH.O.P.E.内食堂にいる。
どこに向かうか、誰にどうアクションをかけるかは自由。英雄と分担してもOK。
英雄は能力者や同相棒英雄への不満から、ヴィルヘルムと一緒にふてくされるなんてのもアリです。
リプレイはOPの直後というシーンから始まる。(事前準備不可能)
マスターより
こんにちはガンマです。
ままならぬ、そしてただならぬ事態という奴です。
よろしくお願い致します。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2016/12/12 13:46
参加者
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落ち着け、話し合おう【相談卓】
最終発言2016/12/03 14:59:09 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/11/30 02:47:39