本部
ブッチュで鬼を増やしましょ
- 形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 5人 / 4~10人
- 英雄
- 5人 / 0~10人
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/10/06 12:00
- 完成予定
- 2016/10/15 12:00
掲示板
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/10/06 10:23:47
オープニング
●もうちょっと考えてやろうよ文化祭
喜多野高校の巨大な体育館。
その体育館のステージ上に七人のヒロインたちが、勢揃いする。普段は目立たない家庭部が徹夜に徹夜を重ねて作った美しいドレス。それに身を包むのは、七人の屈強な運動部員。
「しゃららん、私は白雪姫よ」
「そして、私はシンデレラ」
「太いおみ足、カグヤ姫」
「シックスパックな赤ずきん」
「背筋自慢な人魚姫」
「腕の筋肉むっきむき、眠り姫」
七人の姫たちは、それぞれに思い思いのポーズと取っていた。主に、マッスルボディを強調する方向性のポーズを。
「今年も来たか……地獄の文化祭」
「我が出身校ながら、これだけは気がくるってるとしか思えない」
卒業生も息をのむ。
喜多野高校の文化祭は、出し物などはお粗末になる傾向がある。皆部活で忙しく、文化祭で弾けようとは思っていないからだ。それでは高校時代の思い出とあんまりだと生徒会が三年前より文化祭にこのイベントを開催したのである。
「えーと、今年の姫たちは陸上部、弓道部、サッカー部、野球部、相撲部、ラグビー部、卓球部より選出しました。この人たちが鬼になり、逃げまくる生徒および一般来訪者の皆様にあっついベーゼをかまします。ベーゼを受けた人は、姫の奴隷になってしまいます」
とどのつまりは、増やし鬼である。
キッスを受けた人は鬼の一員になって、別の人間にキッスしなければならないのである。参加する生徒のほとんどがごつい男子学生であることを考えると、まさに狂気の祭典である。だが、この狂気の騒ぎが懐かしくなって参加する卒業生もいるのだから世も末である。
姫たちは、投げキッスをする。
それだけで、生徒たちは震え上がった。
ちなみに、旧校舎では女子たちが同じようなイベントを行っている。だが、こちらは不審者が入り込むことを懸念して一般客参加禁止となっている。
「さぁ、姫代表のシンデレラ。今年の意気込みは?」
「地獄の底まで追い回します!」
「はーい、では始業ベルが鳴ったら姫たちが皆さんを追いかけます。鬼にキッスされた人は、さっき配ったティアラをかぶって逃げる人にキッスしてくださいね。よーい、スタート!」
●負けたくないというより、ブッチュされたくない
「今年も始まったな、恐ろしいゲームが」
教室内で、黛少年はクラスの男子生徒を集めていた。
「ルールは単純。クラスの過半数が、一時間生き残れていれば勝ち。その間は、逃げ回っても隠れてもいい……。この文化祭、クラスが一チームとしてカウントされるのを忘れるな」
ほとんどのクラスが、バラバラに逃げ回ることを選択する。
だが、黛のクラスは違った。
勝つために作戦を練ったのである。
「おとり組と隠れている組。ひきつけ組にわかれる。おとり組は序盤に姫を隠れている組から引き離す。ひきつけ組は、それでも姫が隠れている組に近づいたら、逃げて引き離してくれ」
「OKリーダー。今年こそ、生き残るぞ。ところで、HOPEのリンカーにも招待状を送っているって本当か?」
「ああ、かわいそうだろう。たぶん、体育館の説明を聞いて呆然としているはずだ」
「じゃあ、利用しよう」
さらり、と黛少年は言った。
「一般客は必ず、体育館に集められる。だから、始まったら当初は一階にいるはずだ。だから、最初は姫を一階におびき寄せる。姫は見つけた人間を追わなきゃいけないルールだから、HOPEのリンカーが逃げれば逃げるほど時間稼ぎができるはずだ」
解説
増やし鬼に参加してください。
※参加するPLが全員が一チームとしてカウントされ、参加人数の半分以上が生き残れば勝利。
(このシナリオではリンクは禁止です)
鬼……ムキムキな姫。発見されるとひたすら追ってきて、熱いベーゼをかます。キッスされた人は、ティアラをかぶって鬼になり他の人にキッスしなければならない。キッスの場所はどこでも可。姫は、女性はほっぺた、男は唇を狙う。スタート五分後に、姫は体育館を出て校舎へと向かう。
・黛少年のクラス……姫を一階に誘導し、リンカーたちと鉢合わせさせる作戦をとる。男子総勢二十人。二人が囮り、三人がひきつけ役。十五人が、四階の教室に隠れている。発見されると、驚いて黛以外がバラバラに逃げ出す。
・他の生徒(六十人)及びOB(二十人)……各フロアでそれぞれ逃げ回っているが、一定時間が経つごとにキッスされて鬼へと変化していく。鬼になると見つけた人間にキッスしてくる。
高校――四階建ての建物。
一階――理科室や保健室などのクラス教室以外の部屋がある。どの部屋も物が多く、身を隠すことができる。シンデレラ、白雪姫、かぐや姫、出没。開始二十分で、フロア全員が鬼化する。
二階――一年生のクラスがある。机や椅子が多い。赤ずきん、人魚姫、出没。開始四十分でフロア全員が鬼化する。
三階――二年生のクラスがある。二階と同じ条件。眠り姫出没。開始五十分で、フロア全員が鬼化する。
四階――三年生のクラスがあり、二階と同じ条件。クラスの一つに黛少年たちが隠れており、彼ら以外は終了時までには全員鬼化する。
階段――二階から四階まで続いている階段が、建物の中央にある。二階から一階に続いている階段は左端にあり、正門も建て物の左端にある。
体育館――スタート時の場所。ゲーム開始五分後には、体育館と校庭には入れなくなる。
姫および参加生徒たちは、フロア全員が鬼になると段々と上にあがってくる。
マスターより
こんにちは、落花生です。
今回はぶっちゅして鬼を増やそうという狂気の学園祭です。
ひたすら姫から逃げまくるも良し、早々に姫になって仲間や男子生徒にキッスするのもOKです。
なお、男性も女性も女子のほうの鬼ごっこには参加できません。
リプレイ公開中 納品日時 2016/10/12 13:47
参加者
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最終発言2016/10/06 10:23:47