本部
- 形態
- ショートEX
- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
- 1,500
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/09/25 07:30
- 完成予定
- 2016/10/09 07:30
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
-
相談卓
最終発言2016/09/22 13:58:23 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/09/23 06:03:29
オープニング
●燃え盛れ逆境
絶体絶命だった。
圧倒的な敵の前になすすべもなく、蹂躙し尽され。
状況は絶望的。勝算は見つけられず。
誰も彼もが、ボロボロの状態で強大にして巨大すぎる敵を見上げる他になかった。
敵は、ビルほどの巨体を誇る悪魔。
テーブルトークRPG『デーモンコア』。
それは地獄から侵略してくる悪魔を、異能力者であるプレイヤーが人類の希望として迎撃する、という内容のゲーム。そしてここは、そのゲームを再現された世界(ドロップゾーン)。
エージェント達に課せられた『セッション』は、この悪魔である従魔を倒すこと。
であったのだが、……勝てない。強すぎる。全滅寸前で、一体どうしたらいいのか――。
「楽しんでるかい? エージェント!」
「逆境は好きでしょう? 楽しまないと!」
空から声がする。見上げれば、そこに双子の少女の姿をした異形の愚神が立っていた。
見覚えは――ある。ほんのわずかな情報だけれど。こいつらの正体は――、
「やあ、初めまして。僕はこのドロップゾーンのゾーンルーラー、ガネスだよ」
「僕はレイリィ。僕らのゲーム、楽しんでくれているかな?」
恭しくお辞儀をしてみせる愚神。その表情は酷薄な笑み。その瞳は見下しの目。
そう、こいつらこそ、この奇妙なドロップゾーンの支配者にして黒幕である!
「全く、こんなところまで来るとはね、H.O.P.E.! しょうがない暇人どもめ!」
「来たからには遊んでいって貰わないとね? ここはゲームの世界なんだから!」
「ねえお前達、強いんだろ? レガトゥス級すら倒したんだって?」
「だったらその強さを見せて! とってもとっても強いんでしょ?」
ケラケラ笑う。愚神が二人で手を振り下ろせば、操られる巨大従魔が周囲一体をエージェントごと薙ぎ払う。瓦礫が生まれる。土埃もだ。いたぶるような一撃だった。
『エージェントの皆様、ご無事ですか!』
その時だ。干渉機材VR-TTRPGシステムを通して、通信機よりオペレーターの声が響く。
『お待たせしました! 皆様が現在“参加”しているテーブルトークRPG――“デーモンコア”の情報を遂に得ることが出来ました!』
デーモンコア。それは出版数が少ないだけでなくかなり昔にルールブックが絶版となっており、情報もほぼ失われてしまったテーブルトークRPGだ。
それゆえにゲームに関する情報がないままこのセッションに参加することになってしまったのだが――H.O.P.E.側の尽力あって、遂にデーモンコアの情報を得ることに成功したらしい。
オペレーターが迅速に言葉を続ける。
『このゲームのルールは、ずばりロールプレイです!
数値上では、プレイヤーは決して敵に勝てるようなものではありません。勝つ為には、気合や心情や台詞――そういった“かっこいい”ロールプレイによって、能力値やダメージにボーナスを得なければならないのです!』
つまり、気合やら根性やら心やら、そういう不確かなものに全ての運命を懸けなくてはならないと言うことだ。
それらのやりとりを聞いていた愚神が含み笑う。
「勿論、突破口はあるとも。ここではルールが全てさ」
「一方的なだけの展開はゲームじゃなくて小説だもの」
「だけど君達にできるかな?」
「僕らの判定は、辛口だよ!」
「でも、それすらクリアできる素敵なライヴスを持っているなら……」
「僕らの盤上のNPCとして、ずーーーっと遊んであげるんだから!」
愚神は見下している。愚神は軽んじている。
人類の、英雄の魂を。希望を。心を。
まだ立ち上がれる。エージェントは武器を握り直し、強大なる敵を見澄ました。
巨躯の悪魔の彼方、愚神は高らかに言い放つ。人類に挑戦状を叩きつける。
「さぁ、もっとゲームを続けよう!」
「楽しまないと! さもなくば――」
「「死ね」」
解説
ミッションタイプ:【敵撃破】
このシナリオはクリアと成功度に応じて様々なボーナスが発生します。
詳細は特設ページから「ミッションについて」をご確認ください。
●目標
従魔の撃破
●登場
ケントゥリオ級従魔『サタン』
ビル並に巨大な悪魔。
バッドステータスに対する極めて高い耐性に加え、一定量のダメージ以上でなければそれを無効化する能力を持つ。
攻撃方法は肉弾戦と火を吐くなど原始的ではあるが、巨体ゆえにその範囲と破壊力は凄まじい。また、耐久性も高い。
ガネスとレイリィが操っていることで、結果的に愚神並みの知能を得ている。
愚神『ガネスとレイリィ』
このドロップゾーンのゾーンルーラー。
上空からサタンを直接操る。詳細不明。
(PL情報:このシナリオではガネスとレイリィの直接対決は基本的に起こらない。PCがシナリオクリアすれば撤退する)
●場所
現代の都会のような場所。ビルが立ち並ぶ。
周囲にPCとエネミー以外はいない。
怪獣映画さながらに、サタンが破壊の限りを尽くしている。
●ゾーンルール
全PCの生命力は1でスタート。
装備力、リンクレートを除く能力値は百分の一に、
生命力、特殊抵抗、イニシアチブ、移動力は半分になっている。
・テーブルトークRPG『デーモンコア』
ロールプレイング、つまり心情や台詞や気合や根性によって能力値に大きなボーナスが付く。また、被弾ダメージを減らしたり、与えるダメージを水増ししたり、生命力を回復したりもできる。
それによって、数値によらない奇跡を叩き出すゲーム。
ルールブックには以下のルールが記載されている。
「かっこいいは全てにおいて優先される」
とにかく熱意、気合、かっこよさを燃え燃えの煮え煮えに表現すること。
マスターより
こんにちはガンマです。
気合バーニング。ソウルと奇跡を見せて下さい。
かっこいいプレイングを書いた者勝ちです。
よろしくお願い致します。
リプレイ公開中 納品日時 2016/10/04 18:52
参加者
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相談卓
最終発言2016/09/22 13:58:23 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/09/23 06:03:29