本部
悪党婚活中
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 6人 / 4~6人
- 英雄
- 6人 / 0~6人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/05/27 22:00
- 完成予定
- 2016/06/05 22:00
掲示板
-
質問
最終発言2016/05/25 21:53:39 -
婚約阻止
最終発言2016/05/26 23:55:15 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/05/24 23:32:13
オープニング
●プロローグ
「どうしても彼女と結婚したいんだ。どんな手を使っても!!」
北アフリカ某国のとある地方には変わった風習がある。
●ロンドン警視庁にて
「例の殺人事件、進展はあったかね」
「いや、それが」
課長の言葉に刑事が首を振る。
「やはりどうしてもデラの証言が必要ですよ。別件逮捕して司法取引に応じさせれば事件は解決です。ヴィランズ『セントラル・ルージュ』も一網打尽に出来る」
「そのデラが見つからないん だから他を当たるしかないだろう」
「しかし」
「課長!」
別の刑事が色々なものをデスクから叩き落しながら走ってきた。名前はレター・インレット(az0051hero001)。その後ろからパートナーのユキ・ジェンナ・タカネ (az0051)がやって来る。
「国家のらぶりーわんわん、レター・インレット! ついにデラの居所を発見しました!」
「おお!」
課長は書類を拾いながら顔を輝かせた。
「あいつはどこだ」
レターは元気よく言った。
「北アフリカで婚活してます!」
「なるほど」
課長は優しい笑みを浮かべた。
「3時間ほど仮眠を取ってまたおいで」
●馬車は扱えますか?
「つまりは結婚資格争奪戦レースです」
ユキは地図を広げると北アフリカの一部を指した。
「ここの地域では 地域の有力者の子供と結婚するには馬車レースに勝たなければなりません」
「息子でも娘でも?」
「ええ。子供が20歳になった日に。最近は婚約という形を取っていますが実質は結婚確定です。参加資格は20歳以上の男女。犯罪者やその他特別な事由がある者は勝ったとしても無効となりますが。今回は娘さんの結婚資格を争います」
「それでそのレースにデラが出場すると」
「はい。出場者名はヘンリー・ゴートンですが、間違いなくデラです」
「しかし、北アフリカで婚活って。どうせ犯罪者ってバレるだろうに」
「いえ、恐らくデラの目的は結婚じゃありません。サマンという放蕩息子をレースで勝たせることです」
「なるほど。サマンとかいう奴に金を渡されたか」
「もしくはせびった か。どちらにせよ裁判まで時間がありません。レース中のごたごたに乗じて拘束するのが妥当です。レースには確実に出場します。素晴らしい金づるですから」
「こんな美味しい話はないわけか」
「でしょうね。デラは元々厩務員で馬車で観光案内をしていた経験もあります。馬車レースのサポートにはもってこいです。サマンは何度もロンドンに来ています。その内にデラと知り合ったのでしょう。何度か2人でいるところが確認されています」
「わかった。よく調べてくれたな」
課長はにっこり笑った。ユキはいやな予感がした。
「ところでタカネ捜査官」
「はい」
「君は確か、馬車が扱えるな?」
●婚活って大変
「ノックぐらいして頂戴」
北アフリカの某ホテル。ユキが身支度をしているとレターが入ってきた。
「すぐに課長に電 話した方がいい」
「ホテルのベッドの硬さについての文句なら無駄よ。公務員なんてこんなもので」
「違うわよ」
「何?」
「馬車レース、中に人を入れてやるわよね」
「そうよ。現地の警察官にやってもらう手はずでしょ」
「デラとサマンの馬車に入るのは、地元のヴィラン。それからもう1つ。娘さんが本当に結婚したいひとがレースに参加するみたい。もちろんnotリンカー」
ユキは黙って電話に手を伸ばした。今すぐHOPE応援要請の許可がいる。
解説
●目的
・ヴィランの拘束(レースのサポート)
●レース内容(当日は交通規制あり)
・ルール
屋根つき乗り合い馬車の中に2名以上を乗せ、定められたルートを走る。基本なんでもアリ。妨害行為可(乗客が行うのも可)ゴール時に乗客が乗っていなければ失格。
・ルート
市街地~ステップ地帯~川(橋をわたる。道幅はぎりぎり馬車が2台通れるぐらい)~ステップ地帯~市街地(スタート地点)
●参加者
・デラ
ロンドンで暗躍しているヴィラン。主に使う武器はナイフ。とある殺人事件の目撃者でもあり、ロンドン警視庁が追っている。
サマン(後述)の依頼で他のレース参加者の妨害を企む。乗組員はヴィランズ『砂風』のメンバー2名。両名ともアサシンナイフの使い手で体術にも優れている。
・サマン
放蕩息子。確実に勝てるようにデラへ妨害を依頼。馬車を操る腕はいい。乗客は能力者だが、自分は違う。
乗組員はヴィランズ『砂風』のメンバー2名。両名ともアサシンナイフの使い手で体術にも優れている。
・カマル
地元の有力者の娘と本と相思相愛の間柄。馬車を操る腕はいいが、気が優しく真面目なため、ごく普通の装備と乗客で勝負しようとしていたが、デラを追ってきたロンドン警視庁の刑事の説得でリンカーを乗せることに同意する。
・ブリッジ
レースの飛び入り参加者。正体はデラを追って来たリンク中の刑事。緩めの服と目深に被った帽子で男装している。声も姿も全く違うため、初対面でなくても彼女達とはわからない。ロンドン警視庁の人間だとは伝えてある。
マスターより
こんにちは。落合陽子です。
時折、海外の映画に出てくる「馬車に揺られながらサンドイッチやチキンを食べる」シーン、あれにとても憧れていると方々で言うのですが、未だに誰からも誘われていません。何故だ(泣いてませんよ)
さて、今回は馬車に乗ってレースに参加。ヴィランたちと争います。名前がないからと侮ると痛い目にあいますよ。馬とカマルはリンカーではないので守ってあげてくださいね。ジャンルは戦闘ですが、基本何でもありのコメディ寄り。場外乱闘だろうが馬車の上で暴れようがルール上全く問題ありません。敵もかなり無茶してきます。橋に切れ込みぐらい入れかねません。
ではいってらっしゃいませ!
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2016/06/04 18:54
参加者
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質問
最終発言2016/05/25 21:53:39 -
婚約阻止
最終発言2016/05/26 23:55:15 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/05/24 23:32:13