リンクブレイブ

◆正体：能力者が最愛の相手を喪った事で生じた憤りや哀しみが綯い交ぜになった感情が呼び寄せた英雄。その本質は英雄と呼ぶには程遠く、幽鬼のような蒼貌、揺らめく足取り、見開かれた目、手に握られた血まみれの得物、その姿は赴くままに任せて生物を斬り刻む狂気の体現者である。◆関係：暗い影が差す、という表現そのままに、能力者の暗部を象徴しているかの如くの姿。人前に現れる事は稀で、能力者と会話する事も無いが、根の部分で深く繋がっており、能力者は英雄の異様な姿に怯える事はなく、拒絶もせず、また他者に真意を語る事もせず、当たり前の様に呼び出し、当たり前の様に共鳴する。◆過去：記憶はないが、殺された怨みが窮まって生まれた存在。幽鬼なのか只の狂人なのかさえ不明だが、思考はシンプルで眼前の全てを斬り刻む事のみに特化している。全く喋らず、共鳴の為に現れた瞬間の見た目は、能力者の暗部が滲み出たかの様な印象を与える。

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