リンクブレイブ

全長２ｍの黒い機械の鎧を纏うアルビノの子供。 名前を持たない為に現在は鎧名の「エボニーナイト」を名乗っているが、本人が自身の事をあまり話したがらない為、その経歴には謎が多い。。 両腕は肩から下、両足は太ももから下が機械化されている。両腕に関しては上から人工皮膚を被せている為、平時ではただの生身の腕にしか見えない。 容姿は少年とも少女とも捉える事が出来るが、背中まで伸びる白髪のせいで大体は女の子扱いされている。 外見に似合わず言動は堅いがノリ自体は悪くなく、時には見た目相応に振る舞う事もある。 ★彼女が纏う鎧は元の世界では「魔道式駆動鎧殻」と呼ばれる人型兵器であり、彼女はその動力源としての人工的な処置が施されて生まれた、現代で言うデザイナーベイビーの様な存在。 召喚された際に何らかの力が働いたのか、兵器としての機能と兵装の全てを損失。辛うじて動かす事は出来る為、現在は身を守る為の鎧として利用している。

亮馬にとってエボニーナイトは師匠であり保護者である。 独りだった自身の支えでもあった為、精神面で依存していた期間も長い。 今は、その頃の甘えも落ち着き、精神的な不安定さも大分抜けている。 エボニーナイトにとって、亮馬とは放っておけない子供のようなもの。 しかし彼女自身、言動や考え方こそしっかりといていたものの、成熟していたとは言えなかったので当初は英雄としての義務感から面倒を見ていた。 なのでギクシャクする事も多かったが、ある日を境に打ち解けるようになり亮馬からは「エボちゃん」と呼ばれるようになる。 それからは肩の荷も下りたのか堅い言動はそのままで亮馬とは悪友の様な仲になる。 鎧を脱げば中身はただの少女なので逆に子供扱いされる事も増えたようだ。 その度に自身の扱いに異議を唱えているが、実際は本人もそこまで嫌がってはいない。 むしろ、年相応に扱われる事に新鮮味と感動を憶えるくらいである。

基本的に戦闘系は黒いロボットの姿(全長２ｍほど)であり、日常系では子供の姿でいる時が多い。 ただし例外もあり。 相手の呼び方は男は○○殿、女性は○○嬢と呼ぶ。無表情だが単に滅多に笑わないだけである。