リンクブレイブ

▼自分について名前以外を語ろうとせず、その素性は謎に包まれている。九郎という漢字は、名前を聞いた深散が勝手に当てはめただけのもの。▼思わせぶりな行動や言動で他人を翻弄しては楽しんでいる節があり、主に深散がその標的になっている。▼休日は日がな一日テレビを見ながら、食っちゃ寝の堕落しきった生活。時折ヘッドフォンで何かを聞きながら読書していたりするが、その間もテレビを付けっぱなしなので深散に怒られる。ジャンクフードが大好きで、間食ばかりしてはまた怒られる。かと思えば、今や深散よりこの世界の社会情勢や一般常識に詳しくなっていたりするので侮れない。▼戦闘時は極めて冷静沈着で、直情的な深散のストッパー役。一方で「楽しそうだから」と敢えて非効率な方向に誘導することがあるので油断ならない。▼宣約内容は九郎が提案し、深散が了承した形。「互いの言葉を決して疑うことなかれ」、例えそれが明らかな虚言であっても。

▼九郎が惑わすようなことを口にしては、深散が振り回されるという関係。但し、本格的に深散の身に危険が及ぶような方向に誘導することはないし、ひどい目に遭ったとしてもそれが良い結果を手繰り寄せたりする。果たしてそれが九郎の計算によるものなのかは定かではない。そんな九郎ではあるが、深散が自ら出した答えに対しては決して異を唱えることはせず、一転して忠実な参謀役として目的実現を全力で支援してくれる。 ▼「僕は君の過去を詮索はしないし、君も僕の過去は知らなくていい」とは、いつの言葉だったか。九郎は二人の間に、ある一線を引こうとする。深散が歩み寄ろうとしても、するりと間合いを維持される。「君とは他人で在りたいんだ」と冷たいようにも感じる言葉。九郎が深散に向ける眼差しは、言葉とは裏腹の信愛に満ちている。

真面目なときは丁寧な敬語だが、緩いテンションのときは砕けた口調に。シーンによって使い分ける分別はある。但し、深散に対して敬語は使わない。拓海くん（aa1049）狒十郎くん（aa3678）