リンクブレイブ

異世界では真祖と呼ばれた由緒正しい高貴な吸血鬼の姫君で本人曰くナイスバディだったらしいが、こちらに飛ばされた影響で力の大半を消失。今ではその力や見た目は見る影もなく本人が主張するほど残念さが増す。名前と立場しか覚えておらず覚えていない部分に関しては漠然とした孤独を感じているためあまり思い出したいとは思っていない。普段は猫を被っており上品な態度だが実際は尊大で我儘で余計に子供っぽい。自分自身に誇りを持っておりファーストネームを許すのは認めた者だけ。早い所力を取り戻して子供扱いする連中を見返してやろうとしている。出会いは弱り切ったシルフィードをたまたま黎慈が見つけ、手を差し伸べた所を血を吸うために噛み付き、この世界では血を吸う事に何の意味がない事に気付き誓約を結ぶ事で存在を保った。事情を話、自分に仕えろと言うシルフィードにお仕置きを兼ねて拳骨を入れ、あーだこーだしているうちに今の形に落ち着く。

今ではレイジ、シルフィと呼び合う仲。黎慈はシルフィを家族として受け入れ、シルフィは内心非常に喜んでいるが素直になれないツンデレコンビ。レイジの家族にも特別に名前呼びを許す、とのこと。黎慈の傍が定位置。

サラサラとしたロングストレートの銀髪と鮮血のような綺麗な紅玉のような瞳。純真無垢な笑顔も妖艶な表情も似合う魔性。他人はノワール呼び。隙あらば様付けさせようとして黎慈に拳骨を喰らう。時々黎慈の血を吸う。