ワールドガイド

世界のあらまし

世界同士の『接近』と『交錯』。
それはあるいはこの世界のみのことではないかもしれないが、事実発生している。
この原因と理由を探らねば、この世界に平和は訪れないだろうな。
アマデウス・ヴィシャス(az0005hero001

接続のはじまり

 『異世界』

 想像の産物でしかなかったそれがこの世界に接触したのは、西暦1995年1月
 のことだった。
 南北両極点にて観測された異世界との接触による大規模災害――いわゆる
 『世界蝕《ワールド・エクリプス》』をきっかけに、空想上の存在で
 あった『異世界』は現実と交錯した。
 複数世界との接触によって、人類はこれまで現代世界に存在しない筈であった
 新たなエネルギー『ライヴス』を認知することとなる。

 異世界との接触が『現代世界』にどのような結末をもたらすのかも解らない
 ままに、この『異世界』とどう関わっていくか、人類はその答えを出すことを
 迫られていた。

創造の20年

『世界蝕』が現代世界にもたらした恩恵はふたつ。
『ライヴス』と呼ばれる未知のエネルギーと『英雄』と称される来訪者たち。
それらは、これまでの常識にとらわれない新たな技術や文化を数多く生み出し、
エネルギー革命と莫大な需要と供給の創出は人々に大いなる繁栄を与えた。
これがクリエイティブイヤーと呼ばれる『創造の20年』のはじまりだった。

そして、忘れてはならないのは、英雄と『共鳴《リンク》』することに成功した
者たちの存在だ。

彼らは英雄とリンクすることでその身に英雄の力を宿し、ライヴスを扱うことで
人智を超えた力を発揮。様々な分野にその存在感を示し、やがて能力者《ライヴスリンカー》と呼ばれるようになっていく。

繁栄への熱狂は世界蝕への不安を消し去り、異世界という存在は急速に人々に受け入れられていった。

蝕まれていく世界

 しかし、『世界蝕』は恩恵と同時に新たな脅威をももたらした。

 その名は『愚神』――英雄と似て非なる存在である。

 人間の命とライヴスを狙う愚神《グライヴァー》、そして愚神が召喚、使役
 する従魔《セルウス》――彼ら愚神は人々からライヴスを奪って成長し、
 ドロップゾーンと呼ばれる亜異世界を展開することでその空間を支配下に
 置き、現代世界を蝕んでいく。

 だが、脅威はそれだけではない。

 超常力を悪用する人々――『ヴィラン』も現れ、彼らはやがて国際的な
 犯罪シンジケートを結成して暗躍をはじめる。

 ドロップゾーンには強力な愚神が支配者として君臨し、彼らは従魔を率いて
 周辺領域を侵蝕していく。

 世界に、異世界の脅威が迫っていた。

新たな希望、そして――

異世界からの脅威の拡大と、それに比例して異端視される能力者や英雄たち。

そんな状況を変えようと立ち上がったのは、能力者たち自身だった。

彼らは世界中の能力者たちを組織化し、事態を憂慮していた各国首脳と国際企業に働きかけ、国際的な専門機関『H.O.P.E.』の設立を宣言。

人類は連携して新たな脅威に立ち向かいはじめた。

H.O.P.E.の活躍を通じて彼らは社会に確固たる地位を築き、安定したライヴスの平和利用を加速させた。人々は危機を乗り越える中で互いに手を取り合う意義を知ったのである。

人々は混乱からの脱却、未来の希望を信じはじめていた。

物語は、この世界が異世界からもたらされる『脅威』よりも『恩恵』に沸き立っている、2015年より始まる――

ワールドガイド・目次
世界のあらまし「リンクブレイブ」世界の成り立ちについての説明です。
能力者とはPCである「能力者(リンカー)」についての説明です。
英雄とはPCのパートナーである「英雄」についての説明です。
H.O.P.E.とはPCの所属する組織「H.O.P.E.」についての説明です。
H.O.P.E.の詳細H.O.P.E.内の支部や施設についての説明です。
H.O.P.E.と連携している企業H.O.P.E.と連携して、PCを補助する組織についての説明です。
新たな技術AGW、幻想蝶などライヴス技術についての説明です。
この世界の脅威達(愚神と従魔)人類の敵である、愚神・従魔の種類や出現経路についての説明です。
この世界の脅威達(ヴィラン)ライヴス能力を使って不法行為を行う犯罪者「ヴィラン」についての説明です。
この世界の脅威達(邪英)能力者と英雄の、忌避すべきトラブル「邪英・邪英化」についての説明です。
その他のガジェット政府組織、他言語間の意思疎通など、「リンクブレイブ」世界の設定についての説明です。