本部

帰ってきたポンコツサンタ

睦月江介

形態
ショート
難易度
やや易しい
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
能力者
6人 / 4~6人
英雄
5人 / 0~6人
報酬
普通
相談期間
5日
完成日
2017/01/03 18:25

掲示板

オープニング

●帰ってきちゃった
 諸君らは、覚えているだろうか? 皆が聖夜を喜ぶこの時期……昨年、サンタの姿をした愚神達が暴れまわったことを……首魁であるサンタ・ブラックこそ倒されたものの、幾人かのサンタ達は倒される事なく逃げ延びていたことを……。
「オーーーーホッホッホ! 今年もこの季節がやってきたわね! クリスマスよ、私は帰ってきた!!」
 無駄に男気を感じるような感じないような宣言とともに現れたのは、真紅の瞳に白髪、そして目に痛いショッキングピンクのサンタ服という『黙っていれば』美少女っぽい愚神。
「ううっ……辛かった……地を這い、泥をすするように細々とライヴスを集めた日々は……本当に辛かった」
 少女の目に涙が浮かぶ。だが、涙をぬぐい、手に持つ漆黒の鞭を振るって彼女は声高に叫んだ。
「今年こそは、去年のようにはいかないわ! サンタ・ピンク改め……帰ってきたサンタ・ピンクマークツーダッシュウルトラスーパーデラックスネオの力を思い知るがいいわ!!」

●パワーアップしてた
「カモン! 世紀末トナカイ軍団!」
「ヒャッハアアアアーーーー!!」
 去年は巨大なツリー型の山車を押していたのだが、今回はソリに乗って登場したサンタ・ピンクの取り巻き、トナカイの着ぐるみ軍団……が、サンタ・ピンクはどうなのかわからないが彼らは間違いなくパワーアップしていた……ものすごく間違った方向に。
 彼らは何故か着ぐるみの上に鋲のついたジャケットを着こんでいたり、角だけじゃなくモヒカンが頭をより特徴的にしていたりと暴走族か何か……というかYOUはショックな世紀末スタイルになっており、ソリもどこか禍々しい。ソリを引くのはちゃんとトナカイだが、何だかトナカイも目つきが悪い。サンタさんを信じる良い子号泣である。
 彼らはスノーモービルばりのスピードで駆けるソリで通行人を弾き飛ばし、ムキムキでヘンテコなデザインのサンタの像だの、唐辛子ガスだのをばら撒いていく……プレゼントの中身は昨年とあまり変わっていないが、ソリの機動力によって(見た目も含め)数段凶悪になっている。
 あまりの酷さに泣く子供に、甘いキャンディをあげているサンタ・ピンクの姿もあり、それがかえってシュールであった。
「こ、子供は苦手というか……逃げ延びていた間に助けてくれたのって子供だからどうもやりにくいわ……それに自分でもこいつらやりすぎかなって思わなくもないし……」
 変に人間臭く、小心なところは変わっていないようであった。

解説

 昨年【黒聖夜】で暴れたサンタ・ピンクがパワーアップして帰ってきました。彼らはサンタ・ピンク自身を含め5台の世紀末ソリで聖夜の街を暴走しながら限りなくいらないプレゼントを投げつけ、人々からライヴスを奪う事を目的としています。幸いソリの速度は速いですが乗っている愚神・従魔はあまり強くありませんので彼らを撃退してください。

帰ってきたサンタ・ピンク~
 デクリオ級愚神。白髪と真紅の瞳を持ち、ショッキングピンクのサンタ服に身を包んだ少女の姿です。本人は支援タイプで、鞭によって味方を攻撃することで(何故か)対象が強化される単体強化+回復と通常攻撃を使い分けます。何故か子供には甘いようで子供(と判断された場合)には対象に狼狽を与える代わりに体力を回復する『ピンクキャンディー』を投げてくることもあります。

世紀末トナカイ
 世紀末風なガラの悪いスタイルにバージョンアップしたトナカイの着ぐるみ型従魔。ミーレス級。世紀末デザインのソリによる突進と、プレゼント攻撃を行ってきますが能力は高くありません。

世紀末風ソリ
 世紀末トナカイに合わせた物騒なデザインのソリ。自動車相当の性能があり、これによる突進がサンタ・ピンク、世紀末トナカイ共にメインの攻撃手段となります。ソリを引くトナカイは目つきこそ悪いですが敵意はなく、御者を倒せば敵対行動はしません。

プレゼント
 ランダムで2種類のプレゼントを、世紀末トナカイ、サンタ・ピンクともに投擲してきます。プレゼントの箱は強い衝撃を受けると開き、効果が適用されます。
・変なサンタ像……小麦色でムキムキ、サンタ帽子くらいしかサンタ要素がないように見えるサンタの置物。無駄に重く、命中すると物理ダメージがあります。
・唐辛子ガス……箱が開くと、その周囲に赤いガスがまき散らされます。ダメージは発生しませんが、強烈な刺激が拡散し着弾したエンゲージ内の対象全てに減退(1)を与えます。

リプレイ

●戦慄の? 世紀末クリスマス
 依頼を受けて現場を訪れた能力者一同は、思わず絶句した……あまりといえばあんまりなその絵面に。
「ヒャッハー!!」
 世紀末な格好のトナカイの着ぐるみ軍団とそれを率いるショッキングピンクのサンタ少女……控えめに言って、酷い。
『せ、世紀末クリスマス……』
「世紀末サンタ……そういうのもあるのか!」
『ありませんよ』
 言葉に詰まるノエル・スノー(aa0877hero001)にそういうのもありか、なんてズレた感想を抱いた志賀谷 京子(aa0150)。パートナーのアリッサ ラウティオラ(aa0150hero001)は冷静に突っ込みを入れる。
「やっぱだめかな? お父さんが、サンタさんだった! よりは夢を壊してないんじゃない?
『駄目も何も、子供が喜んでないじゃないですか』
「そっかー、そうだよねえ」
「うーん、プレゼント貰えるって聞いて参加したんですけどちょっと違うようですねー?」
 プレゼント目当てだった灰田 倫(aa0877)はちょっと残念そうに世紀末なトナカイ達を見る。
 プレゼントは配っているよ、唐辛子ガスとサンタ像だけど。サンタ像は造形と言い重さと言いサイズと言い、限りなく置き場に困る邪魔な代物だけど。
『……何でしょう、アレ』
「……なんだか調子が狂うわね」
 これが初仕事でよかったのか、なんて首をひねるのは鏑矢 茜(aa2507)と零(aa2507hero001)。感想はもっともなのだが、こういう依頼もあります。身もふたもない事を言えば、考えたら負けである。
「……あのトナカイやソリ、ヴォジャッグとは無関係ですよね……?」
 あまりの空気に飲まれそうになりながら、そんな心配をする月鏡 由利菜(aa0873)。関係があってたまるか。
『……私に聞くな。ともかく、街や民間人の被害を出さないためにも行くぞ』
 いろいろな意味でひどい空気だったので、かえって真面目なリーヴスラシル(aa0873hero001)が浮いて見えるという有様だった。
「ふっふっふ、パワーアップした私と世紀末トナカイ達のオーラに飲まれているようね……これなら勝てる! お前達、やーっておしまい!!」
 明らかに何か間違った勘違いをしたサンタ・ピンクがトナカイ達に昨年同様どこか聞いたような感じで命令を下し、強烈な脱力感を感じさせつつも戦闘が始まった。

●チェイス! チェイス!
 バカバカしいことこの上ないのは確かだが、一度戦闘となれば彼らの行動は速い。ヘルガ・ヌルミネン(aa4728)、由利菜はあらかじめ用意したソリでトナカイ軍団の世紀末ソリとデッドヒート。他のメンバーは一般人の避難誘導に当たる。ここで、まさかの行動に出たのが天宮城 颯太(aa4794)と光縒(aa4794hero001)。あえて別行動をとったのである。共鳴という最大の武器を捨て、演技ではなく本気でただの子供と化す颯太。
 より子供っぽくと、冬の間穿いているニーハイを白のハイソックスに変更された半ズボン姿で、プルプルと震えながら、あかぎれの手でマッチ売りの少女ならぬ、ティッシュ配り(漫画喫茶の広告入り)の少年をする哀愁漂う姿を見せ、サンタピンクの同情を誘い、足止めする作戦に出る。この作戦の準備なのか、はたまた素なのか依頼を受けた時から哀愁漂うやり取りを見せていた。容姿を利用するのも作戦の一つではあるが、酷い策もあったものである。
「クリスマスかぁ……ボクんち貧乏だったから、クリスマスは両親共働きで、いつも独りで過ごしてたっけ……」
『そうね。サンタさんは、貧乏な家には来ないのよ』
 希望も何もあったものではない。そんな様子で上目遣いに涙目になりながら大袈裟にサンタピンクの前に転び、ソリに轢かれそうになる颯太。実際は小心者でお人好しと無駄に人間臭いサンタ・ピンクはそのまま轢けばライヴスを得られるだろうに急ブレーキ。そこに割と素でこけてティッシュをバラまき同情を誘う追い打ち。
「ああ……このティッシュを配り終らないと、光縒さんにまた、怒られてしまうのに……尻に、菊を活けられてしまう……」
 と、涙目でサンタピンクを見上げ、拾ってくれませんかオーラを全開で出す。やっている方もやっている方だが引っかかる方も引っかかる方であり、ご丁寧にティッシュを拾うサンタ・ピンク。
「あと30分以内に、このダンボールを空にしないと、剣山でお仕置きされるんです……」
 なんて言ってティッシュ配りを手伝わせようとしてみるが、流石にそこまで面倒見が良いわけでもないようで。
『ご、ゴメンね坊や。お姉さん忙しくてそこまでは手伝ってあげられないわ。その代わりこれをあげるから、頑張りなさい』
 と、キャンディーを差し出すサンタ。ここまで来ると本当に愚神かと思えて涙が出そうである。
「ありがとう、おねーちゃん!」
 と屈託のない笑顔を向けるショタ(合法)。ある意味お金を出してでも見たい寸劇をやったために、気が付けば十分な時間を稼げていた。
「こちらはHOPEです、誘導に従って避難をお願いするわ」
『便利ですね、コレ!』
「ええ。何に使う機能なのかと思っていたけれど悪くないじゃない」
 ルシフェリンロッドを光らせて誘導し、茜と零は避難誘導を完了。取り巻きの世紀末サンタ達は綺麗に分断され、各個撃破の的になっていた。
 スピードこそ速いが、乗っている世紀末トナカイ達は所詮ミーレス級であり、正直なところ、弱い。間違いなくパワーアップはしているのだろうが、落ち着いて対処すればそれほど手強い相手ではない。が、同時に馬鹿でもないので何とか合流しようとソリを動かすものの蹴散らされてしまう。
『ユリナが考えた補助装備の実戦投入か……剣のライヴス出力を上げろ、ブレードジュエル!』
「ひでぶっ」
「私達があなた達以上に強くなっていること……見抜けなかったのですか?」
 ブレードジュエルの最初の獲物になって斬り飛ばされる世紀末トナカイ。一方、彼らから投擲されたプレゼント箱から立ち込める赤い煙……唐辛子ガスを受けて身悶えする京子。お返しと、手が取り出した直後のプレゼントの箱を狙い撃つ。なまじ合流せんと動いていた相手に対してのこのカウンターなので……サンタ・ピンクも被弾。
『げほっげほっ……目が、喉が……』
 昨年の当事者がその様子を見れば『まるで成長していない』と言うだろう。まったく同じ状況になっていたのだから。
「サンタ捕縛ネットで、サンタ捕縛ですねー! やってみたかったんです!」
『従魔と愚神ですけどね!?』
 倫とノエルはきっちりトナカイを捕縛ネットで捕縛しているし。
 茜と零も投げつけられたサンタ像を観察するくらいの余裕があった。
『うわぁ……サンタなのにマッチョですよ、アカネさん。』
「……悪くないわね」
『え!?』
「今は亡きあの人もこんな感じだったわ」
『そうなの!?』
「でも、ダメよ。違うもの」
 唐辛子ガスでむせているサンタ・ピンクに向かって投擲。
『いったあああ!?』
 ゴン、と脳天に命中してたんこぶができる様子は可愛いのだが、やはり力が抜けた。せっかくパワーアップして帰ってきてもらってなんだが、地力が大分違ったようである。

●ギャグ補正も味方しなかった
 そんなこんなで、大したバトルの様子もなく世紀末なトナカイ達が倒される。それでいいのかというツッコミはもちろんあるだろうが、冷静に考えていただきたい。
 YOUはショックな漫画でもヒャッハーと声を上げていたのはモブである。ならば、その方向にパワーアップした彼らの扱いも同様でよいのではないだろうか? そう考えると、むしろこれで正解である。変にフラグを立てたり粘ったりするとかえってロクな死に方をしなさそうである。ギャグ補正さんが味方をすればいいだろうというメタな話もあるが(すでにメタであるが)既に十分すぎるほど仕事をしているのだ。とはいえ何もないのも哀れなのでダイジェストで語ると、1台はヘルガ、由利菜とのチェイスに破れ、ソリが動かなくなったところを ボコボコにされ。
「あれが全部従魔なら焼いちゃっていいわよね?」
 断るが早いか茜は世紀末風ソリに対しブルームフレアを使用し、3台が被害を受け。倫は戦闘前にラッピングした釘バットをトナカイにプレゼントしようとしてやめた。
「メリークリスマス! こんなものがありました!」
 その釘バットは釘バットと言うよりも鬼の金棒であり、なぜ持っていると言うツッコミを待っているようにしか見えなかった。
 せっかくパワーアップしても同情するレベルのあっけなさでヒャッハーなトナカイ軍団はしめやかに退場。エージェント達は速やかにサンタ・ピンクと対峙する。
『あれが愚神……』
「あら、かわいいじゃない」
『ああいう服とか一度来てみたいですね』
「そうね、レイちゃんに似合いそうだわ……よし、剥ぎましょ。」
『……待って! アカネさん! 方向性がおかしいよ!?』
『そうよ! 剥いだりしたら年齢制限的な方向に行っちゃうし私のアイデンティティどうなるのよ!?』
 変わらず続く茜と零のやり取りに乗って返してくれるあたり、本当にノリのいい愚神だが腐ってもデクリオ級らしく鞭を振るう。
「くっ!?」
 流石に初依頼であり、技量に劣る茜では本来支援タイプとはいえデクリオ級であるサンタ・ピンクの攻撃はそれなりに効く。これはいけない、更にサンタ・ピンクに聞きたいことがある、とフォローに飛び込んだのは京子とアリッサ。
「あなた、そんな部下を引き連れて恥ずかしくないの? もしかして姉御とか呼ばせていい気分になってたりするわけ?」
『恥ずかしい? そんな事ない! かっこいいじゃないモヒカン! あと姉御とか呼ばれない!』
『―それを聞いてどうするんですか』
「んー、あとから見たら絶対的な黒歴史じゃない? 今自覚したら精神的にダメージが入らないかなーって」
『これだけ恥ずかしいことしておいて、いまさらでしょうに』
「……アリッサも酷いよね』
 律儀に返してくれるだけ本当に良い愚神もいるんだなと思わせてくれるが、単にセンスがひどいことが露見しただけであった。圧倒的人数の不利を補おうとソリを爆走させるサンタ・ピンク。だがそれは当然のことながら最大の攻撃である以上この場において最も愚神に容赦ない彼女に火をつけるには十分すぎる挙動であった。
『偽りの祝祭は1年前にもう終わった……貴様の出番もな。招かれざる愚神よ、闇に還れ!』
「誓約術よ、我が英雄の秘奥義の記憶を開放せよ!」
「ウルズ!」
『スリサズ!』
「ハガル!」
『テイワズ!』
「『ユングヴィ!!ヴァリアント・デザイア!!』」
 由利菜とリーヴスラシルのコンビネーション攻撃で、頼みの綱であったソリまでもが破壊され、ダメージを受けるサンタ・ピンク。前回は今回同様の危機的状況から、逃げ去っていった。だが今回はそれでも戦う姿勢を見せる。それは今までのサンタ・ピンクではなく帰ってきたサンタ・ピンクマークツーダッシュウルトラスーパーデラックスネオと(名前だけ)パワーアップした故の矜持だったのかもしれない。
「子供、苦手でも嫌いじゃないんでしょ? 次があるなら、子供に慕われるサンタ・ピンクマーベラスとして帰ってくるといいよ」
 絶対に倒す、と言うほどの意思を持たない京子はそんな言葉を投げかけるがそれがかえってプライドを傷つけたらしい。遮二無二プレゼントを投げて、自分が巻き込まれるのもお構いなしに唐辛子ガスを発生させる。ここで、先の芝居の間避難誘導を手伝い、その後は姿を隠していた光縒が道路工事の看板の陰から姿を現し、颯太と共鳴する。それは、最後は決めろという意思表示。
「ありがとうの気持ちは本当だよ。貴女は根っからの悪じゃないのかもしれない……でも、罪には罰を持って償うのが、人の世だからね」
 一気呵成で、一気に攻撃。ここに今度は逃がさない、とさらなる集中攻撃が加えられ、貧弱で愛嬌のある、愚神の中でもかなり特殊なケースであったろうサンタ・ピンクはこうして消滅。倒す前に、と手編みのマフラーが入ったプレゼント箱を投げて渡していた。結局、そのマフラーだけが彼女が存在した証、とでもいうように残っていた。
 こうして、お祭りのようなバカ騒ぎから一転、冬の静かな夜が戻ってきたのだった。

●祝おう、本来のクリスマス
 依頼を終え、ヘルガが大きく息を吐いたのを皮切りに、全員が静かな夜に緊張を解く。そこに出てきたのは巨大なノイヤースプレッツェル。
「ノエルとふたりでどうしようかと思ってたんですよー。良ければどうぞ」
『大きい穴から新しい始まりの年を見渡すらしいですよ』
「おお! って、ノエルの笑顔が見えましたね!」
『倫の悪戯っぽい顔が見えますよ』
「来年もゆるっと楽しくやりましょう」
 その差し入れにほっとしたところで由利菜が自分達で本来のクリスマスの手伝いをすることを提案。
 サンタコスでクリスマスベルロッドを鳴らし、街を祝う。
『私は豊穣神フレイを信仰する身だが……祝って良いのか?』
「いいんですよ。この国は…あらゆる文化を受け入れる懐の深さがありますから」
 その懐の深さ故に、サンタ・ピンクが昨年逃げ出してからも永らえ、こうして力を蓄えて戻ってきたのかもしれない。世の中には良い事だけ、悪い事だけというのは無い。現にサンタ・ピンクも妙に人間臭く、優しい一面を見せていた。
「メリークリスマス! クリスマスイベントくらい参加したいですよね!」
『去年はバイト三昧でしたからね!』
「今年は依頼に少し入ったので余裕ができましたよねー」
 何か世知辛い話も聞こえるが、聖夜に野暮は言うべきではないだろう。大事なのは、気持ちである。今この場を祝おうという気持ちがあれば、自然とそんな野暮も気にならなくなる。幸せを聖夜に祈って――メリークリスマス。

結果

シナリオ成功度 大成功

MVP一覧

重体一覧

参加者

  • 双頭の鶇
    志賀谷 京子aa0150
    人間|18才|女性|命中
  • アストレア
    アリッサ ラウティオラaa0150hero001
    英雄|21才|女性|ジャ
  • 永遠に共に
    月鏡 由利菜aa0873
    人間|18才|女性|攻撃
  • 永遠に共に
    リーヴスラシルaa0873hero001
    英雄|24才|女性|ブレ
  • ハロウィンの魔女
    灰田 倫aa0877
    人間|23才|女性|攻撃
  • エージェント
    ノエル・スノーaa0877hero001
    英雄|18才|女性|ブレ
  • エージェント
    鏑矢 茜aa2507
    人間|32才|女性|防御
  • エージェント
    aa2507hero001
    英雄|10才|女性|ソフィ
  • ヘラジカ大好き(意味深)
    ヘルガ・ヌルミネンaa4728
    人間|20才|女性|生命



  • エージェント
    天宮城 颯太aa4794
    人間|12才|?|命中
  • 短剣の調停を祓う者
    光縒aa4794hero001
    英雄|14才|女性|ドレ
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