本部
【いつか】傍らにいるのは
- 形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 6人 / 4~6人
- 英雄
- 5人 / 0~6人
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2019/03/13 07:30
- 完成予定
- 2019/03/22 07:30
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2019/03/10 10:40:07
オープニング
●
——これは、“いつか”の物語。
数多の希望が、数多の勇気が、護り抜いて掴み取った明日のお話。
いつか、どこかの、遠い未来の記録——。
●
ああ、長閑だ。風は春に向けて温かさを増し、花々が少しずつ綻んでいる。桜が咲くのも、きっともうすぐ。
ベンチに腰掛けて、しかしどこへ焦点を当てるわけでもなく。ただぼんやりと景色を眺めていた四月一日 志恵(az0102)は、耳に入ってきた音へ視線を向けた。
少女が2人、駆けてくる。1人は小麦色の肌に黒髪をなびかせた少女。志恵の英雄であるシェラザード(az0102hero001)だ。そしてそれを追いかけるように向かってきているのもまた黒髪の、しかしまるで男の子のように髪を短くした少女だった。
「シーエー! 追いかけっこもうやなのー!」
シェラザードは志恵の下まで来ると、短髪の少女とベンチを挟んで向かい合った。睨み合うこと数秒。少女が右へ行けばシェラザードは反対へ。少女が左へ行けばシェラザードはまた反対へ。
目を瞬かせた志恵は正面にいた短髪の少女を抱きかかえた。
「わっ!?」
「人を間に挟んで遊ばないの」
「ふふん、しつこく追ってくるからなの!」
「シェルも私を盾にしない」
「……はぁい」
シェラザードとのやりとりは20年余り前から変わらない。これだけは、と言っても差し支えないかもしれない。
自らも、周囲も少しずつ、けれど確かに変化を迎えていく。
腕の中の温もりもその1つ。
「ね、ね。シェルと3人で遊ぼうよ、おかーさん!」
そう言って少女──志恵の娘はにこりと笑みを浮かべた。
解説
※注意
このシナリオは、リンクブレイブ世界の未来を扱うシナリオです。
シナリオにおける展開は実際にこの世界の未来に存在する出来事として扱われます。
参加するPCはシナリオで設定された年代相応の年齢として描写されます。
※子孫の登場
このシナリオでは、PCの子孫(実子または養子、孫など)を一人だけ追加で登場させることができます。
追加で登場するキャラクターは、PCとして登録されていないキャラクターに限定されます。
子孫の設定は、必ずプレイング内で完結する形で記載してください。
●概要
『家族』をテーマに20年後のひと時を過ごす
●詳細
日常フリーアタックです。なにをしても構いません。
ただし20年後で、家族というテーマは忘れずにお願いします。子孫メインでの描写も可能です。
親/子について考える、或いは未だ独り身だけれども家族についてふと考えてみる……どんなものでも構いません。
マスターより
秋雨と申します。
20年後となれば、皆様の子どもがいるかもしれません。もしくはなんらかの別れもあるでしょう。
人と人との繋がり、絆──当シナリオでは『家族』という焦点を当てて書かせていただきます。
ご縁がございましたら、どうぞよろしくお願い致します。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2019/03/21 09:03
参加者
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最終発言2019/03/10 10:40:07