本部
- 形態
- ショートEX
- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
- 1,500
- 参加人数
-
- 能力者
- 13人 / 4~15人
- 英雄
- 13人 / 0~15人
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/11/02 22:00
- 完成予定
- 2018/11/16 22:00
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
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【相談】図書館で戦争
最終発言2018/11/02 20:44:53 -
【質問卓】
最終発言2018/11/02 07:32:26 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/11/02 11:53:48
オープニング
●ロンドンに迫る危機
アルビヌス・オングストレーム(az0125)は、興奮を抑えきれなかった。
リヴィアに近づくため、セラエノ――正確に言えばその下部組織――に入り込んで、幾年。
ようやく、リヴィアの近くに来ることが出来たのだ。出来ることなら、話しかけたい。直接声を聞きたい。
しかし――それは、この”目的”を達成してからだ。
(まさかあの”タイムジュエリー”と再びまみえる日がくるとは……!)
どん、どん、と音が響く。H.O.P.E.ロンドン支部の扉をセラエノが破ろうとしている音だ。
おそらく中では必死にH.O.P.E.のエージェント達が抵抗しているのだろう。無駄だ、とアルビヌスは思う。今ここに集まっているのはリヴィアが集めた精鋭部隊。その数は約二百。いくらH.O.P.E.といえども、抵抗できまい。ああ、とアルビヌスは息を漏らす。何故自分は能力者ではないのだ。英雄と誓約を結んで居れば、リヴィア様の為に華麗に戦えるのに!
(いや、そこは悔しがっても仕方あるまい! タイムジュエリー……必ず手に入れ、リヴィア様に献上してみせる!)
H.O.P.E.ロンドン支部、地下5階。
システム制御室でシステムエンジニアの直井狼(なおい・ろう)は必死でキーボードにコマンドを打ち込んでいた。
地下3階にある研究員用非常口にかけられた電子ロックをセラエノ側が破ろうとしている。監視カメラの映像をちらりと見た。どうやらセラエノは外側から物理的にも扉を破壊しようとしている。地下2階の職員用出入口も同様だ。新しい煙草に火を付けながら、狼はサーバーの状況を確認する。まただ、また書き変えられている――。
(chmod 700 ……権限変更。突破なんて、させるかよっ……!)
H.O.P.E.ロンドン支部、地下1階。
今にも破られそうな正面扉の前で、エージェント達は必死に扉を押さえていた。物凄い衝撃。破られるのも時間の問題だ。
その中の一人であるクレシェ・バーグはとてつもない不安にかられていた。
外には敵がどのくらいいるのだろう。まだ自分はそんなに経験がない。
ヴィラン、セラエノ。
――立ち向かえるだろうか。
そんなクレシェに彼女の英雄たるデクレシェが話かける。
「大丈夫。僕らならやれる。だから、下を向かないで」
「……そうだね!」
(……ん)
黄色のタイムジュエリーに宿る”意思”――ノーリは周囲の様子が変わったことに気づいた。タンプル塔からの脱出劇の後、自分はH.O.P.E.という組織に回収され、箱に入れられた状態で地下深くで保管されていたはずだ。けれど今は――その箱を誰かが持っている? 声が聞こえる。各警備体勢を整えろ! 研究を、オーパーツを――タイムジュエリーをセラエノに渡すな!
(ああ、なるほど。またボクを巡って戦いが起きている訳だ……さて)
周りがどんどん騒がしくなる。これから始まるのだ、戦いが。
(ボクは一体、どうなるのかな?)
(以下、PL情報)
タイムジュエリー。
時を超えるオーパーツ。
それを用い、異次元へ。
真理をこの手に入れる為に。
それ以外のもの、私には不要。
あの頃のように――とは言いません。
ですが、願わくば……いいえ、やめましょう。
今は支部を守り、タイムジュエリーを守る。
それだけです。
解説
ロンドン支部を急襲したセラエノの精鋭部隊の殲滅、ならびにタイムジュエリー(数は二つ。黄色と緋色)を守りきることが今回の目的です。
以下の情報に注意して、目的を達成して下さい。
◆現在の状況
セラエノの精鋭部隊がH.O.P.E.ロンドン支部への入口を突破しようとしています。
◆H.O.P.E.ロンドン支部
支部は大英図書館の地下に存在します。
地下一階→受付、応接室、キュリスの執務室
地下二階→職員専用のロッカールーム、食堂、売店、会議室
地下三階~地下五階→研究所(各部屋出入口にセキュリティチェックあり)
大深度地下→オーパーツ保管の倉庫
エレベーターは地下一階から地下三階まで通じるものが1基。地下五階から大深度地下へ至る1基があります。
地下三階から地下五階の移動は階段です。
大深度地下へ至るエレベーター前には電子扉があり、厳重なロックがかけられています。
正面入り口以外の出入り口は、地下二階と地下三階に存在しています。こちらも非常に強力なセキュリティでロックされています。
◆タイムジュエリーの在処
キュリスが二つとも持っています。彼はファウスト、ヨイと共に地上(大英博物館一階)に居ます。事件の報告を聞いて、地下に戻ろうとしています。(秘密のエレベーターを使用します)
◆その他
何か分からないことがあれば(サンクトペテルブルク支部に居ますが、急襲の知らせは届いているので)純が答えます。
以下、PL情報
セラエノ側の勢力分布は以下の通りです。英雄は各クラス存在します。
正面玄関前→六十人
地下二階出入口前→六十人
地下三階出入口前→五十人
ハッキング班→十人(支部近くの何処か、トラックの中でハッキングを試みています)
リヴィア・ナイの護衛→二十人
マスターより
解説に詰め込みすぎたかもしれない。
こんにちは、絢月滴です。
支部内にはエージェント数十人が居て、入口付近やシステム制御室でセラエノに対抗しています。
「支部が急襲された!」場面から開始ですので、「その時自分が何処に居たか」をプレイングに明記して下さい。
※但し、大深度地下から開始は出来ません。
なお、タイムジュエリーに関しては【時空戦】のタグがついたシナリオ(私と依MSが担当しています)を見て頂ければと。
それでは。
皆様の勇気と希望に満ち溢れるプレイングをお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2018/11/07 00:15
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【相談】図書館で戦争
最終発言2018/11/02 20:44:53 -
【質問卓】
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依頼前の挨拶スレッド
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