本部
緊急ミッションDARKを停止させよ
- 形態
- ショートEX
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
- 1,500
- 参加人数
-
- 能力者
- 14人 / 4~15人
- 英雄
- 14人 / 0~15人
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/09/18 15:00
- 完成予定
- 2018/09/27 15:00
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/09/18 09:13:55 -
DARKを止めろ!
最終発言2018/09/18 13:09:52
オープニング
● その戦艦は海を渡る。
H.O.P.E.東京海上支部。現在日本最大のリンカーの拠点は大慌てであった。
ガデンツァの作り上げた海上戦艦DARKが迫っているからだ。
「現在、緊急で敵戦艦に対する防衛策を構築中。けれど敵の進行が思ったよりも早いわ」
このままでは準備が完了する前にガデンツァの戦艦は到着してしまう。
そう遙華は言った。
戦艦を足止めしないといけない。
ただ、相手はもはやリンカーが単独でどうこうできる相手ではない。
愚神とも違う、もはやこれは戦争といっても過言ではない。
ではどうするのか。
「機雷と、リンカーによる足止めと。それだけじゃ」
そう手をこまねいている遙華。
リンカーたちに指示を出し切れずにいる。
そんな中、リンカーたちに秘匿回線で通信が入った。
そう、この任務に参加する君たちに対してだけ極秘にである。
「水中から攻めるのよ」
その声は聡明さと妖艶さを兼ね備えた甘い声。
先日、リンカーたちに保護されたはいいが。存在を秘匿されているロクトからの通信であった。
「DARKの推進力はプロペラになっているわ。当然よね。ルネが使われているからジェット噴射にはできない。そのプロペラを破壊することで推進力を奪うことができる」
ロクトは同時にリンカーたちにデータを送信。
「遙華では命令は下せないわ。ここにあるマーメイドドライブを使って水中から奇襲を仕掛けて。そして残酷なことを言うようだけど」
ロクトは息をのんで静かに告げた。
「誰かに犠牲になってもらわないといけないわ」
ロクトが次に示したのはグロリア社でも重要な区画。上級研究員しか入ることのできない研究物の管理場。
「パスワードを教えてあげる。…………よ。ただこれを運用したリンカーは多大なダメージをその身に追うことになる。それでも、戦えるというなら。使ってちょうだい」
その言葉に頷き通話を切る。そして遙華に君たちはその兵器の存在を伝えるだろう。
ディメンションキューブ。
それはあの船をおしとどめる壁を作るのにはもってこいのはずだと。
「確かに足止めには使えるかもしれない。けれど、これは誰かが犠牲になること前提の装置よ」
遙華はいぶかしみながらもその技術の全容を話だす。
もともとディメンションキューブはリンカーに多大な負荷を強いる欠陥AGWであったというはなしから。
「リンカーから霊力を吸い上げてその空間に固定した点を作る技術よ、外部からの干渉を極めて受けづらいけど沢山の問題が見つかったからそのままお蔵入りしたの」
欠陥が発見された。リンカーからエネルギーを吸い上げる際にその命を脅かし、存在を薄めてしまうのだ。
特に英雄の。
「英雄とのリンクレートの低下から始まる、かい離現象。それにディメンションキューブは膨大な霊力を消費する。それこそ英雄の存在すべてを吸い尽くすほどに」
ただ、そのキューブを使ったとしても不可侵の領域をに三メートル四方の四角分だけ作り出すのがやっとだという。
「ねぇ、どこからその情報きいたの? あなた達は何を考えているの? まだ出動なんてしたらダメよ? きいてる?」
皆さんはこの状況でどうするだろうか。
状況はひっ迫している、ここで誰かが強硬手段に出なければきっとDARKは止められない。
君たちに、死地に向かう覚悟を問いたい。
たとえ戻ってこられない戦場だとしても。
大切な物を守るために迎えるのかどうかを。
● マーメードドライブについて。
水の中を自在にかけることができる足装備。
すでに装備している足装備の上から装備できる。
足が両足一対となり大きなひれが生成されるが、このひれは霊力である。
水中でのペナルティーを無効化し活動を可能とする。
● ディメンションキューブについて。
今回人数分、ディメンションキューブというアイテムを貸し出すことができます。
このキューブは使用すると術者の体を中心に、その霊力の規模に合わせて十メートルから二メートル四方の四角い空間を作り出します。
この空間は術者の命ある限りそこから動くことはありません。
つまりこの機能を使って障害物となりARKを止めるという作戦ですが問題がいくつか存在します。
1 移動不可能、手番のスキップ
まずこのアイテムの使用者は動くことができないだけではなく、何のアクションも起こすことができなくなります。
2 膨大な霊力の使用
このキューブを使用すると無尽蔵に霊力を奪おうとします。
このキューブは外的圧力に対して自動で抵抗するため、攻撃を受けたりこのキューブに干渉する力があると打ち消すためにさらに力を使います。
使う力は生命力とリンクレートです。
3 英雄消失の危機。
英雄さえ霊力に分解し、このAGWは結界を維持しようとします。
ここでPCがAGWの起動を止めなければ、キャラクターロスト。もしくはそれに近しいペナルティを受けることになるでしょう。
このキューブに囚われている人間は英雄たちの意識を普段より間近に感じることでしょう。
しかしリンクレートが下がるたびにどうしようもなく英雄との距離も開きます。
この力を最後まで使用するなら、お別れの言葉を考えておかなければならないかもしれません。
●PL情報(推進炉中枢)
ARKの設計図と同じだとすれば、この船はプロペラで動き、それぞれに独立した動力炉があるはずなんですが。
今回破壊しても再生されます。
この機能についてはロクトも知らなかったのでルネを変形させてあつらえた機能と言えるでしょう。
ここで皆さんはこのDARKの足を止めることはできないと悟ると思いますが。
一つ弱点があります。
このDARKの推進力を生み出しているエンジンは、実はDARKの中心部。
推進炉中枢という場所からエネルギーを供給されています。
エネルギーとは追加のルネです。
破損したルネはパージされここからルネが送り込まれ、修繕するというサイクルをとりますが。
この中枢を破壊することによってDARK全体の修繕機能を無効にできるのです。
この中枢は中央に巨大なクリスタルがあり、それが高速で回転しているような場所です。たいていのリンカーなら複数回の攻撃で破壊できるでしょう。
ただしその後あふれ出したエネルギーで多大なダメージを受けます。
この推進炉中枢の情報はPCが調べれば見つかる事でしょう。
そして突入口も見つけられるでしょう。
戦艦内部の数えきれないルネに追い回されることになると思いますけど。
何せARKにも似たような場所があるので、設計図を細かく見ればわかるのです。
全てのPCが無条件に知っているものではありません。
注意深く見ないといけないのですから。
なので、この推進炉中枢に関しては突入するメンバー以外は知らない可能性もありますね。
解説
目標 DARKの推進力を奪う。
今回はDARKのプロペラを破壊するミッションです。
プロペラは、円状の船に等間隔で五枚存在し。八枚羽のプロペラです。
DARKに接近する方法は複数あります。
ボートをチャーターする。
マーメイドドライブを使用する。
ヘリからの投下。
なんとか接近しプロペラを破壊することができれば推進力を失い、東京海上支部到達を防ぐことができるでしょう。
ただ、このままの速度ですと防衛ライン接触までたったの30分しかありません。
プロペラは何度も破壊していれば再生力は落ち、速度も減速していきますがリンカーたちの攻撃がやんだ瞬間速度を取り戻してしまう事でしょう。
● 今回の重体。および重篤な被害者について。
今回のシナリオは戦闘面でも危険ですが。
キューブのコアになるPC。
および推進炉中枢に突貫しこれを破壊するPCは特に危険です。
レベル、プレイングにもよってきますし、普通に生還もあり得るのですが。
重体、およびキャラクターが使用不可能になる恐れがあります。
重体になるだけだとしても、次回のガデンツァシナリオまでに回復しない可能性も考えられるので、危険な行動はよく考えて行ってください。
● ルネについて。
今回は水中で戦闘するため、ルネの力は大幅に増しています。
前回はルネをまともに相手しないことで、戦闘の被害をおさえましたが。
今回はリンカーが攻め入る側です。そう簡単にはいかないでしょう。
ルネの攻撃は、音波による範囲攻撃。自分の腕を刃に変えての近接攻撃ですが。
恐るべきはその機動能力。
30SQを一気にかけることができ。威力は抑えられますが、移動しながらの攻撃を可能とします。
水の中で総勢10体のルネが防衛にあたっているようです。
マスターより
今回はDARK攻略戦の前哨戦です。残念ながら戦力をそろえきるよりも敵の足が速いようです。
東京海上支部に接触されてはまずいので、ここでいったんDARKの動きを止めてください。
リプレイ公開中 納品日時 2018/09/25 15:21
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最終発言2018/09/18 09:13:55 -
DARKを止めろ!
最終発言2018/09/18 13:09:52