本部
- 形態
- ショートEX
- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
- 1,500
- 参加人数
-
- 能力者
- 10人 / 4~10人
- 英雄
- 10人 / 0~10人
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/06/27 19:00
- 完成予定
- 2018/07/11 19:00
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
-
相談場所
最終発言2018/06/27 18:45:20 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/06/27 18:44:22
オープニング
このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●白き夜
倫敦、霧の都。
――街の一区画に突如として霧が発生。
――その霧にはライヴスがこめられていることが確認され……
――解析の結果、それは愚神十三騎が一、ノウ・デイブレイクのものであると判明する。
「ご協力感謝します。ロンドン警視庁刑事、ジェンナ・ユキ・タカネです」
到着したエージェントにジェンナ・ユキ・タカネ(az0051)が敬礼する。周囲は騒然、パトカーの警光灯が夜を明滅させ、黄色い「KEEP OUT」のテープが霧の区画を封鎖していた。そのただならぬ状況を映すかのように、ジェンナが手短に説明を行う。
あの霧の中には多数の従魔が確認されている。
そして、霧の中には多くの市民が取り残されている。詳細な数や安否は不明。
なによりあの霧がノウによるものならば、かの愚神があの中にいるのだろう。
「本作戦は二つの部隊に分けて行います。部隊Aは従魔の掃討及び市民の救助、部隊Bは愚神ノウの索敵及び撃退。救助された市民の対応、周辺封鎖や警戒などに関しては“警視庁(ヤード)”の方で行います」
ジェンナは君達と共に霧の区画へ向かいながら、相棒であるレター・インレット(az0051hero001)と共鳴を果たした。今一度、君達を凛と見やる。込み上げてくるノウへの怒りを、心の奥に圧し込めながら。
「――全力を尽くしましょう。“倫敦(私達の町)”を護るために」
●血染めの夜
その男はさながらジェームズ・モリアーティであった。
影からヴィランズに力を貸し、様々な混沌を巻き起こし。
そして今、その男はジャック・ザ・リッパーである。
「はぁ――はぁ――」
一人の女が髪を振り乱して駆けている。メイクは崩れ、パンプスも片方脱げて、ストッキングも伝線して。視界は一寸先も霧。何も見えない。でも女は強く理解していた。“ここにいたら殺される”。幾つかの死体を見た。斬り裂かれた死体。他殺体を。
「ひ、い――やめて、殺さないで、こんなの嫌ぁ――」
ガタガタ震える唇で紡いだ。魔霧に潜む正体不明の殺人鬼に命乞いをした。そのまま彼女は膝を突く。走り疲れたのでも、躓いたのでもない――。
「あ、あ、ああ……」
だらだらと首から伝っているのは、血だった。いつの間にか、刃が、バニラ・アイスのように白い、女の喉を、するりと、斬り裂いて、いたのだ。いつの間に? 誰か? どうして? どうして……こんな…… …… 。
――ノウ・デイブレイクは足音もなく歩く。
気ままに歩き、遭遇した人間を、片端から殺す。
きっと誰かがノウを止めねば、霧の中に残された者は全て死ぬ。
ならばどうやってノウを止める?
死力を尽くして戦うしかない。
ノウは、そんな風に人間が人間性を剥き出しにして襲いかかって来るのを、心待ちにしていた。
ヘイシズの目論見やらに思い入れはない。善性愚神だとかいう作戦に、共感もない。
ただ、人間が愚神と敵対し、生存権を懸けて一心不乱に刃を向けてくるのには、大賛成だった。
「楽しませてくれよ」
“愚神(ひとごろし)”は嗤う。
人間ほど面白い玩具はないのだから。
●部隊B
――血の匂いがする。
鼻のいいエージェントなら、直ちに気付いたことだろう。霧の中、それはすなわち既にノウの手中にあるということ。ライヴスが込められた霧は愚神のライヴスを攪乱し、察知を難しくしていた。愚神はすぐ背後にいるかもしれない。油断はできない。
情報によると、ノウは光使いだという。ライヴスが込められたこの霧は、レンズのように光を屈折させるのではないかと予想されてる。つまりここは、、光使いとして最高の――エージェントにとっては極めて不利な戦場だと呼べるだろう。
夜は霧に犯され白く。
まるで光の中にいるようで。
かくして――君達に――“斬り裂きジャック”は刃を振り上げる。
解説
●目標
ノウ・デイブレイクの撃退
●登場
《街中の暗闇》ノウ・デイブレイク
トリブヌス級愚神。ライヴスを込めた光を用いて戦う。
戦場にある霧をレンズ代わりに、光を乱反射させることで高い制圧力を持つと予想される。
一見して、武装はダガー状のAGW一振り。
(以下PL情報)
超常的な知覚能力を持つ。命中回避高。不意打ち、潜伏などに対する優位性。
光の屈折によって姿を消す、揺らがせる、分身を作るなど、技巧的。
・我が身は光
常駐。部位狙い無効?
バッドステータスを受けると直ちに回復するが、使用ラウンドは回避が下がる。
・パトスイーター
常駐。1ラウンドにメインアクションを複数回行える。周囲にいるリンカーのリンクレート合計数によって、回数は増える。
・洗礼
常駐。PCはリンクレートを1下げることで、ノウに対して防御貫通ダメージを与えることができる。何度でも使用可能。
ノウの戦域でリンクレートが一定数以下になるorリンクバーストを行うと……?
・etc……
※一定割合の生命が削れると撤退を選択。
(PL情報以上)
ミーレス級従魔『愚者火』
凡そバスケットボール大の光球。1~3m程度の高度を浮遊している。
魔法攻撃力、特殊抵抗が高めだが、他の能力値は低い。数は多いが、個体としては弱い。
射程10・直線無差別の、魔法攻撃属性の光線を発射する。これは他の愚者火に当たると屈折し、複雑な軌道となってエージェントを狙う(回避側に回避低下ペナルティが発生する)
※落合MS『【狂宴】霧の中の悪夢』の結果によって戦場に登場。
●状況
ロンドンのとある区画、路地裏。時間帯は夜。戦域は封鎖されており、新たな一般人の迷い込みなどはない。
視界は霧に包まれて劣悪。ちらほらと死体が転がっている……。
リプレイはノウとの遭遇直前から開始します。対策が不完全であれば奇襲を受けます。
マスターより
こんにちはガンマです。
迸る熱いパトス。
よろしくお願い申し上げます。
リプレイ公開中 納品日時 2018/07/06 20:10
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最終発言2018/06/27 18:45:20 -
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