本部
広告塔の少女~大発掘霊力温泉~
- 形態
- イベント
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
- 500
- 参加人数
-
- 能力者
- 19人 / 1~25人
- 英雄
- 17人 / 0~25人
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 4日
- 締切
- 2018/03/14 22:00
- 完成予定
- 2018/03/23 22:00
掲示板
-
相談卓
最終発言2018/03/14 07:00:40 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/03/14 00:06:15
オープニング
● 温泉旅行に行きたかったのに……
皆さんに残念なお知らせがある。
遙華が以前から吹聴していた二月の温泉旅行。
それが、遙華の予定変更によって無しになってしまいました。
「ごめんなさい、仕事の都合で……三月には、三月には絶対やるから」
しかし、三月とはまた微妙な季節である。温泉はいろいろな楽しみがある。
花見温泉。雪見温泉。しかし、三月は極めて微妙な季節である。雪も無ければ華もない微妙な季節である。
もちろん地方や、天気の具合でいくらでも調節可能だが……。
「なによりも約束が守れなかったのが悲しい」
そう深夜二時に遙華はしくしくと泣きながら書類にハンコを押していた。
「もう……」
ぽんぽんと押していく。
「もおおおおおおおおおお!」
ダムダムとハンコを押していく遙華。
「ああ、肩がこるのよねぇ」
疲れた、そう遙華が机に突っ伏すと、傍らのスマートフォンが震えた。
マナーモードのそれ、ディスプレイには『美人秘書(笑)』の文字。
「はい、ロクト?」
気のない返事をうんうんと唸るように繰り返す遙華、ロクトからの電話と言えば大抵仕事の話である。こんな時に仕事の話は聞きたくないの~。そんな風に思いつつ受話器を置かないだけの理性を何とか保って、ロクトの話しに耳を傾ける。
「うん、うんうん」
「え? 書類? 仕事? 予定よりは早く終わりそうよ」
「ええ、うん、その日は私の二週間ぶりのオフだけど」
「え? 仕事? いやよー、一週間前も代休が出るからって仕事させたじゃない。あれが本当だったらわたし、有給も合わせて、一か月まるまるしごと……」
「え? お……え? なに? よく聞こえなかった」
その時遙華は跳ね起きた、木端のように書面が空を舞う。
「温泉! 温泉連れて行ってくれるの!!」
しかも、みんなで。
その言葉に有頂天になった遙華は。
ロクトの気性という情報を頭からすっぽり抜かして、温泉というキーワードにただただ踊り狂うのだった。
一週間後の自分の落胆具合など、知らずに。
●霊力温泉?
今回は皆さんで温泉に行きましょうと言う企画ですが。
慰安旅行では決してありません(ごめんね) 。
れっきとしたH.O.P.Eへの依頼であり、報酬が出る任務です。
というのが今回行く、日本某所の山奥。
ここは日本有数の温泉地ですが、この温泉地は他の温泉地にない魅力を持ちます。というのが、このあたり一帯掘ればいとも簡単に温泉がでるのです。
なので、資材をなげうって温泉堀に興じる資産家も多くここを訪れますが。今回は皆さんにも温泉を掘ってもらいます。
え~、なんでリンカーが、皆さんそう思われるかもしれませんが。
今回掘り出す温泉ですが、霊石の地脈と温泉の泉脈がぶつかって霊力を含んだお湯が飛び出てしまうのです。
なので温泉掘削自体も一般人にとっては危ない可能性があるので、一般の業者は着手できません。
それに目を付けた守銭奴ロクト。
格安で温泉旅行できるだけでなく、場合によってはボーナスが出る本選採掘ツアー(仕事)なるものを企画しました。
今回は皆さんにそれに参加していただきたいのです。
みんなでリンカーに効く温泉を掘ってつかろう。
それが今回のシナリオ趣旨です。
●温泉を掘るための手順
1 線脈を見つける。
ダウジング 直感 モスケールなどの霊力関知手段が有効です。
2 掘り返す。
温泉は1500Mから2500Mの地下深くに眠っています。
掘る手段としてはドリルを借りる、AGWをつかうなどがあります。
途中霊石岩盤などにぶちあたる可能性があります。
霊石岩盤は地下一定の高さに埋まっており破壊するためにはダメージを与える必要があります。
2000M地点 魔・物防御力1200相当
2250M地点 魔法防御力1500相当
2600M地点 魔・物防御力2500相当
破壊には攻撃のタイミングを合わせる、攻撃力を高める、など工夫が必要でしょう。
3 温泉を作る。
お湯が沸いたなら、その温泉をためておくスペースが必要です。
内装に使う材料はあらかじめ申請していただく形ですが、大抵のものはそろえられるでしょう。
現地調達でも構いません。
4 施設拡張
更衣室や、サウナなど、温泉にあればうれしい施設を作っていただいてもかまいません。とロクトは気軽にいってますが……サウナってどう作るのでしょう。
*採掘場について*
採掘が許されているエリアは山の斜面を含んだ6キロメートル四方の空間で、真ん中に川が流れています。
かなり浅い川です。
川を境に手前側は岩肌や土が見えていますし、奥川は木々が生えています。
山側に竹林があるようですが、これはどこからか運ばれ故意に植えられた竹のようです。今では放置されているので、破壊したり材料に使っても怒られません。
! 最後に !
温泉を一人で掘るのは至難の業です。作業が多いですし、何より寂しい。
なのでチームで温泉堀にいそしんでいただくのがよいでしょう。
手分けもできるし。
●ふつうに温泉を楽しむ。
温泉をかならず掘らなくてはいけない訳ではありません。
採掘現場の近くに一等級の温泉旅館があるので。普通に疲れを癒してください。
宿泊する宿の近くには、小さいですがスキー場。鍾乳洞。お土産街があります。
夕食、朝食はバイキング。
お風呂は男湯、女湯、家族風呂。
ゲームセンターと卓球台と、なぜか体育館が存在し、バスケやフットサルができます。
遊技も充実、トランプ、麻雀、ツイスター等々。
窓から、降る雪と、雪間みれになりながら温泉を掘るリンカーたちを眺めつつ、お部屋で乾杯もいいかんじかと。
三泊四日の旅行の予定です。
解説
目標 温泉を掘る
今回あくまでも温泉を掘っていただくつもりなので(ロクトが)。
なのでよい温泉を掘ったグループにはボーナスがあります。
よい、温泉。その基準は人それぞれですが。下記の要素で複合的に判断されます。
1 泉質
温泉の温度や、含まれる成分、霊力量です。
霊力量は深く掘ればより多くなり、温度も深く掘れば上がるようです。
2 外観
温泉から見える景色です。山や川。断崖絶壁など、面白かったり綺麗だったりするとポイントが上がります。
3 内装
可能であれば温泉の形や広さ。材質などにも気を使ってみてください。
● 遙華について
遙華はせっせと温泉を掘ったり皆さんのサポートをしたりしてます。
彼女がゆったり温泉に入ることができるのは、皆さんの温泉審査をするときだけです。
彼女の仕事を手伝ってくれる人がいれば、一日くらい遊べる時間が作れそうなんですが……。
そうしてくれたなら遙華はその一日をあなたと過ごすでしょう。
ロクトもどうやら同様のようです。
マスターより
皆さんこんにちは鳴海でございます。
いや、最近と言っても二週間前。このシナリオをかくために定山渓に遊びに行ってきたんですよ。
ええ、仕事です、もちろん仕事です。
楽しかったです。その時の楽しさをリプレイに込められたらいいなと思います。
それではよろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2018/03/23 10:20
参加者
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相談卓
最終発言2018/03/14 07:00:40 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/03/14 00:06:15