本部
マシンガールに気を付けろ
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/03/08 22:00
- 完成予定
- 2018/03/22 22:00
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
-
【相談卓】霊石を守り抜け!
最終発言2018/03/08 20:39:24 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/03/07 12:29:34
オープニング
●ブリーフィング
今日も今日とて、エージェント達が支部のブリーフィングルームに集められる。オペレーターはぺこりと頭を下げると、スクリーンに地図を映しながら説明を始めた。
「プリセンサーによってもたらされた情報によると、アルター社所有の研究所に対して、本日愚神と従魔の一団による襲撃が行われる模様です。アルター社によると、この研究所には先日霊石が運び込まれたらしく、襲撃の目的もまたその霊石を狙ったものではないかと考えられます」
地図の一点が拡大されていく。街の外れに広がる研究所に向かって、赤い矢印がいくつか伸びていく。南と西を主に攻撃していた。
「研究所の間取りと、プリセンサーによる予知の内容を照合して予測された襲撃ポイントはこのようになっています。研究所内部は精密機械が多く存在するため、内部への侵入は絶対に阻止して欲しいとの事です」
研究所をぐるりと囲うように青いラインが引かれていく。いわば最終防衛ラインだ。オペレーターはエージェント達を見渡すと、再びぺこりと頭を下げる。
「従魔や愚神についての情報は後ほど送ります。予知は絶対ではありませんので、予知されていない範囲についても警戒は怠らないようにしてください。よろしくお願いします」
●電光石火の闖入者
アメリカ合衆国、サンフランシスコ州のとある町。小規模な工場が幾つも立ち並ぶ街並みの隅に、その研究所はあった。鋭角を嫌うかのような丸みを帯びた佇まい、チタン白が眩い外壁は、そこだけ近未来の都市から切り取って来たかのような異様な風体である。
「よく来ていただけました。研究員を代表して、歓迎させて頂きます」
玄関先に立って、研究所長が君達を出迎える。その表情はにこやかだったが、エージェントであっても研究所内には入れさせないという頑なな意志もまた感じられた。君達はその態度に不信感を抱いたり、あるいは当然の事かとも思いつつ、めいめい彼に挨拶する。
「外でのやり取りになってしまい申し訳ありません。社外秘の情報も多くやり取りされるので、外部の人間を中にお招きするわけにはいかないのです」
君達の不信はもっともだとばかり、所長は素早く言い訳する。その事について何か言いたいと思ったかもしれないが、予知で伝えられた襲撃の時間まで間がない。この場での話は一旦諦め、前以って話し合った持ち場へと動き始めた。
全員が持ち場に付き終えた頃、愚神と従魔がのこのことやってきた。巨大な蟷螂にも似た姿の従魔を十数体引き連れて、甲殻類か昆虫かという外見の不気味な人型が数体やってきた。君達が武器を構えて彼らを出迎えると、彼らはいかにも驚いたように飛び跳ねる。
「リンカー……! 何故ここにいる」
問答無用。誰かが遠隔攻撃を叩き込んだ。人型は眼をぎらつかせ、その腕の先から刃の様に鋭い何かを取り出す。背中の翅を震わせ、それは耳障りな声を上げる。
「喩え何者であったとしても、我等を邪魔する事は許さん」
いよいよ戦いの幕開けだ。突っ込んでくる蟷螂達を、君達は武器を構えて出迎えようとする。
『ハローフレンズ!』
しかしその時、空から何かが降って来た。一体の蟷螂が顔を上げた瞬間、その全身が地面に叩きつけられた。突然の出来事に皆が固まっているうちに、降って来たそれ――黒いインナーの上から白を基調にした戦闘服を纏った少女はガッツポーズを取る。
『援軍に来ました! 私も頑張るからヨロシクね!』
「あの……やめ――」
弱り果てた声が聴こえるが、少女はバタバタ動いてその声を遮る。
『うーるーさーいー! 今は私の出番でしょ!』
「お前は一体何なんだ……!」
完全に出端を挫かれた愚神が、両手に持った武器を擦り合わせながら唸る。顔の半分を覆い隠すバイザーの奥でうっすら目を光らせると、いきなり少女は気を付けをしてしずしずと愚神へ頭を下げる。
『私のコードネームはテラス。正式名称は人類の記憶及び人格に関する情報データベース管理システムのメインプロセッサ。マスターの命により、リライヴァーとして当世界の救援に馳せ参じました。以後お見知り置きを』
礼儀正しいふるまいを見せたのも束の間、彼女は君達の方へと軽やかにバク転すると、再び戦闘態勢を取る。
『って事で、みーんな私のカラテでぶちのめしちゃうから、覚悟しなさい!』
解説
メイン 愚神と従魔を研究所へ侵入させない
サブ 敵を一体も逃さず撃破する
BOSS
デクリオ級愚神マンティスマン×4
甲殻類にも昆虫にも見える人型の愚神。その正体はカマキリ人間。その手から生やした刃で攻撃してくる。
ステータス
回避B、その他はC~D程度
スキル
鋸刃攻撃
鋸にも似た刃で攻撃。癒えにくい切り傷を与える。[命中時、BS減退(1)を付与]
拘束攻撃
両手を伸ばして素早く拘束。そのまま噛みついて攻撃する[命中時、BS拘束を付与+5の固定ダメージ]
ENEMY
ミーレス級従魔ビッグマンティス×20
デカいカマキリ。メスは交尾後オスを食べるらしい。
ステータス
物攻・魔防B、その他はC以下
スキル
拘束攻撃
(マンティスマンのスキルに準じる)
飛行
羽根を広げてジャンプ。[4sqの高さまで飛び上がる。翌ラウンドに着地する。]
MAP
□□■■■■■
→☆■■■■■
→☆■■■■■
□□□☆☆□□
□□□↑↑□□
(一マス5×5)
・矢印…マンティスマン×1、ビッグマンティス×4
・☆…PCを配置可能なエリア
・■…敵を侵入させてはいけない領域(外側には塀アリ)
NPC
謎のリンカー
君達が戦わんとした時に突然やって来たリンカー。ころころと性格が変わる様子。その正体は知っている人は知っている。
(以下PL情報)
ステータス
回避カオブレ(64/10)
スキル
ストームエッジのみ
TIPS(PL情報)
・MAPにはマンティスマン4体、ビッグマンティスが16体しかいない。残りは北方向から攻めてくるので注意。
・リンカーはお助けキャラ。必要があれば頼ってください。指示がない時は適当にデカカマキリを叩いてます。
・カマキリは一応飛べるので注意。
マスターより
影絵 企我です。
・多分駆け出しリンカーさん向けの依頼だと思います。そんなに難しい事は無い筈です。
・謎のリンカーさんの正体はわかる人はわかると思います。正直な話今後の展開も踏まえると今のうちに顔見せしておきたかっただけなので、無理して絡むこともないです。無理が無ければ絡んでほしくもありますが。
以上です。よろしくお願いします。
カラテと見せかけてカポエイラだったりはないので安心してください。
リプレイ公開中 納品日時 2018/03/17 22:14
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【相談卓】霊石を守り抜け!
最終発言2018/03/08 20:39:24 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/03/07 12:29:34