本部
広告塔の少女~ロミオは砂漠を越えて~
- 形態
- ショートEX
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
- 1,500
- 参加人数
-
- 能力者
- 7人 / 4~12人
- 英雄
- 7人 / 0~12人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/03/02 07:30
- 完成予定
- 2018/03/11 07:30
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/03/01 07:28:52 -
相談卓
最終発言2018/03/02 06:28:15
オープニング
● 悲劇を救って
これはとある砂漠と町と人の物語。
悲しい悲劇の物語。
憎しみの始まり。
かつて砂漠で挟まれた街と街がありました。
この町はとても仲が良かったそうです。
ちょうど等距離にオアシスがあり、開拓時代はその水を分け合ったりして生きていたそうです。
そんな中、両国の仲のいい国王様がそれぞれ同じ時期に子供を産みました。
Aの国には男子。
Bの国には女子です。
二つの国は元気な子供が生まれたことを喜び合い、たたえ合いました。
二つの国はそのまま栄え豊かになると同時に、王子と王女もそれぞれたくましく、美しく成長していったのです。
しかし、ある時、お互いの国のお姫様と王子様が共に自殺してしまいました。
それはお互いの国の王が結婚に反対したためです。
王子はその反対に抵抗するために、姫と婚約していた騎士と一騎打ちをして、殺してしまいます。
犯罪者として追われる王子。その手を取る姫。二人は追手をやり過ごしつつオアシスをめざし、そしてその場で命を断ちました。
けれど、この結婚に反対したのは政略結婚だとか。王様が仲たがいしたからというわけではなく。
二人は実は血のつながった兄妹。それどころか双子だったのです。
これは悲しい悲しい行き違い。
二人はもともとAの国で生まれた双子。しかしBの国の王には子種が無かった。
なので秘密裏にBの国には妹が送られ、子供という事にして育てられたのです。
しかし本来であれば、王族以外の人間を世継ぎに据えるなんてあるまじき行い。国民が許すわけもなく、許してくれたんだとしても。諸外国が認めるかどうか。
それを恐れて、王子と姫には言う事は出来なかったのでした。
● その結果。
国民に愛された王子と、国民に愛された王女は命を絶ち。
その悲しみを国民たちはそれぞれ向こうの国に押し付けました。
そこから些細なすれ違いが続き、やがて戦争状態に。
しかし。
それはもうくだらないという声が大きく上がるようになりました。
前回、そのAの国、Bの国の間にあるオアシスでライブをした影響です。
その結果争いにつかれていたAの国とBの国は和解のために歩み寄りたいと意志を示したのです。
しかしどうしたらいいか分かりません。
そんな中、リンカーが行っていた劇にするといいのではないか。
という意見が採用されました。
よって皆さんには上記の、二つの国をめぐる悲しいお話を劇にしていただきたいと思っています。
それもハッピーエンドという形で。
お互いの国の行き違いがうまく解消されるハッピーエンド。
全てが丸く収まる、夢物語でもご都合主義でもいい。
そんな物語が皆。見たいそうです。
●配役について
必ず必要となる役職は下記です。
・A国国王
A国の国王です。王子と姫の実の父親であり、その秘密に苦悩する一人の親です。
・A国王子
王子です。頑固で意地が強く、実力もあったと言います、将来を有望視されていました。
・B国国王
姫を譲り受けたB国の国王です。彼は後世ずっと、自分にきちんと子供を作る能力があればと嘆いていたと言います。
・B国姫
お姫様です、絶世の美女でしたが、盲目的に王子に恋をしていたと言います。
・姫のいい名づけの騎士
B国随一の戦士です。姫のことを好いていますが姫が王子の事を好いていることも知っています。
・兵士・民衆
いわゆるモブですが、最後の場面で王子や姫を追い詰める役割を負います。
・その他必要だと思われる配役。
今回の任務はシナリオ改変が推奨されています。
なので、改変したシナリオに合う配役を作ることが許されます。
たとえば語部の吟遊詩人。
たとえば、全ての元凶である愚神。
また、改変内容によっては姫や王子と言った主要の役職を増やして構いません。
● 特に演出を考えてほしいシーン
特に力を入れてほしいシーンは下記の通りです。
・王子と姫の逢瀬のシーン
・王と王が本来仲良しだというシーン(チェスやポーカーやってるシーンはどう? とは遙華のお話し)
・騎士と王子の戦闘シーン
・ハッピーエンド
●歌について
今回は二曲必要となります。
1 王子と姫の逢瀬の曲。
姫と王子が逢瀬を重ねるシーンで必要となる曲です。
この曲は基本的に姫と王子以外の人間が謳うことを想定されています。
一人の人間が、演技と歌両方に十分な文字数を割けないと思われているためです。
2 物語のED
これは、この物語全体をテーマとした曲で。
オアシスを舞台にPV撮影したものをEDで流すつもりです。
バンドメンバー、歌い手。歌詞、振り付け、演出など募集します。
テーマは終戦。
争いを放棄することをテーマにしてほしいそうです。
最悪作る人がいなければECCOがやるそうです。
3 ECCOの歌。
ちなみに劇のOPとなるべき曲はすでにECCOが作成中らしいです。
ただECCOも曲作りに悩んでいるので。彼女と一緒に言葉を交わしながら作ってみるのはいかがでしょうか。
彼女は皆さんの今回の物語に関してのイメージを聴きたがります。
答えてあげると彼女の歌に影響を与えるでしょう。
・ この物語を一言で表すと?
・ 誰が悪いと思う?
・ 自分が王子や姫ならどうした?
・ 歌詞で使えそうなフレーズない?
解説
目標 悲劇を喜劇に彩る
今回は歌サイドとシナリオサイドで作業が分割されそうです。
兼任ももちろん可能ですが、文字数と相談と言ったところでしょうか。
● シナリオサイドについて
お話しの流れは『悲劇を救って』のこうにある物語をだいたいなぞる形にはなると思います。
けれど、どこかでこの物語をハッピーエンドに変える必要があるので、どこかしら手をくわえなければなりません。
なので台本改変はどのようにキャラクターを変えれば、物語を変えればハッピーエンドになるかどうかを考えていただきたいのです。
もともと配役によって、役柄が指定されていると思いますが、それを変えてしまって自分の思う幸福なキャラクターに変えてしまっても構わないのです。
またシナリオの流れを簡単に分割すると。
起 オアシスを中心に二つの国があった。二つの国は仲がよく、同時期に二人の国王は子供を持った。
承 その子供たちは交流の間に恋心を抱くようになった、王たちはそれを心配していた。
転 両国の王が集められ王子と姫がお互いの愛を告白する。
しかし反対される。
王子は姫と婚約していた騎士をうち倒し、オアシスまで馬で逃げる。
結 二人はやがてオアシスにたどり着く。しかし王子と姫は逃げられる場所がどこにもないことを知って、姫と悲劇の死を遂げる。
となりますが、この台本を書き換えて、ハッピーエンドにしていただきたいと思います。
これは王子。姫役の人が率先して台本書き換えを行っていただけるとスムーズかと思います。
● 歌について
また、今回の劇は半分ミュージカルみたいなもののため。
自分の歌を作って、演劇の最中に挟み込んでも構いません。
その場合、本来の配役に囚われず好きな配役を作り演じても構いません。
マスターより
皆さんこんにちは、鳴海です。
久しぶりな気がする芸能依頼ですが。今回はミュージカルです。
しかも、演出するのに慣れてきた人も多いでしょうから、今回は台本を書き換えていただいて、好きに演出していただければと思っています。
ただ、鳴海は悲劇大好きなので、このままの内容を上映してもいいと思います。
それでは素晴らしい、終りを期待しております。よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2018/03/09 18:36
参加者
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/03/01 07:28:52 -
相談卓
最終発言2018/03/02 06:28:15