本部
縄跳び☆パニック
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 4人 / 4~6人
- 英雄
- 4人 / 0~6人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/02/22 19:00
- 完成予定
- 2018/03/03 19:00
掲示板
-
行動宣告板
最終発言2018/02/22 17:29:10 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/02/22 17:25:24
オープニング
●小学校で
シンイチの大嫌いな体育の授業が始まった。しかも、今日やるのは大縄跳び。
普通の縄跳びなら、まだ我慢ができる。跳べなくても、自分が悔しいだけだから。でも、大縄跳びは、失敗したら他の人に迷惑がかかる。失敗した時に、クラスメートから向けられる冷たい視線。運動が苦手なシンイチにとって、大縄跳びの授業は針のむしろであった。
「今日は、連続30回にチャレンジしよう」
先生が、明るく言った。
先生とクラスの中で一番背の高いタイガが、縄を回す役である。跳ぶよりも縄を回す役がやりたい……とシンイチは思ったが、背の低いシンイチにはそれは無理だった。
「せーのっ、いーち、にー、さーん……」
縄が回り、皆でジャンプする。「はち」でシンイチの足が、縄にひっかかった。
「もう一回行くぞ。せーのっ」
再び、ジャンプする。「きゅう」で、またシンイチの足がひっかかった。
「あーあ」
何人かが、がっかりして声を漏らす。
クラスの皆は、シンイチを直接責めたりはしない。それがまた辛いのだった。
(ああ、もうあと何分耐えなきゃいけないんだろう。時間が速く進む魔法があればいいのに……)
そんなことを考えながらジャンプしていたら、シンイチはまた縄に足をひっかけて、派手にすっころんだ。
「きゃあ!!」
「わあ!」
叫び声を上げたのは、シンイチではなかった。
シンイチには、一瞬何が起こったのかわからなかった。自分は、校庭に両手と両膝をついている。その横では、クラスの皆がひとかたまりになっている。一瞬、皆でおしくらまんじゅうをしているのかとシンイチは思ったが、そうでないことはすぐにわかった。大縄跳びの縄が、皆をまとめて縛りつけているのだ。
「大丈夫か!」
先生が駆け寄り、子供達の腹や胸をぎりぎりと締めつけている縄をはずそうとしたが、縄は全然動かなかった。
「おい、お前たち! 職員室行って他の先生を呼んできてくれ!」
先生は、シンイチとタイガのほうを振り向いて叫んだ。
派手に転んだシンイチと、縄を回していたタイガだけが、大縄に襲われずに無事だったのだ。
「わかりました! 行こう」
タイガはそう言って駆け出した。シンイチは、一生懸命タイガの後を追いかけた。シンイチの膝は転んだせいで血だらけだったが、シンイチは全然そのことに気づいていなかった。
●大縄跳びの縄も凶器になります
H.O.P.E.敷地内のブリーフィングルームで、職員が説明を始めた。
「小学校で、体育の授業中に子供達が大縄跳びの縄に襲われました。小学三年生の児童18名が縄で縛られて動けない状態です。一人一人が縛られているわけではなくて、全員まとめてぎゅっと縛られているんです。内臓を圧迫されている状態が長時間続くと、非常に危険です。迅速に従魔を討伐して、子供達を救出してください。よろしくお願いします」
解説
●目標
従魔の討伐、子供達の救出
●登場
ミーレス級従魔 × 1体。
縄の姿をしている従魔。
体長約15m。
巻きつく。締めつける。鞭のように打つ。
●状況
晴天。午前10時頃。
小学校の校庭。
小学三年生18人が、まとめて縄で縛られていて身動きできない状態である。
マスターより
こんにちは、花梨七菜です。大縄跳びの縄に襲われるって……と思われるかもしれませんが、状況は深刻なのです。従魔の討伐と子供達の救出、よろしくお願いします。
リプレイ公開中 納品日時 2018/02/27 21:12
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最終発言2018/02/22 17:25:24