本部
D~ロストチルドレン~
- 形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 10人 / 4~10人
- 英雄
- 10人 / 0~10人
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/02/05 09:00
- 完成予定
- 2018/02/14 09:00
掲示板
-
プレイング卓
最終発言2018/02/04 20:09:04 -
質問卓
最終発言2018/02/02 00:30:44 -
相談卓
最終発言2018/02/05 06:48:14 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/02/04 15:05:05
オープニング
● タイムリミットは二週間
昨今Dをめぐる事件で大事件が発生した。
塔の解放、そしてDによって拉致された大量の少年少女の発見。
Dたちの研究、その全容が暴かれ。彼らにとっての最終目標が明らかになる。
それは人類の愚神化。
ただ、それだけだとは思えない。愚神化にしては回り道が過ぎる。
そう言う特性の愚神を招き入れて全員で囲って力を蓄えさせるのが一番早かったはずだ。
ペインキャンセラー。少年兵の量産。EDという超生命体の開発。愚神との商売。
それらプロセスが到底必要だったとは思えない。
やはり金だろうか。
分からない。つじつまが合わないことは……おおい。
ただ現在言えることは、時間が無い。
という事だ。
少年少女たちには時間が無い。
その体にはすでに従魔化。愚神化の兆候が見え始めている者もいる。
ただし、ペインキャンセラーの応用で霊力を遮断する薬が作られた。
これにより一週間から二週間まで子供たちの余命を引き延ばすことに成功しているが。それでも時間があまりに少なすぎる。
これもリンカーたちの絶え間ない研鑽と咄嗟のひらめきで情報を逐一収集していたおかげであるが。
それでも一手足りない。
細胞からして霊力に侵され変質してしまう少年少女を、いったいどうしたら、救えるというのだろうか。
● 状況説明
今回は、皆さんに愚神化間近となった少年少女たちの処遇をどうするか決めていただくことになります。
この少年少女たち、資質によって強さがまちまちの従魔、愚神へと代わるようです。
また年齢にばらつきがあります8歳から15歳までの少年少女がまばらにいるようです。
ここで皆さんは少年少女たちの監督役をしていただくことになります。
少年少女たちが逃げ出さないか見守り、変質してしまったなら殺す必要があります。
誰かがやらなければならない任務です。
目を背けることは許されません、苦悩の果てに、ミッションを完遂してください。
● 研究行為について
この愚神化、従魔化を治療するための方法について、研究を行っています。
それに協力していただけるリンカーも募集していますが。
今までのD関連の依頼に参加している人たちが対象な上に、ヒントが過去の依頼の中にあります、膨大な資料を読み解く必要。
現地に向かって調査をする必要があります。
なので、膨大な時間と作業が要求されるうえに、難易度も高いです。
ただ、今回は子供たちを救えなくても任務が失敗になることはありません。
最後に研究行為についての方針をまとめます。
1 過去の依頼からヒントを探す
2 BDという人物から情報を聞き出す
3 研究所に赴いてヒントを探す
4 研究資料をひも解いてヒントを探す
5 子供たちの人体実験の末にヒントを見つけ出す。
また、研究が成功しても、半数の犠牲は覚悟してください。
今回は苦難に満ちたシナリオです。
● 少年少女たちのリアクション
少年少女たちが置かれている状況、それに対する反応は刻一刻変わります。
さらにもたらされる情報によっても変わるでしょう。
その目安をこちらに書き記しておきます。
また少年少女たちは施設に収容されることになります。
当然親元には帰れません。
・1~5日
解放された喜びから年相応の喜びをみせる。
食べ物がおいしい、だとか、リンカーたちに遊びをせがんだりだとか、のんきに過ごす。
・6~10日
様子がおかしくなってくる。
体の一部が変容したり、角が生えたりする。
状況のおかしさに気が付き不安を表に見せる。
怒りや、悲しみが制御できなくなり、暴力事件や不眠に悩まされる子供が出始める。
・10~14日
愚神化、従魔化する子供が出始める。
それは突如起こり、手近な人間を殺そうとする。
場合によってはこの愚神や従魔が子供たちを殺してしまうことも考えられる。
・15日以降
子供たちが脱出を企てる。院内の地下にトンネルを掘って脱出を試みる。
これを阻止できなければ、次回はシナリオ【悲劇】に派生する。
・自分たちの命が残りわずかだと知った時。
従魔化、愚神化してしまうことを知った子供たちの行動は様々です。
自殺しようとする子。
無気力になる子。
殺してほしいと懇願する子。
親に逢いたい、友達に会いたいと泣く子供。
様々存在することでしょう。
リンカーに恨みをぶつける子供もいます。
「なんで助けてくれないんだ」「お前たちのせいだ」「こんな怖い目に合うくらいなら目覚めたくなかった」
そんな感じです。
解説
目標 なし
今回のシナリオは、どう転んでも仕方なかったと世間から評価されることでしょう。どう転んでもH.O.P.E.は皆さんを庇うつもりでもあります。
ここで生まれる五十人の愚神や、従魔、それを一手に処理するためには大規模作戦並の戦力を投下せねばならず、現在その戦力をかき集めるのが難しい状況にあるためです。
なので。子供の内に子供のまま殺してしまう。
というのはありなのです。
ただ、ひとつ言っておかなければならないのは、二週間というのはあくまで目安で個体差があります。
最短で九日。最長でも十八日で従魔、愚神へと変わり果てるでしょう。
この少年少女たちに対するアプローチの様子を今回のノベルにしたいと思います。
皆さんはどう接するのでしょう。
少年少女たちと最後の時間を楽しく過ごすのでしょうか。
海に行ったり、みんなで遊びに行ったり。
この問題に直面した皆さんはどうなってしまうのでしょうか。
苦悩する。淡々と殺す。
最後にもう一度言います。
安心してください、命を一つも救えなくても、任務の失敗にはなりません。
それどころか、皆さんが少年少女たちに接することでその心は救われるでしょう。
皆さんの行動はどう転んでも無駄になることはないのです。
無情に子供たちを殺してもそれは人類のため。
子供たちのために胸を痛ませてもそれは子供たちのため。
どの行いをしてもあなたの行動は善です。
肯定されるべきことなのでしょう。
さらに今回、汚れ仕事なので、H.O.P.E.は報酬を多く出してくれるそうです。
これで皆さんの心のケアになるかはわかりませんが、受け取ってください。
マスターより
皆さんこんにちは、鳴海でございます。
今回のシナリオ、かなり胸糞が悪いので。人が入ってくれるか心配な鳴海です。
いや、もう、それはそれは胸が痛い展開になる事でしょう。
ひょっとしたら誰しもが不幸になるだけのシナリオかもしれません。
悩み悩んだ末に、得られるのが後悔と懺悔、だけかもしれません。
けれどもがけばすべてがうまく行く希望も用意しました。
私は「絶望があることをしっているから、希望があることも知っている」という言葉が好きです。
では、よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2018/02/13 19:06
参加者
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プレイング卓
最終発言2018/02/04 20:09:04 -
質問卓
最終発言2018/02/02 00:30:44 -
相談卓
最終発言2018/02/05 06:48:14 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/02/04 15:05:05