本部
【追跡】Dの研究所
- 形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/01/17 15:00
- 完成予定
- 2018/01/26 15:00
掲示板
-
【相談卓】研究所から脱出せよ!
最終発言2018/01/17 07:31:40 -
【質問卓】なぜなにハルカさん
最終発言2018/01/13 20:26:35 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/01/13 21:52:40
オープニング
【追跡】潜入DDの研究所
●Dの商品
Absorb・D……秘密結社Dにおけるリーダーと目される男。
彼は商品を見出す力に長け。愚神を数体受け入れる器があった。
その愚神との契約により、己を愚神化させるために組織を運営していた。
しかし、それも過去のものである。
構成員を一人、また一人と減らされ。今や手足は半壊。
幹部として愚神を招き入れようとするも失敗。
自身の契約愚神を置いて逃走するはめになった。
その捜査は三船春香という少女も含めて行われる。
捜査は冷たい雨が降るなか、長時間行われた。
そして追い込んだのは海に面した工場地帯、その一角。寂れた港から上陸し、操作を続けること二十分。鋼鉄の板で覆われた、不自然なスペースが発見された。
そのスペースの奥には薬品臭漂う、不自然な空間が広がっている。
薄暗く足元の誘導灯だけで照らされたその空間で君たちは、しわがれた声を聴くことになるだろう。
「さぁ! 年貢の納め時だよ」
一連の事件、胸に爪痕をつけるような事件ばかりがあった。従魔製造、ペインキャンセラー。誘拐事件、遙華の襲撃、他にもさまざまな事件が表で、水面下で進行してきたのだろう。
それはきっと、全てが彼らの欲のために。
彼らの敷く悪のために。
「絶対に許さない! ただ、自分の欲だけのために」
「欲か……それで何が悪いのかな」
声が変わった。それはAと呼ばれる男の声。それに春香は呆けた声を返す。
「え?」
「私は一度も、誰かを助けてやった。だとか、これは必要な技術だ、だとか言った覚えはないね」
施設のスピーカーが震え、金属音が鳴る。
「必要としたのはいつでもお前たちで、罰しようとするのはいつでもお前たち、それだけのことだ」
Aは告げる。自分たちはただそこに存在していただけだと。
「だとすれば君たちと私は何もかわらない、したいからする。ただそれだけだ。罰したいから罰する。己の感情に素直になるがいい」
Aは告げる。お前たちにかける言葉はない。そして言葉をかけられる筋合いはない。
「ただ、そうしたいからする。それでいいだろう? お前たちは俺達を罰したい、そこに問答が挟まる余地はない、無駄だ」
「あなた達がやってきたこと、どれだけひどいことかわかってるの?」
春香の言葉を遮ってAは告げる。
「我々と接していて。でた感想がその程度か? であれば本格的に語る言葉もないな。ここで消えろ」
次の瞬間。ぶんっと小さな音が下。次いで。
「お前たちも罰したいなら私の元までたどり着くがいい。ただ。ドクターがそれを許すとは思えないがね」
フロアに明かりがともる。そのフロアには無数の何かが存在した。
一言で形容するには難しい物体。円筒状で中には液体が詰まっている。それには蔦のようにコードが絡まっているが、その向こうには何か人のようなものが浮かんでいるのが目に見えた。
「まさか、ここは」
春香は息をのんだ。ここはバイオプラント。人造リンカー、もしくはリンカー兵たちを製造する工場だ。やっとリンカーたちはがんの巣を見つけたのだ。
だが、無情にも響き渡ったのは、施設を爆破するというアナウンス。そして背後の扉が閉まる音。
最後に、湧き出す化物達の、血に飢えた咆哮。
このぐちゃぐちゃにかき回された箱庭で、君たちは勝ち取るべきは、生存か。救済か。それとも。
●状況説明。
このフロアはざっと500M×500Mのフロアで、等間隔に50のフラスコが配置されています。
さらに北側に大きな通路。南側に、小さい皆さんが入ってきた通路、そして地上に出る階段が存在しており、脱出はここから行うことになるでしょう。
ただし、脱出口は最初はAGWの原材料にも使われるような鉄板で覆われています。
火力が1000くらいあれば一撃で吹き飛ばすことができる鉄板です。
では内部状況について詳しくお話ししましょう。
そのフラスコ内には少年少女たちが浮かべられています。
この少年少女たちはフラスコ外に出ても死にはしません。
ただ衰弱しているので、脱出するには介護が必要となるでしょう。
子供たちの体格は120センチから160センチとまちまちです。
さらに、このフロアの北側、大きな通路からはどんどん従魔が追加されて出てきます。
この奥にさらに300メートル四方の空間があり、そこにある卵から次々と孵るためです。
生まれたてであっても従魔です。気を付けてください。
そのフロアの片隅に小さな扉があり、その向こうが管理室です。ここに爆弾が仕掛けられており、爆弾を解体できれば、施設爆破は防がれることでしょう。
しかし爆弾は学校にあるような縦長のロッカーケース大の大きさで。
センサーが三つ仕掛けられています。
水銀による動体感知センサー、紫外線に反応する光感知の仕掛け。さらにダミーコードがいくつもあり、間違ったコードを切ると爆発です。
正直、解体の難易度は高いと思います。
さらに今回は天井に存在する排気口、通風孔、などから従魔が飛び出てくる可能性もあります。
● 登場する従魔について。
登場する従魔は三種類です。それぞれ行動パターンに違いがありますので気を付けてください。
またBDからもたらされた情報の中に、商品ラインナップがあり、今回の従魔はその情報に合致します。なので詳細な情報が手に入っています。
小鬼型従魔
体長120センチ程度の観にくい外見の従魔です。
何より優先して弱いものを狙います。なので今回はフラスコを積極的に破壊して、少年少女たちを殺害しようとします。
攻撃方法は鋭い爪による攻撃、機動力がやや高めな程度で、直接戦闘で脅威になることはないでしょう。
小鬼型従魔は2ラウンドに1回。3体追加されます。
獣型従魔
四足歩行で、銀色の体毛に覆われた、角を持つ従魔です。
その最大の脅威は突進攻撃で、この突進攻撃は一度受けると、装備の防御力をダウンさせる効果を持ちます。
ただし、対象より1SQ以上離れている必要があり、さらに距離が離れている対象にほど効果を大きく発揮します。
優先的に霊力反応の強い物を狙います。
1ラウンドに1体追加されます。
バブルヘッド型従魔
身長200センチ程度の従魔です、細身の体ですが、頭が風船のように大きく膨らんでいるので通風孔など通ることができません。
この従魔は攻撃方法こそ掴みかかるのみで、拘束能力しか持ちませんが、絶命直後頭を破裂させ、周囲にダメージを与えます。
飛距離は5SQ程度の威力が高く、それ以上の飛距離飛びますが、威力はかなり低くなる様子。
至近距離で爆破されると少年少女たちが死んでしまうほどの威力を叩きだします。
3ラウンドに1回、3体追加されます。
解説
目標 子供たちの避難か
従魔全員の掃討か
施設爆破物の解体 のどれか
このミッションでは子供たちの命をなるべく救う必要があります。
このミッションの成功度は避難できた子供たちの割合に比例し。
爆発に巻き込まれると重体確定です。
このミッションは子供たちの無事が確定できればいいので。従魔を全員倒してからゆっくり避難しても、爆破物を解体してからゆっくり処理してもいいので、クリアパターンがいくつか存在します。
さらに、今回リンカーたちだけでは少々きついことでしょう、使えるものはすべて使った方が得だと思います。
爆発までのカウントダウンは不明ですが。管理室まで行き、実際に爆弾を解体する段階ではわかる事でしょう。
今回はDシリーズ大詰めとなるシナリオです。電撃作戦と、追撃の条件を同時に満たしたので、今日か明日に追撃の任務が公開されることになります。
電撃作戦も追撃も、募集人数が少ないのでどちらに入るべきか、悩んでみるのも楽しいかと思います。
マスターより
こんにちは、鳴海でございます、Dシリーズもそろそろ終わりかなぁと思われる今日この頃。
Dの研究施設の襲撃です、あちら側もジョーカーを切ってきているわけですから皆さんに一撃加えたいところでしょう。
今回のシナリオには様々な展開が考えられます。直接DDやADと相対する機会もあるかもしれません。それではよろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2018/01/25 12:50
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【相談卓】研究所から脱出せよ!
最終発言2018/01/17 07:31:40 -
【質問卓】なぜなにハルカさん
最終発言2018/01/13 20:26:35 -
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最終発言2018/01/13 21:52:40