本部
【ドミネーター】処刑場攻略
- 形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 6人 / 4~6人
- 英雄
- 6人 / 0~6人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/10/21 19:00
- 完成予定
- 2017/10/30 19:00
掲示板
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処刑場制圧
最終発言2017/10/21 03:11:12 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/10/19 21:48:53
オープニング
このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●
最後のミッションだ。この攻略をクリアすれば、ひとまずドミネーターの動きを大幅に止めることができるだろう。だがその分、少しだけ危険が伴う。処刑場ということは、ひとたび捕まってしまえばその場ですぐ処刑ができるからだ。
敵地に入ったら一秒も油断ができない。
――第三弾の調
処刑場は二階建てで横に広がっている。煉瓦造りの施設は出入り口が二つある。一つは一階の玄関からと、屋上だ。
施設には窓が一切なく、内部の情報を窺うことはできなかった。だが、処刑場も定点カメラで様子を見ていたところ、毎日のように誰かが処刑されていることが分かった。被害者は主にドミネーターの隊員だろうか。
フランメスが出入りしていることが分かった。大体三時間程居座ってから、車でまた別の場所へと移動している。
また、カナピルという男が常駐している。カナピルとは以前H.O.P.Eに捕えられていたヴィラン。恐らく、彼が処刑人だと思われる。
一般隊員の出入りは少なく、想定する限りで三、四人だろうか。
坂山はナタリアが監視されている独房に出向いた。彼女はチャールズ、という名前で自分を覆い隠していたが最近の調査で名前がナタリアなのだと判明したのだ。
警備員のフォルトは職務復活までしばらく時間がかかるみたいで、生真面目な守衛に面会をお願いして面会室に案内してもらった。
「気の毒、だったわね」
ナタリアは故郷が殺されていた。その時、親愛なる家族も失ってしまった。
「覚悟は出来た。もう大丈夫だ」
何日か経って、落ち込んだ彼女の心は元通りに戻っていた。
「今日は処刑場の攻略なの、これで最後ね。……何か、私達に教えたいこととかないかと思って」
「申し訳ないと思うが、私は処刑場に足を運んだことはない。あそこはフランメスや、他の気違い達が処刑ショーを見るためだけの場所だ。私には合わない」
処刑ショー。煉瓦造りの中では何が行われているのだろう。想像ができないし、したいとも思えなかった。人間の醜さだけが詰まっているのだろう。
「坂山、お願いがある」
平坦な声音だが、重みを含んだ心情でナタリアは言った。
「私が言っていいことなのか分からないが、ドミネーターが崩壊したらでいい、私をここから解放してくれないか。……分かってる、私が口にするのは正しくないとわかっている。私の願いは一つなんだ。私の親友と一緒に、生活したい。頼む」
一言一句に願いが込められていた。坂山は頷いて、ナタリアの手を取ってやりたいとさえ思えた。透明な板が邪魔して届かないが。
「ドミネーターの事件が解決したら、上層部にかけあってみるわ。ナタリアは、好きでリーダーをしていたんじゃないのよね。その証拠さえ見つかれば解放できるかも」
「そう、なのか?」
「ええ。でもどんな証拠が必要なのか分からない……。でも、何とかするわ」
独房での孤独な生活は、どんなに表面を取り繕っても人の心を摩耗させていくのだろう。フォルトや今の守衛が孤独を紛らわせてくれているが、何かが足りないのだ。
人の直接的な温もりだ。手を繋いだり、ハグをしたり。
「それともう一つ……。また、あのクッキーを持ってきてくれないか」
聞けば、つい最近リンカーがクッキーを持ってきてくれたのだそうだ。それが気に入って、また持ってきてほしいと。
解説
※以下はすべてPL情報です。
●目的
制圧
●処刑場
二階建てになっており、一階が処刑。二階が拷問部屋になってる。拷問とは名前ばかりで、ここに連れて来られる隊員はほぼ死亡している。
一階、二階どちらも構造は同じ。狭く湿り気のある廊下を直線的に進んでいく左右の壁に部屋があり、一つ一つが処刑室になっている。様々な種類の処刑道具が用意されており、古今東西で使われてきた方法が駆使される他ドミネーターが生み出した処刑も存在する。二階の拷問も同じく。
処刑、拷問部屋の他には電気制御室、寮が一個ずつあり、寮には処刑人カナピルがいる。
●カナピル
鉈、斧、大剣、ピストル全ての武器を腰に担いで頭に包帯を巻きつけた男。ドミネーター以外の人間、リンカーに対して強い恨みを持っており、話は聞こうとしない。
傷だらけの肉体は頑丈になっており、身長は二メートルにも及ぶ。彼は麻薬や肉体改造の薬を使って幾重にもトレーニングを重ね、通常じゃ考えられない体力を持っている。
相手を処刑する事しか考えず、リンカーの機動力を落とし処刑室に連れていき処刑する。それが彼の戦い方となる。
「……お前達を殺さないと、気が済まない」
●一般隊員
威力の高いピストルが武器で、リンカーの捕獲を狙う。
●フランメス
フランメスが処刑場に来るか来ないかは不明。
もし訪れた場合、彼は処刑ショーを楽しみにしているので、リンカーの捕縛に積極的に協力するだろう。
マスターより
※当MSはアドリヴ成分が多めです。
処刑を無くすか無くさないか、という問題をよく目にします。この難しい問題に私は自信を持って答えられませんが、無くさない方がいいと思いました。
処刑という残虐なシステムがあるからこそ犯罪の抑止力にならないかなと……。安直な考えだと思いますが。処刑以外に犯罪の抑止力になるような物があれば良いのですが。
そういえば以前テレビで、海外なのですが将来的に犯罪者になりそうな子供を刑務所に入れて、その厳しさを身で学んで貰うシステムがありました。それが抑止力になるのかな……。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2017/10/28 20:09
参加者
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処刑場制圧
最終発言2017/10/21 03:11:12 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/10/19 21:48:53