本部
白亜の虚像~白い器の黒い夢~
- 形態
- シリーズ(続編)
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
- 1,300
- 参加人数
-
- 能力者
- 7人 / 4~8人
- 英雄
- 7人 / 0~8人
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/10/22 15:00
- 完成予定
- 2017/10/31 15:00
掲示板
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【相談】最終決戦
最終発言2017/10/22 12:43:04 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/10/22 13:06:35
オープニング
●それはいつかの記憶
白亜の少女……否、少女に見える『それ』は夢を見た。その夢は確かにあった、でも思い出せないいつかの記憶。
少女は弱くて、貧しかった。自身の弱さを嘆き続けた少女は『力が欲しい』と願った。その願いはかなったけれど、それでもやっぱり貧しくて。少女はやむを得ず犯罪に手を染める。そして彼女は貧しさから抜け出した……。
でも、今度は『力を持っている』故に少女は疎まれ、迫害された。少女は何故かと問う。何故、力を持ってはいけないのか。何故、弱いままで、貧しいままでいなくてはいけないのかと。その問いに答える者は誰もいなかった……故に少女は『力』と相談して結論を出す。彼らは自分達が弱いから、少女1人がそこから抜け出すのが面白くないのだ。1人じゃ弱いから、みんな束になって自分達をいじめるのだ。ならば……『いじめられない、誰にも文句を言われないだけの力を付ければいい』。
そうして、彼女と『力』は更なる力を求めて暴走を始めた。その執着が人としての形を保てなくなり、やがて少女と『力』を一体化させても、元の姿も色もわからなくなり、白い異形になっても、そのうち力を求めた理由すら忘れてしまっても力を求め続けた……それは白亜の虚像が見た夢……白い器の、黒い夢。
●発見された女王
先の事件から数日。ついに、アムリタ達から白い従魔が向かった『女王』の潜伏先がわかったとの知らせが入った。
「潜伏場所は地中海のとある無人島、その中心にある洞窟だ」
なお、戦闘は専門外である彼らは今回は同行しない。その代わり、現状についてはHOPEの調査メンバーと共に詳細に調べ上げてくれていた。
「不幸中の幸い、と言うべきか。従魔を統率する『女王』はケントゥリオ級だが、配下にまではライヴスが回らなかったのか数は女王を含めて10体、女王以外は全てミーレス級だ」
『ミーレス級は先の戦いでも戦った『ホワイトインジェクス』が各種3体ずつ。女王も、討伐に当たって識別コードが与えられることになり名前は『ホワイトスキュラ』だそうだ』
スキュラは上半身は女性、下半身は6頭の獣になっていると言われる空想上の怪物だ。皮肉にも、どこか的を得ているようにも感じられるネーミングだ。
「ホワイトインジェクスは体にある注射器のみが攻撃手段で大した事は無いが『ホワイトスキュラ』だけは別格だ。魔法防御を中心にバランスが取れた高い能力を持っているようだ」
攻撃手段としてはインジェクスたち同様の近接対象の注射器触手によるHP吸収に加えて、近接から中距離までをカバーする毒針。遠距離には直接的な攻撃力こそないものの霧状の煙幕を吹き付けてくる。だが、最も注意したいのは近距離だ。体にある何本もの触手による拘束。これは吸収や毒針を使う上での不自由がない形で自由を奪ってくるため、身動きが取れない状態でインジェクスやスキュラの攻撃を受ける可能性がある。
「幸い、範囲攻撃となるのは煙幕程度のようだが万一仕留め損ねればそんな死角もカバーする形で成長するだろうことは想像に難くない、今のうちに叩くべきだ」
放っておくと際限なく成長を続ける白い従魔の女王……それを止められるのは君達だけだとエージェント達は告げられる。きっかけはほんの小さな従魔だが、そこから始まった大きな危機は目の前に迫っている……!!
解説
地中海の洞窟に赴き、白い従魔の女王『ホワイトスキュラ』を撃破することが目的です。部下である『ホワイトインジェクス』は全滅の必要はありませんが可能な限り叩いた方がよいでしょう。
『ホワイトスキュラ』は一定のダメージに加えエージェント側の損耗いかんによっては『ホワイトインジェクス』を盾に撤退を図ります。(『ホワイトインジェクス』はどれだけダメージを負っても『ホワイトスキュラ』が倒されない限り撤退しません)
ホワイトインジェクスは魔法防御高めの人魚型、バランス型のイカ男型、物理防御高めの半魚人型の3タイプが各3体です。
ホワイトスキュラの攻撃は以下の通り
・触手拘束 近接距離の相手を触手で絡めとり、拘束します。バッドステータス『拘束』を受けます。
・吸収触手 近接距離の相手に触手を突き刺し、HPを吸収します。
・毒針 口から毒針を吹き出します。射程は10mと意外と長く、中確率でバッドステータス減退(2)を受けます。
・煙幕 30mまでカバーする煙幕を吹き付けます。ダメージはありませんが、バッドステータス『衝撃』の効果があります。
マスターより
白い虚像シリーズ最終決戦です。皆様の活躍により、本体は十分な強さを得ていますが部下が弱体化しており取り巻きは大したことはありません。しかし、数が多いので参加人数が少し多めになっています。ここまで来ると小細工はないので(ただし、撤退を許してしまうとホワイトスキュラはさらに強力になります)しっかり作戦を練ってぶつかってきてください。皆様のプレイングをお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2017/10/29 18:42
参加者
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【相談】最終決戦
最終発言2017/10/22 12:43:04 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/10/22 13:06:35