本部
【ドミネーター】船上攻略
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 6人 / 4~6人
- 英雄
- 6人 / 0~6人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/10/17 15:00
- 完成予定
- 2017/10/26 15:00
掲示板
-
偽装豪華客船を制圧せよ!
最終発言2017/10/17 02:40:43 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/10/14 15:32:35
オープニング
●
チャールズから仕入れた情報を元にドミネーターに対する反撃が今日から十四日にかけて行われる。第一作戦として、今日は豪華客船の攻略だった。
既にリベレーターの隊員、リンカーを歓迎する準備を終えていた坂山は、手持ちにある資料を何度も見返していた。資料はクォーターが調査してくれた内容が事細かに記されている。資料も彼が作ってくれたのだった。
――第一弾の調。
豪華客船は長崎から日本海へ出て、サハリン島に到着する。期間は三日間。
船は三階層であり、見た目は豪華客船と大差ない。夜になるとパーティクルな光が内部から漏れている。
内部潜入の方法としては奴隷になるか、奴隷売買人として潜入するのが最も効果的。ヘリコプター、小型ボートから飛び移ることも可能だが、四六時中外に見張りがいるため難しい。狙撃や、迅速な行動により可能か?
船首、船尾にはそれぞれ三人、船橋には二人の重装兵が確認できた。(出航時の状況。以降の継続的な追跡は危険なため断念)サハリン島到着の際、同じ陣形で警戒していた。
愚神、ジェシーの姿を確認。出航時奴隷を一人一人選別している。恐らく、買値のつかない奴隷を弾いている。体に傷があったり、あまりにも手入れのない奴隷が基準なのだろう。遠方からの確認のためジェシーの言葉は聞き取れなかったが、ほとんどの奴隷は通されていた。
サハリン島に到着してからはドミネーターの隊員と思われる人物が貨物列車を使って奴隷達を運ぶ。どこに運ばれたのか、追跡を試みたが痕跡は見つからず……。
中にいるドミネーターの隊員は一般隊員二十名で軽武装が十五人、重武装四人、総隊長一人。チャールズ証言によるもの。隊員の数よりも奴隷売買人、奴隷の人数の方が圧倒的に多い。
アーガルズという組織、もしくは人物が船の所有者。
資料には船の写真、想定される見取り図も載っていた。出航時刻は十四時二十分。乗客は早ければ十二時にはもう船乗り場に着いていたという。船が到着する時刻は十四時丁度。二十分かけて奴隷の選別が行われる。
「仕方ないけど、内部情報が不明なのは物足りないわよね」
「調査が向こうに知られれば反撃のチャンスは無くなる。纏めてくれた情報が分かっただけでも好都合だろう」
スチャースは坂山の膝上に乗って一緒に資料を見ていた。
「そうだけどね。一年もオペレーターやってると、未知っていうことの危険性が分かってくるのよ。皆に不安な思いをさせなくちゃいけないし。中身のことよくわかんないけど頑張ってきてって送り出すのも、無責任過ぎないかしら」
「こう考えるといい。今回の依頼、リンカーの任務は調査と攻略だ。攻略だけなら確かに情報不足だろうが、調査も兼ねれば不自然ではないし、そもそも今回の作戦はそういう予定だったのではないか?」
「ううん。私は事前の下調べをしっかりしてから送り出そうと思ってたから」
「基本的に考えてみろ坂山。今回の任務は敵地に出向くんだ。敵は隠れんぼのプロだ。どんなに手の込んだ予習をしても必要最低限の情報しかくれないだろう。それに今回は足を見せないという条件もある」
机に肘をついて、スチャースの正しさを受け止める。
「坂山、私は君がリンカーを信頼していないとは思っていない。心配性は不信感ではなく、坂山自身の性格から来るのだろう。様々な任務をこなしてきたリンカーだ。必ず任務を遂行すると私は想像している」
気がづけば自分が過保護になっていることに坂山は、初めて気付かされた。度を弁えない保護は不信感と同じ……か。もっと信じてくださいとリンカーに言われたばかりだ。
「ありがとうスチャース、ちょっとは気楽になったわ」
後はリンカーを待って口頭で作戦を話した後、手持ちの資料をそれぞれの端末に送るだけだ。
解説
※以下は全てPL情報となります。
●目的
制圧
●奴隷について
男性、女性共に十歳以上、二十歳未満が条件。体に傷、刺青も不可。どちらも用途はドミネーターの隊員候補になる。雑用か、使えれば兵士。ただ奴隷の中にリンカーはいないため、彼らを扱うフランメスは道具としか見ていない。人種はアジア人、ヨーロッパ人と多種多様。
救助を求める声もあるが、諦観している奴隷も多い。基本的に奴隷の帰る場所は無い。家族を殺されたり、家族に売られたり、元々家のない子供が攫われるケースが多い。
奴隷売買人はドミネーターとは一切関係なく、金儲けのために来ているに過ぎない。
●隊員達
・軽装兵
彼らの基本的な武器はアサルトライフル、もしくは剣。
時折奴隷にちょっかいを出すが、体に傷をつける真似はしない。体に傷をつけなければ何をしても問われないが、男兵士が女性の奴隷に卑しい真似をしようものなら愚神、ジェシーの怒りを買うことは全員知っているため、限度を越えた行動はしないだろう。
・重装兵
武器は両手に控えているレーザー銃と防御力を大幅に増強させる合金のアーマー。更に全員にジェット機があり、鈍い動きというデメリットを完全に無くしている。顔には赤外線のマスクを装着しており、隠れてもすぐに見つける能力を秘めている他、心臓の鼓動を数値化する機能もある。相手が緊張状態か平常心か、すぐに分かるだろう。
・総隊長
メッツェルダーという名前の男性兵士。民間テロ組織だったが英雄と契約し、以降は金目的でドミネーターと手を組む。
背中に背負う刃のブーメランと嵌めているグローブが武器。グローブの指先からは針が出ており、刺されると様々な状態異常が付与される。指によって状態異常は異なる。
●ジェシー
船の中に夥しい数の罠を設置している。罠は種類によって異なるが、全てが拘束系。捕まれば瞬時にジェシーに知られ、好きなように弄ばれるだろう。
マスターより
※当MSはアドリヴ成分が多めです。
反撃の狼煙ですよー!
今回はその一つ目です。12日、14日に残り2つの攻略をしていきます。この攻略が終わったら、ドミネーターシリーズも終盤に入ってくると思います。思い返せばもう一年です。
個人的に、深く思い入れのある組織なので、しっかりとその役目を記していきたいと考えています。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2017/10/22 20:25
参加者
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偽装豪華客船を制圧せよ!
最終発言2017/10/17 02:40:43 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/10/14 15:32:35