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【森蝕】連動シナリオ

調査

【森蝕】ラグナロクのならず者

影絵 企我

形態
ショート
難易度
普通
参加費
1,000
参加人数
能力者
6人 / 4~6人
英雄
6人 / 0~6人
報酬
普通
相談期間
5日
締切
2017/10/02 22:00
完成予定
2017/10/11 22:00

掲示板

オープニング

●これまでのあらすじ
 エネミーの妨害行動によって一切の支援を断たれたギアナ支部。疲弊しきった支部職員達をどうにか救出した君達は、その足でたびたびちらつくラグナロクの存在を追って密林へと足を踏み入れた。そうして出会ったのはラグナロクの幹部、フレイとフレイヤ。アマゾンで起きる異変の根っこにはラグナロクの存在があると思って間違い無いだろう。そう確信を君達が深めた矢先、何とバルドルの方から直接H.O.P.E.へと接触してきた。目的は『対話』。
 何があるか分かったものではない。しかし、バルドルからラグナロクにおける現況を探るチャンスでもある。君達はH.O.P.E.の使者として、あるいはその護衛として指定された会見場へと向かって出立する。

 そこで待ち受けていたものとは……

●Thor the Tyrant
 護衛役の君達は、会見場である薔薇園へと仲間達を送り出す。会見の前に、護衛の一部は薔薇園のすぐ外にて待機という手筈になったのだ。薔薇園へと続く通路の両脇には、丁寧な事に待機用の椅子まで用意されている。その見た目は何処か戦陣での会見を偲ばせる。
「よう。お前らがH.O.P.E.側の護衛を任されたリンカーどもか? ご苦労様だ。うちの頭領が迷惑かけるぜ」
 既に片一方の椅子にどっかりと腰を下ろし、腕組みをしてにやにやと君達を見上げる男が一人。彼こそがラグナロクのナンバー2、トールであった。二人の女を傍らに伴った彼は、手を伸ばして向かい合う席を指差す。
「ほら。まあ座っとけや。いつまで話し合い続くか分からないんだ。ずっと立ちっぱなしじゃ疲れるだろ。……それにここは座って構えるのが礼儀ってもんだぜ?」
 よりにもよって敵の幹部に指図されるのも納得のいかない話だったが、ここで怒ってトールを刺しに行ったら今後どうなるか分かったものではない。君達はひとまず堪え、黙って椅子に座る。当然、正面には勝ち誇ったような笑みをいつまでも浮かべるトール。苛立ち睨み返したり、視線が気になり目を逸らしたり、ともかくそれぞれ何か反応したい気分に刈られる事だろう。そんな君達を見つめ、トールはふと呟く。
「虫けら、野ネズミ、麦の若芽……」
 いきなり放たれた言葉に、真意も分からず君達はトールを凝視するかもしれない。そんな君達に対してトールはやはり笑みを広げるのだった。
「いやいや。お前らの哀れで軟弱な有様を見てたら、ふと何に喩えるべきか気になっちまってな。悪い悪い。俺はどうにも口に出して物を考えちまう性分らしい」
 そんな性分はどうでもいい。トールは出会い頭に挑発をかましてきたのだ。君達の中には腹が立ったものもいるだろう。トールの右隣を固める、プラチナブロンドの美女――レスクヴァはさらに居丈高な態度で言い放つ。
「有難く思うがいい。取るに足らない存在である貴様らを、偉大なるバルドル猊下はお救いなさろうとしているのだ。頭を垂れ、速やかに忠誠を誓え」
「お待ちください。……いきなり忠誠を強いるのは暴君の振る舞いです。全てを語り合い、全てを識った上で皆様には我らの下に集って頂くべきです。それがバルドル猊下の目指す、終末の果ての新世界なのですから」
 左隣の少女――シアルヴィはレスクヴァをさっと諫める。筋骨隆々のトールとグラマラスなレスクヴァと並ぶ彼女は、ちょっと殴ると折れそうな、そんな儚さを湛えている。しかし言っている事は同じだ。要はラグナロクに従えという事である。トールはそんな彼女達の肩を軽く叩くと、歯を剥き出し、目元を歪めて君達を見据える。
「まあ、そういう事だ。言っておくが従うなら今のうちだと思うぜ? 逆立ちしたってお前らが俺達に勝つことは出来ないんだ。アイツも鷹揚っぽく構えてるがすーぐキレっからな。しかもねちっこくていつまでも同じことで責めてきやがる。アイツを怒らせる前に足の甲にキスでも、五体投地でも土下座でもしとけ。いや……」

 一寸考え込んだトールは、得意満面に言い放つ。

「Kiss his ass. そうだ。それがお前らには御似合いだ」

 それを聞いた君達は――

解説

メイン トールと接触する
サブ1 トールの戦闘ステータスを調べる
サブ2 ラグナロクに関する情報をトールからそれとなく聞き出す
(サブはどちらか一方のみ達成すればOK)

BOSS
トール
●概要 バルドルの護衛としてやってきた傲慢極まるならず者。廊下を挟んで煽ってきた。
●種別 愚神?
●脅威度 ケントゥリオ級?
●ステータス 物理を中心に高め? 詳細は不明
●スキル(PL情報、今回使用するスキルのみ)
・トールハンマー
 ライヴスブローの極限強化版。周囲を纏めて雷でぶっ飛ばす。[範囲攻撃。防御した相手に対し威力増]
●性向(PL情報、特に[]内に注意)
・唯我独尊
 自分が絶対無敵最強と信じて疑わない。[決して激昂しない。挑発に乗る事はあっても乗せられることは無い]
・戦術家
 三度の飯より戦好き。脳内シミュを付け合わせにパン一斤食える。[戦いに関する話が大好き]
・孤高
 強者はただ弱者を叩き潰すのみ。救済など必要ない。[バルドルその他を内心馬鹿にしている]

ENEMY
ヴァルキュリア「シアルヴィ&レスクヴァ」
●概要 トールの従者。ロリっぽいシアルヴィとナイスバディのレスクヴァ。(シアルヴィは何処か変だが)
●種別 多分従魔
●脅威度 デクリオ級
●ステータス 不明
●スキル
・今回は使用しない
●性向
・狂信プログラム
 ラグナロクが絶対。何かとラグナロクへの入信を勧めてくる。[対話不可能。彼らの言葉はただのノイズ]

状況
・会見場前の待機場所にいる。
・トール達とは互いの席を挟んで10mもない距離で向かい合っている。
・トールは素手で構えている。どうせどこかに武器は隠し持っているだろうが。

マスターより

Tips(PL情報)
・トールが喧嘩を望んでいるのは明々白々だが、彼から戦いを仕掛けてくることは決してない。
・戦いを挑む場合は素手が望ましい。武器を取って会見を荒らすと今後ラグナロクの攻勢が激化する恐れがある。
・会話で情報を引き出す場合は、口頭の模擬戦などを仕掛けてやると多少口が柔らかくなるかもしれない。
・会話で得られる情報は、トールのスタンス、ラグナロクが現在どのような集団となっているか、など。
・トールが最後に放った一言は壮絶な侮辱。穏便に訳せば「媚びへつらえ」だが……?

影絵企我です。トール登場です! テーブルの下で足を蹴り合うが如くのシナリオです。テーブルの上でも殴り合う場合は注意! 以上!

リプレイ公開中 納品日時 2017/10/10 13:29

参加者

  • 深森の歌姫
    イリス・レイバルドaa0124
    人間|6才|女性|攻撃
  • 深森の聖霊
    アイリスaa0124hero001
    英雄|8才|女性|ブレ
  • 愚神を追う者
    石井 菊次郎aa0866
    人間|25才|男性|命中
  • パスファインダー
    テミスaa0866hero001
    英雄|18才|女性|ソフィ
  • 永遠に共に
    月鏡 由利菜aa0873
    人間|18才|女性|攻撃
  • 永遠に共に
    リーヴスラシルaa0873hero001
    英雄|24才|女性|ブレ
  • 神月の智将
    ハーメルaa0958
    人間|16才|男性|防御
  • 一人の為の英雄
    墓守aa0958hero001
    英雄|19才|女性|シャド
  • 救いの光
    シェオル・アディシェスaa4057
    獣人|14才|女性|生命
  • 救いの闇
    ゲヘナaa4057hero001
    英雄|25才|?|バト
  • Be the Hope
    杏子aa4344
    人間|64才|女性|生命
  • トラペゾヘドロン
    テトラaa4344hero001
    英雄|10才|?|カオ

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